【完全ガイド】ルイヴィトンのメンテナンス方法｜財布・バッグを長く綺麗に保つ秘訣とは？

自分へのご褒美で買ったバッグや、プレゼントしてもらったお財布。決して安価なものではないルイヴィトンのアイテムは、多くの女性にとって特別な存在ですよね。

こちらの記事では、ルイヴィトンのアイテムを長く大切に愛用するためにはどうしたらいいのか、公式メンテナンスサービスの詳細から、自分でできる日常のお手入れ方法、素材別の注意点まで、ルイヴィトンのメンテナンスに関する全てがわかります！

日常的にメンテナンスを継続して行い、美しさを保つことで資産価値の維持にもつながっていきます。ルイヴィトンのアイテムをお持ちの方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください！

多くのファンたちに愛用されているルイヴィトンのアイテム。
長く美しく保つためには、適切なメンテナンス方法を知ることが重要です。ぜひこの機会にチェックしてみてください！

ルイヴィトンのメンテナンスはなぜ重要？長く愛用するための基礎知識

どんなアイテムであっても日常的なメンテナンスは、美しく保つために重要なことです。
特に、ルイヴィトンのアイテムは素材や製法によって、メンテナンスを怠ると劣化や損傷が起こりやすいと言われており、適切なケアを続けることが大切になってきます。

美しさと機能性を維持する

メンテナンスを行うことで、汚れや傷を防ぎ、購入時のような美しい状態を保つことができるというメリットがあります。また、定期的なケアは型崩れや機能低下も防ぎます。

製品の寿命を延ばす

ルイヴィトンのアイテム寿命は、それぞれの素材や使い方などによって異なってきますが、通常は10年以上使用できると言われています。

耐久性、耐水性ともに優れているエピや、カーフスキンにエナメル加工を施したヴェルニなどの素材は適切なメンテナンスを続けることでさらに寿命を延ばすことができます。

適切なケアは素材の劣化を防ぎ、アイテムの寿命を大幅に延ばすことに繋がるため、自分が持っているアイテムのメンテナンス方法を知ることが重要になってきます。

資産価値を保つ

ルイヴィトンのアイテムは、そのブランド力と品質の高さなどから中古市場では人気があり、高い資産価値を持つブランドとして知られています。

人気のあるモデルラインや、廃盤になってしまった希少なアイテムなどは特に高値で取り引きされる場合もあり、適切なメンテナンスで良好な状態を保つことは、中古市場での価値を高め、将来手放す際にも有利になります。

適切なメンテナンスを続けることは、購入時に近い美しい状態を保つだけでなく、将来的な資産価値を高めることにも繋がっていきます。

ルイヴィトン（LOUIS VUITTON）買取サービス

ルイヴィトンの公式メンテナンス（リペアサービス）

適切なメンテナンスが重要ということですが、実際にどのような方法で行うのか分からない方も多いのではないでしょうか？
ここからは、ルイヴィトンで公式に提供しているリペアサービスなどを詳しくご紹介してきます！

公式リペアサービスとは？受けられる内容

ルイヴィトンでは、購入したアイテムを長く使用できるように幅広いサービスを提供しています。職人たちの巧みな技によってアイテムの価値を損なうことなくメンテナンスをしてくれます。

一部対象外のアイテムはありますが、縫製のほつれ、金具交換、パーツ交換、エッジの染色やお手入れなど多岐にわたる内容のサービスを受けられます。使うほど味が出る経年変化を楽しめるアイテムについても、オリジナルの風合いを損なわないよう、全体のバランスに配慮しながら修正を行います。

また、その場でできるような簡単な修理は、すぐに作業してもらえる場合もあります。もし、お手元に壊れてしまって使っていないルイヴィトンのアイテムなどがあれば、一度活用してみてはいかがでしょうか。

お近くに店舗がない場合は、納期目安が異なってきますが配送でのメンテナンス依頼もできます。
また、ルイヴィトンではより良いサービスを提供するためメンテナンスの際の個数を制限しています。１回の店舗持ち込み、または配送での依頼は計２点までで、直近12か月間での依頼は計12点までとなっています。

