パタゴニアが1992年に販売を開始した「ダスパーカ」。今回はブランドの中でも特に保温性の優れたジャケット「ダスパーカ」と1993年から2004年までに販売された歴代モデルについて詳し解説させていただきます。
- パタゴニアのジャケット「ダスパーカ」のご紹介
- パタゴニアのジャケット「ダスパーカー」の歴代モデルのご紹介
- ダスパーカ ブライトブルー
- ダスパーカ ブライトパープル
- ダスパーカ コバルト×ブライトパープル
- ダスパーカ コバルト
- ダスパーカ コバルトブルー × ブライトパープル
- ダスパーカ フェニックスレッド
- ダスパーカ ブルーリボン
- ダスパーカ バターナッツ
- ダスパーカ アシッドグリーン
- ダスパーカ ポップオレンジ
- ダスパーカ ゲッコーグリーン
- ダスパーカ ホットラバ
- ダスパーカ スプラウト
- ダスパーカ オーラブルー・マンゴーオレンジ
- ダスパーカ マーズ アルファグリーン
- ダスパーカ ブライトグリーン
- ダスパーカ ブラック
- ダスパーカ ゴールデンパーム
- ダスパーカ バリブルー
- ダスパーカ マンゴー
- ダスパーカ ターコイズブルー
- ダスパーカ バイキングブルー
- ダスパーカ テンペスト
- ダスパーカ アーバーグリーン
- ダスパーカ ブルーリボン
- ダスパーカ クレーターブルー
- ダスパーカ ファイア
- ダスパーカ アクアブルー
- ダスパーカ CLOO(Cloudberry Orange)
- ダスパーカ ラゴムブルー
- ダスパーカ Black w/P6 Blue
- パタゴニアのジャケット「ダスパーカ」の歴代モデルの気になる買取価格は?
- まとめ
パタゴニアのジャケット「ダスパーカ」のご紹介

アメリカのアウトドアブランドのパタゴニア。環境に配慮したリサイクル素材の採用や活動を積極的に行なっており、世界中に愛用者がいます。
創業以来数多くの名作を生み出してきており、その1つが今回ご紹介する「ダスパーカ」です。
ダスパーカは1992年初めてリリースされました。登場以来、パタゴニアの化繊ハイロフトインサレーションジャケットの最上位モデルとして特に保温性に優れたアイテムとして愛されておりましたが、2016年に一度廃盤になっています。
モデル名のダス(DAS)は「Dead Air Space(断熱空気層)」の略称で、温かな空気を沢山閉じ込める事からこの名前が付けられています。
廃盤から4年後の2020年に4年ぶりに再販売され、旧モデルから更に改良が加えられています。新モデルの最大の特徴は大きな軽量化です。旧モデルと比べて20%もの軽量化に成功しています。
この軽量化に貢献したのが「クロスコアテクノロジー」という技術です。
断熱性の高いエアロゲルを中綿の繊維に混ぜ込む技術で、これにより中綿の量を減らしつつ高い保温性を実現しています。
またジャケットの中綿の量をポイント毎に調整する事で、特に保温が必要な場所の機能性も向上しています。ダスパーカは化繊タイプですので水濡れにも強く、冬場のアウトドアシーンで活躍してくれる1着です。
全体的にボリューム感のあるシルエットで、他のインナーと組み合わせる事でより高い保温性を実現してくれます。
細部の機能も充実しており、クライミング時の着用を考えてヘルメットの上から被れる大きなフードやダブルジッパーシステム、ドローコードのリリースボタン、内側のポケットなどが設計されています。ダスパーカはスタックサックも付属しておりますので、コンパクトに持ち運べるのも嬉しいポイントです。
LIFEではパタゴニアのダスパーカの最新モデルをはじめ、過去のモデルまで幅広く買取しておりますのでお気軽にご依頼下さい。
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パタゴニアのジャケット「ダスパーカー」の歴代モデルのご紹介

ダスパーカ ブライトブルー
92年製
1992年に登場したダスパーカー「DAS(Dead Air Space)」の初期モデル。高い保温性を目的に作られた化繊ハイロフトのパーカとしてクライマー/アルパイン層で支持され始めました。1992年の初期モデルのみ、フードが取り外し可能となっております。当時の販売価格は3〜6万円前後で、年々中古での流通数も少なくなってきていることもあり、美品のものは100万を超えることも。

ダスパーカ ブライトパープル
93年製
ダスパーカの歴代モデルでも特に人気が高いのが1993年製のブライトパープルモデルです。中古市場の出物はごく稀で非常に希少価値が高く、取引価格も高額です。1992年にも同色のダスパーカーは販売されておりましたが、質感の違いから圧倒的に93年製モデルが人気です。今後ますます取引相場が上昇し、目にする機会が少なくなる幻の1着です。

ダスパーカ コバルト×ブライトパープル
94年製
この頃、模倣品対策にてパタゴニアタグが「雪なしタグ」へと改変されました。95年モデルと比べると、タグが初期に変更となった時期と言うのもポイントが高くなっております。1994年製モデルも滅多に出回ることがなく、相場も上昇しております。

