nonoこの記事では、エルメス（HERMÈS）から発表された、2023年秋冬のメンズコレクションをご紹介いたします！
精巧なつくりのベーシックなアイテムを軸に、さまざまな多彩なアイテムが登場。まったく違う相反する素材やスタイルを組み合わせ、新たなバランスの装いを提案しました。今年の秋冬は、エルメスの先進的なファッションに身を包んでみてはいかがでしょうか。クリエイティブ・ディレクターのヴェロニク・ニシャニアン氏が生み出した最高峰のコレクションを、ぜひこの機会にチェックしてみてください！
エルメスの2023年秋冬メンズコレクションをご紹介
エルメスは、2023年1月21日（フランス現地時間）、パリ７区にあるユネスコ本部で2023年秋冬のメンズコレクションを発表しました。35年以上にわたってエルメスのクリエイティブ・ディレクターを務めるヴェロニク・ニシャニアン氏は、これまでのエルメスの男性像を踏まえつつ、新しく時代に合ったコレクションを生み出しました。
やさしい手触りのカシミアや、秋冬定番の素材のフランネルに加え、張りのあるテキスタイルやレザーなど、さまざまな素材やアイテムを採用しながら「ソフトでありつつも、ハードさを兼ね備えている」という、相反する要素を組み合わせた自由なスタイルを披露しました。
テーラードジャケットや、トレンチコート、レザーブルゾンや、キルティングコートなど、かっちりとした端正な仕上がりのウェアからカジュアルなアイテムまで、どことなく遊び心をプラスさせたデザインが施されているのが印象的です。
こちらのグレーで仕立てられたレザーオーバーコートには、「ファイヤーマンバックル」と呼ばれる消防士が身に着けるコートに付いている留め具が添えられています。
また、ブラックでシックに仕立てられたテーラードジャケットには、大胆にレザーのパネルをあしらいました。スーツのボトムスは、ゆとりのあるシルエットで豪華な印象を加え、シャツとハイネックを組み合わせたり、ネックレスやラペルピンなどアクセサリーで飾ることで、格式張らない自由なスタイルを表現しました。
一方、キルティングのアウターや中綿コート、ニットのカーディガンなどカジュアルなアイテムは、タイトなシルエットによって洗練されたデザインに仕上げられています。
また、職人の技が光るパッチワークや編み込みを施したレザーのブルゾンやニットのカーディガンが登場し、より多彩な表情のアイテムへと仕上がりました。抽象的なステッチの飾りは、クラフトらしい手触りを表現し、アイコニックな「カレ」を幾何学的な模様や花などで再現しました。細部にまでこだわり抜いた、精巧に施された装飾にも注目してみてください！
こちらのブラックカラーで仕立てられたカーディガンには、Vネックや肩から切り込んでいくようなレイアウトでスカーフ生地をあしらいました。シックな印象のアイテムに、華やかな生地を組み合わせ、異なるエッセンスの融合を楽しみ、生き生きとした自由なスタイルに仕上がりました。
エルメスについて
1837年にフランスで設立された高級品メーカーの「エルメス（HERMÈS）」。当初は、馬具工房として始められました。
現在は、ラグジュアリーブランドとしてジュエリーをはじめ、バッグなどのレザーアクセサリー、メンズ・レディースウェア、時計、フレグランスなど幅広いアイテムを展開しています。
エルメスのロゴには、創業当初の馬具工房に由来するデュック（四輪馬車）とタイガー（従者）が描かれています。そこには、主人（馬車に乗る人）が描かれておらず、その理由は「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味が込められているためといわれています。
まとめ
この記事では、エルメス（HERMÈS）の2023年秋冬のメンズコレクションをご紹介しました！ベーシックなアイテムを軸に、装飾やシルエットで斬新で遊び心をプラスした、新たなバランスのコレクションが登場しました。今年の秋冬は、ヴェロニク・ニシャニアン氏が生み出したエルメスの先進的なファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひこの機会にチェックしてみてください！
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image source：fashion-press.net
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