メンテナンス料金の目安

メンテナンスの料金はアイテムや内容、状態によって異なります。作業を開始する前に、見積もりを確認することができます。
メンテナンス料金の目安を下記にまとめていますが、アイテムの状態や内容などによって変動する場合がありますので参考程度にお考えください。

店舗に持ち込んでも、配送でも対応してもらえる公式のリペアサービスは、アイテムを綺麗な状態で長く大事に使いたいという方にぴったりのサービス内容となっています！

依頼方法と流れ（店舗・オンライン）

依頼方法は、全国のルイヴィトン直営店（松屋銀座店(6/1より一時休止)、阪急梅田店、LOUIS VUITTON DOVER STREET MARKET GINZA店、羽田空港店、成田空港店、関西国際空港店を除く）に直接持ち込むか、配送サービス、クライアントサービスへの連絡などを利用して行います。

どの方法でもメンテナンスサービスの流れはほぼ同じですが、アイテムの状態や部品の在庫状況などによってメンテナンス完了までに時間がかかる場合があります。

修理にかかる期間

ルイヴィトンの公式メンテナンス（リペアサービス）の期間や納期は、一般的に作業内容が簡単なものであれば約２週間ほど、複雑な修理や部品の交換などが必要な場合は約4週間から6週間ほどかかる場合もあります。

ただ、状態や混雑状況、在庫の有無によってはさらに長い期間が必要になることも考えられるので、依頼する際には店舗や担当者にしっかり確認をしておくことが重要です。

また、アイテム購入から１年の間に、正常な使用状況下で発生した品質に関する問題であれば、無償でサービスを依頼することが可能です。ただし、保証の期間内であっても、次のような場合は有償となる場合があるので十分な注意が必要です。

• 取り扱い方法や保管状況が原因で発生した不具合の場合
• 破損や損傷が明らかに意図的であると判断された場合
• 他の外部修理業者によって、無断で修理が行われた場合
• 保証書がない場合

公式サービスを利用するメリット・デメリット

ルイヴィトンの公式メンテナンス（修理）を検討する場合、メリットとデメリットをそれぞれ理解しておくことが大切です。公式での修理は安心感や品質の保証が期待できますが、その分料金が高かったり、メンテナンス完了までに時間がかかることがほとんどです。

アイテムの資産価値を維持したい場合にも、公式サービスをおすすめします！純正パーツや素材を使用して修理されるため、本来の品質が保たれ、ブランド価値が損なわれないためです。

自分でできる！ルイヴィトンの日常的なお手入れ方法

ルイヴィトンのアイテムのお手入れは、プロに依頼しなくても自分でできることもあり、それがアイテム寿命を延ばすポイントになってきます。基本的なお手入れ方法から注意する点まで分かりやすくご紹介いたします！

01基本のお手入れ：まずはここから

まず基本的なお手入れは、使用後にホコリや汚れをしっかり落とすことです。素材やアイテムによって方法は異なりますが、乾いた柔らかい布で軽く拭きとったり、専用のブラシなどでホコリを払ったりします。雨で濡れてしまった場合は、しっかり水分を拭き取り直射日光を避けて自然乾燥させることが大切です。

汚れを落とそうと強くこすりすぎてしまうと素材を傷める可能性があるので注意が必要です。また、水洗いやアルコールは革を傷めたり、変色させてしまう可能性があるので避けましょう。

02用意しておきたいメンテナンスグッズ

用意しておくと便利なメンテナンスグッズは、汚れを落とすために欠かせないのは柔らかい布（マイクロファイバークロスや天然素材の綿布など）、革を傷つけずにやさしくケアできる馬毛ブラシ、革用防水スプレー、革用クリーム（素材に合ったもの）、消しゴムなどがあげられます。

03やってはいけないNGケア

日常的なケアは重要ですが、やってはいけないNGなケア方法もあります。水洗いやアルコール・ベンジンなどの使用は革を傷め変色させる可能性があります。また、硬いブラシでの擦りすぎや、濡れて湿ったままでの保管などは素材を傷めてしまうので避けるべき行為です。

