「ルイ・ヴィトン」というブランド名は聞いたことがあっても、歴代のデザイナーを知っている方は少ないのではないでしょうか。この記事では、ルイ・ヴィトンのデザイナーに就任していたヴァージルアブローや、歴代デザイナーと発売モデルをご紹介しています。
歴史を知ることで、ルイヴィトンが愛されているさらに理由を知れるでしょう。
ルイヴィトンデザイナーのヴァージル・アブローについて
2019年春夏シーズンからルイ・ヴィトンメンズ部門の新アーティスティックディレクターに抜擢されたヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)。ルイヴィトンのデザイナーとしては史上初の黒人デザイナーとなりました。
ヴァージル・アブローは多彩でありファッションデザイナーだけでなく建築家、DJ、エンジニアとしても活躍していた経歴があります。さらにオフホワイトのデザイナーとして最前線で活躍していたことは有名な話。
そんなヴァージルアブローは「ラグジュラリーストリート」という新しいジャンルをファッション業界に取り入れました。ルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクターに就任してからもその勢いは止まらず、奇抜なアイテムを多数生み出しました。
しかし、2021年11月28日に41歳の若さで亡くなったヴァージルアブロー死を、非常にたくさんの人が悼みました。
ルイヴィトン歴代デザイナー
ここからはルイ・ヴィトンの歴代デザイナーをご紹介をします。歴代デザイナーと当時の名作アイテムを知り、ルイ・ヴィトンの変遷をたどりましょう。
2018~2022 ヴァージル・アブロー(MENS)
「ラグジュラリーストリート」や、「コラボレーションの定着」など新しい影響を与えました。ハイブランドとストリートをミックスさせ人気を博しました。
2013~現在 ニコラ・ジェスキエール(WOMENS)
特別ファッションの教育は受けたことがない二コラ・ジェスキエール。展覧会を新宿で行ったり、「ファイナルファンタジーⅩⅢ」とのコラボレーションしたりと、日本とは深い関りがあります。
2011~2018年 キム・ジョーンズ(MENS)
シンプルでラグジュアリーな雰囲気に、ストリートを取り入れたスタイルが人気となりました。ルイ・ヴィトンだけでなくディオールやフェンディのディレクターに就任した経歴もあります。
2006~2011年 ポール・エルバース(MENS)
パリで創業された「メゾン・マルジェラ」で経験を積んだ後、ルイ・ヴィトンのデザイナーに就任。アフリカ大陸の王族からヒントを得て、ブラックレザーを使用した「モノグラム・マカサー」でメンズ定番ラインを確立しました。
1997~2013年 マーク・ジェイコブス(WOMENS・MENS)
1986年自身のブランド「マーク・ジェイコブス」を設立。ルイ・ヴィトンのデザイナーに就任してからは、エナメル素材を用いたカラフルな色合いの「ヴェルニ」を生み出し、多くの人気を集めました。
創設者 ルイ・ヴィトン
パリへの旅路で旅行用カバンに魅せられ、トランク専門店で働いていたルイ・ヴィトン。フランス王室から注文を受けるほどの実力を持ち合わせており、1854年に立ち上げた旅行用カバン専門店が「ルイ・ヴィトン」の発祥となりました。
ルイヴィトンデザイナーの後任は決まってる?
2021年11月に死去したメンズ・アーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブローの後任は未定です。ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者のマイケル・バークは後任について「急いでいない。きちんと時間をかけて探す必要がある」と話しました。また、「地域・性別・年齢はの制限はない。」と言及。
後任については様々な噂が流れていますが、ヴァージル・アブローの死を多くの人が嘆いたことから、マイケル・パークは「これまでの典型的な近寄りがたいデザイナーではなく、親しみやすさを持ち合わせたデザイナー」を探しているようです。今後のルイ・ヴィトンの展開を見逃せません。
まとめ
ここまでルイヴィトンデザイナーのヴァージルアブローや、歴代デザイナーについてご紹介しました。ルイヴィトンは創設から様々なデザイナーが携わり、非常に多くの人に愛されるアイテムを生み出しています。これからもその勢いは止まることなく、新しいアイテムが発売され続けることでしょう。
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