ダスパーカ コバルト
95年製
1995年製ダスパーカのコバルトカラーモデルです。1993年及び94年製のダスパーカ ブライトパープルカラーに次いで人気のモデルです。前記のモデルに比べると中古市場で見かける事は少なくありませんが、取引価格はかなり高額となっております。

ダスパーカ コバルトブルー × ブライトパープル
96年製
1995年製ダスパーカと同様のコバルトブルー × ブライトパープルモデル。コバルトブルー × ブライトパープルは、93年から96年製のみに生産されていたカラーです。96年製も同様な人気を持っているので、中古相場が安定しております。

ダスパーカ フェニックスレッド
97年製
今までブルー系がメインとなっておりましたが、97年に突如登場したのが赤一色のフェニックスレッドです。マイナーチェンジを繰り返しているダスパーカですが、この頃は袖口のパイピングも印象的な一着となっております。ヴィンテージパタゴニアの中でも根強い人気を持っております。

ダスパーカ ブルーリボン
98年製
1998年製のダスパーカのブルーリボンモデルです。表面が青色、裏面が赤色という配色でカラーリング的にも人気が高いです。こちらも比較的に中古市場では流通しておりますが、希少性も相まって高額で取引されています。

ダスパーカ バターナッツ
99年製
1999年製のダスパーカのバターナッツカラーです。鮮やかなカラーで人気のモデルです。ヴィンテージのダスパーカーの中でもそれなりに出物が多く、まだまだ入手できる機会は多いお品物です。

ダスパーカ アシッドグリーン
00年製
「ゲッコウグリーン」が有名なグリーンカラーですが、2000年に展開されたアシッドグリーンも希少性の高いモデルとなっております。その理由としては、ドラマ「漂流教室」にて窪塚洋介さんが着用しており、一躍注目度を高めたからです。今でもダスパーカの名作となっておりますので、中古相場が下がることがありません。

ダスパーカ ポップオレンジ
01年製
2002年に大幅なマイナーチェンジを行う前の製造モデル。テレビドラマで高橋一生さんが着用したことでもあり、爆発的な人気を集めたモデルでもあります。赤味がかかったオレンジカラーは、近年トレンドのビタミンカラーでもあり相場が上昇されているモデルです。

ダスパーカ ゲッコーグリーン
02年製
2002年製のダスパーカのゲッコーグリーンカラーです。2000年に入ってからリリースされたモデルの中では特に人気の高いモデルです。パタゴニアの人気が特に高まった2000年以降のモデルの為、流通量が多く現在でも中古市場で新品状態のお品物を見かける事も珍しくありません。

ダスパーカ ホットラバ
03年製
ヴィンテージ パタゴニア定番カラーとなっているホットラバ。ネーミングとオレンジカラーが人気となり、名作と謳われております。20年以上もの前のモデルと、汚れが目立つカラーでもあり、綺麗な状態は高額化されております。

ダスパーカ スプラウト
04年製
裏地がアシッドグリーンとなっている、バイカラーのモデルです。こちらも滅多に中古市場に出回らないモデルであり、同年に展開されたセイロンブルーと同様に2004年の人気カラーとなっております。

ダスパーカ オーラブルー・マンゴーオレンジ
05年製
2005年モデルは2色を配置したバイカラーのモデルが登場しました。04年モデルは裏地に別なカラーを使用し、今回はフロントに。XSやSサイズといったゴールデンサイズは市場価値は高くなっております。また、スタッフサックが付属していると相場も高くなります。

ダスパーカ マーズ アルファグリーン
06年製
ダスパーカスペシャルモデルの「マーズ MARS(MILITARY ADVANCED REGULATOR SYSTEM)」パタゴニアのミリタリーラインからの一着です。2006年はマーズの初期モデルとなります。アルファグリーン初期モデルは、今もなお、高額にて取引されているモデルです

ダスパーカ ブライトグリーン
07年製
2007年製のパティングデザインのダスパーカ。ブライトグリーン以外にもブラック、チャンエルブルー、カイエンの4色展開されましたが、ゲッコーグリーンやスプラウトの影響もあり、ブライトグリーンが中でも人気を持っております。

ダスパーカ ブラック
08年製
2004年から2008年まで製造された通称「ツギハギモデル」の最後の型となっており、2008年製のモデルは「クライマシールド」が採用されております。これまでのダスパーカとは異なり、中綿がボリューミーとなっており、800FPが搭載されております。そのため、中古での評価も高く、相場も安定しております。

ダスパーカ ゴールデンパーム
09年製
ダスパーカは復刻モデルも存在しますが、ゴールデンパームは復刻されることなく2009年のみの製造となっております。そのため球数は少なく、状態の良いモデルは高額にて取引されております。

ダスパーカ バリブルー
10年製
当時、数年ほどダスパーカの人気が落ちていましたが、バリブルーの登場にて人気が復活しました。バイカラーのフロントに裏地やファスナー部分には赤を配色されております。一味違ったダスパーカを探されている方にもオススメの一着です。