【素材別】ルイヴィトンのお手入れ方法と注意点

素材ごとにお手入れ方法や注意すべき点が変わってきます。こちらでは、それぞれの素材にあったメンテナンス方法をご紹介いたします！

01モノグラム・ダミエ

コーティングを施したモノグラムやダミエ・キャンバスは比較的丈夫な素材であり、水で固く絞った柔らかい布で優しく拭くと汚れが落ちます。ただ、ミンクオイル、香水、アルコールを含んだ消毒ジェルやスプレー、レザーローション、クリーナー、化学薬品などは使用しないでください。
また、キャンバス生地の表面に色移りする危険性があるので、濃密に染色された素材との接触は避けて保管するなどの注意が必要です。

02ヌメ革

ヌメ革は、コーティングなどの加工を施していない天然皮革であり経年変化（エイジング）が魅力の素材です。ヌメ革を使ったアイテムは、使用前に防水スプレーで保護し、使用後は乾拭きで汚れを拭き取ることが基本的なお手入れ方法です。汚れが軽い場合は、革専用の消しゴム（ソフトガミ）で優しくこすり、汚れを取り除くことができます。その後、デリケートクリームで保湿して、直射日光の当たらない風通しの良い場所で馴染ませます。

03エピ

型押し加工されたエピレザーは、ほかの素材と比較しても耐久性、耐水性ともに優れています。細かい凹凸のレザーなので、傷や汚れが目立ちにくいメリットがありますが、使用後は柔らかい布での乾拭きをするなど定期的なお手入れがアイテム寿命を延ばします。
保管する際は、型崩れを防ぐため中に詰め物をしてから専用の袋に入れ、高温多湿を避けて保管します。

04ヴェルニ

カーフスキンにエナメル加工をし、特殊なコーティングを施してあるヴェルニ素材は、傷や汚れに強く、本来の革であれば天敵である水に対しても耐久性があります。しかし、汚れや水分をそのままにしておくと吸収して取れなくなってしまうため、使用後はこまめに乾いた布で拭き取りましょう。また、エナメル加工されたレザーは直射日光や他の革製品と密着させて保管すると、色移りや色褪せを起こす可能性もあるので、保管方法にも注意が必要です。

05その他の素材

ルイヴィトンには他にも様々な素材のアイテムが存在します。
タイガレザーは表面に繊細な型押しが施されており、傷が目立ちにくいですが、湿気と熱に弱いので定期的なメンテナンスや適切な保管が大切です。
クロコダイル類やパイソン、リザードは湿気と熱に非常に弱く、長時間にわたってそのような環境下に置くと、修復できないほど剥がれてしまう可能性があるので注意が必要です。
ほか、メタリックレザー、ビーズ、フェザー、スパンコール、プリントなどを使用した素材には特殊なメンテナンスが必要です。自宅でのケアは毛羽立ちのない白色系の柔らかい布で拭くだけにとどめておきましょう。

それぞれの素材によってお手入れ方法や注意するべき点は変わってきます。お持ちのアイテムの素材にあった適切なケアで、より長く綺麗な状態を保つことができます。

【アイテム別】メンテナンスのポイント

素材別のメンテナンス方法をご紹介しましたが、ここからはアイテム別のお手入れポイントをご紹介いたします！

01財布のメンテナンス

財布は、使用しないとき型崩れ防止のため中身を出し、風通しの良い場所で保管しましょう。小銭入れ内部の汚れは、素材に合わせたクリーナーや洗剤で丁寧に拭き取ります。革製品の場合は、定期的に保湿することで、カビや変色を防ぐことができます。また、水に濡れてしまった場合には、乾いた布で拭き、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾燥させることが大切です。

02バッグのメンテナンス

バッグは使用後、汚れを放置しないようにブラッシングや乾拭きを行い、必要に応じてクリームやオイルで保湿するとカビや劣化を防ぐことにつながります。ただ、素材によって適切なケア方法が異なるので注意が必要です。
保管する際は、型崩れしないように中に紙やタオルなどを詰めて、専用の袋（不織布の袋）などに入れましょう。高温多湿は避け、風通しの良い日陰で保管します。

