伝統的なものづくりと最新の技術をミックスしたコレクションを展開するファッションブランド ビズビム(visvim)が手掛ける雑誌、Subsequence(サブシークエンス)の最新号となる第5号が2022年7月に発売されました。
Subsequenceは世界中の工芸や文化に関する様々な事柄を取り上げる大判のクラフトマガシンです。
日本のみならず世界各国で発売され高い評価を得ていて、最新号の刊行に合わせて様々な場所で開催されるイベントにも注目です。
この記事ではビズビムが発行する雑誌Subsequenceと、2022年12月に広島で開催されたイベント「Subsequence SALON Vol.2 My Archive」についてご紹介しています。
ビズビムが手掛けるマガジン「Subsequence」とは?
サブシークエンス(Subsequence) は、ビズビムを運営する株式会社キュビズムが刊行するクラフトマガシンです。
一目見て驚くのが260mm×372mmの大判サイズ!糸綴じされた150ページ超という圧巻のボリュームです。
2019年3月1日に創刊されたSubsequenceは3,800円、現在は4,620円と雑誌としては高めの価格で販売されていますが、手縫いによる製本や充実のコンテンツは価格以上の価値が感じられます。
Subsequenceでは「Small Talk(おしゃべり)」や「Body Presence(身体性)」など毎号異なるテーマを設定。
世代や性別、人種、 国籍に関係なく世界中の文化や工芸に関する様々な事柄を紹介しています。
国内外の方がスタッフとして編集・制作に参加することで1冊の本に仕上げる実験的なプロジェクトでもあり、日本だけでなくアメリカやヨーロッパなど世界各国のビズビム直営店とセレクトショップ、公式オンランストアで販売されています。
毎号表紙に刻まれる「Arts & Crafts for the Age of Eclectic(折衷的な時代のアーツ&クラフツ)」の一文には、世界中の文化や人それぞれが持つ個性がミックスされた面白さをSubsequenceで表現したい、という想いが込められています。
素材へのこだわりが強いことでも知られ、日本の着物や世界各国の民族衣装など伝統的なものづくりとテクノロジーを組み合わせてアイテム作りを行うビズビムらしいプロジェクトとなっています。
ビズビム「Subsequence SALON Vol.2 My Archive」について
2022年12月 Subsequence Vol.5の発売を記念したイベントが、Subsequenceを取扱うセレクトショップ「ref.」の展示スペース「ref.03」で開催されました。
開催されたのは厳選された古今東西のアート&クラフトの展示と販売を期間限定で行うイベント「Subsequence SALON」の第二回目となる「My Archive展」です。
My Archiveはビズビムの創業者である中村ヒロキ氏が雑誌で続けていた連載で、中村ヒロキ氏が魅力的と感じたアイテムについて語るという企画。Subsequenceの誕生へとつながった連載でもあります。
「My Archive展」では連載の中で紹介された様々な国や文化の作品の展示が行われた他、Subsequenceやこの展示のために制作したTシャツやバッグなどのオリジナルグッズが販売されました。
会期中に行われたトークイベントでは、ビズビムのクリエイティブディレクターであり発行人でもある中村ヒロキ氏と編集長を務める井出幸亮氏が出演し、Subsequence発行の経緯やMy Archiveの連載、さらに今後の展望などについても語りました。
会期:2022年12月17日(土)~12月31日(土)
(トークイベントは12月17日開催)
会場:「ref.03」
所在地:広島県広島市中区袋町8-18 2F
出演:中村ヒロキ(ビズビム クリエイティブディレクター / Subsequence発行人)、井出幸亮(Subsequence編集長)
まとめ
伝統的なものづくりと最新の技術をミックスしたコレクションを展開するファッションブランド ビズビム。
そんなビズビムが手掛けるクラフトマガシン Subsequenceは、中村ヒロキ氏をはじめ国内外のスタッフが参加し、世界中の工芸や文化に関する様々な事柄を取り上げるクリエイティブな雑誌です。
現在ビズビム直営店とセレクトショップ、ビズビム公式オンラインストアで販売されていますので、気になった方はぜひこの機会に手に取ってみてください!
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image source:visvim.tv,subsequence.tv