ダスパーカ マンゴー
11年製
2005年に登場したマンゴーオレンジと同色にはなりますが、若干くすんだオレンジとなっております。また、2009年よりプリマロフトタグが設置されている点も、2011年と2005年モデルを判別できるポイントとなるでしょう。ダスパーカの人気カラー。

ダスパーカ ターコイズブルー
12年製
2012年製の代表モデルは、ブルーのボディにオレンジの裏地の「ターコイズブルー」です。胸元のファスナーにはグリーンを配色し、遊び心のあるデザインとなっております。女性からの支持も高かったモデルであります。

ダスパーカ バイキングブルー
13年製
2013年モデルは胸の「patagonia」ロゴがタグ(P-6ロゴ)からプリントとなっております。こちらのバイキングブルーが一躍有名となったのは、テレビドラマ「GOOD LUCK」にて木村拓哉さんが着用していたパフボールジャケットと同カラーということで、人気を集めました。2013年製造のみのカラー。

ダスパーカ テンペスト
14年製
ダスパーカのパープル系は非常に珍しいお色でもり、2014年に登場したモデルは差し色に赤を使用している点も支持されております。XS、Sのゴールデンサイズは年々流通も減ってきており、希少なサイズでもありますので高値になることもあります。

ダスパーカ アーバーグリーン
15年製
2015年製のアーバーグリーンは、球数が少なく、滅多に出回らないことが特徴ともなっております。廃盤前の貴重な一着であります。

ダスパーカ ブルーリボン
16年製
2016年は、廃盤前のモデルとなります。98年に販売されたブルーリボンですが、2016年製はアップデートもされ、胸元のpatagoniaロゴはプリントにて配されております。2016年廃盤以降の後継モデルは「ハイパー・パフ・フーディ」と言われております。

ダスパーカ クレーターブルー
20年製
2020年に待望の復活を遂げたダスパーカ。以前に比べると暖かさは変わらずに、コンパクトさも追加され、ドローコードがフードの後ろや袖口にも配され、機能性の点でも大きく変更となっております。2021年製造のモデルは、15年製に比べると裏地のカラーもフロントと同じカラーとなっております。復活に伴い、「新品の旧世代」は流通が少なくなります。

ダスパーカ ファイア
21年製
ダスパーカの「Fire(ファイア)」は、名の通り炎のような赤がアイコニックなモデルです。この頃にはダスパーカより軽いモデル「ダス ライト フーディ」も登場し、ダスパーカとよりコンパクト性の高いダスライトフーディと選ぶことができます。

ダスパーカ アクアブルー
22年製
名前の通り海の青のような青色が特徴的なカラーリングです。今までのビビットなブルーとは異なり、落ち着いた青色が印象的です。ナイロンジャケットでも人気の高いカラーです。

ダスパーカ CLOO(Cloudberry Orange)
23年製
この時期に初登場したカラーが「 CLOO(Cloudberry Orange)」です。ダスパーカといったアウター以外にもロンTやTシャツの展開もされました。名作「バターナッツ」にも近いカラーリングで話題を集めました。

ダスパーカ ラゴムブルー
24年製
昔のゆったりとしたシルエットに比べると、すっきりした細身のシルエットが主流となっております。近年のトレンドともなっている、くすみカラーのブルーが登場しました。

ダスパーカ Black w/P6 Blue
25年製
2025年の注目カラーは「Black w/P6 Blue」。機能や構造の大きな変化は無く、デザインがアップデートされました。今まで単色が主でしたが、ミニマムなデザインがお好きな方にはオススメなカラーリングです。新作モデルは中古市場でも高値で取引されておりますので、早めの売却がオススメです。
パタゴニアのジャケット「ダスパーカ」の歴代モデルの気になる買取価格は?
今回ご紹介させていただきましたパタゴニアのジャケット「ダスパーカ」ですが、中古市場でも人気が高く、特に古いお品物特に現在でも高額で取引されております。また販売から時間が経ったモデルは希少価値も高く、流通量も大変少ないです。以上の点を考慮してブランド古着買取LIFEでの買取価格を算出させていただきました!
パタゴニアの「ダスパーカ」のLIFEでの気になる買取価格は……
| モデル名 | 買取価格 |
|---|---|
| 93年製 ダスパーカ ブライトパープル | 300,000円 |
| 95年製 ダスパーカ コバルト | 100,000円 |
| 98年製 ダスパーカ ブルーリボン | 60,000円 |
| 99年製 ダスパーカ バターナッツ | 55,000円 |
| 02年製 ダスパーカ ゲッコーグリーン | 45,000円 |
とさせていただいております。
掲載している買取価格は記事掲載当時の買取価格になります。 ブランド品の査定額は時期・流通数・市場相場によって大きく変動いたしますので掲載金額はご参考にお考え下さいませ。 現在の買取査定額をお知りになりたい方はお気軽にお問合せ下さいませ。