03時計のメンテナンス

腕時計は常に肌に触れているということもあり、使用後は汗や汚れをしっかりと拭き取りをすることが重要です。電池交換やオーバーホールなどに関しては精密な作業が必要なため、自己判断せず公式サービスや時計専門店への依頼することをおすすめします。また、保管する際は直射日光、磁気、高温多湿を避けることが大切です。

アイテムごとに注意するべき点があるのでしっかりチェックしておきましょう！使用後のお手入れも大事ですが、適切な方法で保管することも大切です。

ルイヴィトンの正しい保管方法

素材やアイテム別によって適切な保管方法が異なりますが、一般的に直射日光を避け、風通しの良い場所で保管をすることが大切です。アイテムによっては色褪せや色移りする場合もあるので、不織布の袋に入れることをおすすめします。

• 直射日光が当たる場所は避け、風通しの良い場所で保管する
• 型崩れがを防ぐため紙やタオルなどを詰め、バッグは立てて保管する
• 通気性の良い不織布の袋に入れて保管する

湿気と型崩れを防ぐ

湿気が多い場所ではカビが発生する恐れがあるため、高温多湿の場所を避け風通しの良い場所で保管することが重要です。また、バッグの中やポケットなどに乾燥剤を入れたり、保管している場所に除湿剤を置くなどすることも湿気対策として効果的です。

また、保管する際にバッグやポケットの中に丸めた紙やタオルを入れると型崩れを防ぐ効果があります。素材などが違うアイテム同士が接触しないように、適度な間隔で立てて保管すると通気性を保ち色移りなどを防ぐことができます。

長い期間バッグを寝かせたまま保管しておくと、重力の影響で変形する場合もあるため、自立しにくいバッグでも仕切り板などで支えて必ず立てて収納しましょう！

直射日光と色移りを避ける

直射日光は、色褪せや変色の原因となる場合があります。保管する際は、直射日光が差し込む窓際などは避け、カバーをかけたり不織布の袋に入れておきましょう。袋に入れておくことで埃やゴミの侵入を防ぎ、繊維の隙間から空気を通してくれます。

革製品の中でもヌメ革は特に日光に弱い素材です。長時間、直射日光にさらされると、色褪せや変色、ひび割れなどを起こし劣化の原因となるので注意が必要です。

長期間保管する場合の注意点

長期間保管する場合、収納場所の扉を定期的に開けて換気を行いましょう。また、型崩れ防止のために入れておいた紙やタオルなども定期的に交換し、陰干しを行います。

バッグ本体の状態を確認すると同時に定期的なお手入れも重要です。革製品は、乾燥し過ぎるとひび割れや破損の恐れがあるため、使用頻度に応じて1～3か月に1回ほどのペースで専用のオイルやクリームで保湿することをおすすめします。

ルイヴィトンのアイテムの美しさを保ち続けるためには、使用前から保管中まで定期的にメンテナンスを行うことが大切です。正しい方法で保管し、ケアを心がけることで資産価値を維持していくことにもつながります。

修理はどこに頼む？公式サービスと修理専門店の比較

ルイヴィトンのアイテムを修理してもらいたい場合には、公式サービスまたは修理専門店に依頼することができます。それぞれのメリット・デメリットを考えた上でどちらに依頼をするか判断することが大切です。

公式リペアサービスの特徴

ルイヴィトンの公式サービスでは、購入したアイテムを長く使用できるように幅広いメンテナンスを行ってくれます。一部対象外のアイテムはありますが、縫製のほつれ、金具交換、パーツ交換、エッジの染色やお手入れなど多岐にわたる内容のサービスを受けられます。
ただ、費用が高くなったり、修理が完了するまで時間がかかる場合があるのでお急ぎの場合は注意が必要です。

一般の修理専門店の特徴

一般的な修理専門店でもルイヴィトンのアイテムを修理してくれるショップがあります。公式サービスに比べて料金が安く納期も早い場合があるので、依頼しやすいと思う方も多いのではないでしょうか。
お店によって技術力にばらつきがある可能性があるので、修理実績や素材在庫が豊富かどうか、専門知識のある職人が在籍しているかどうか、下調べをしっかり行うことがポイントです。

どちらを選ぶべき？判断基準

どちらを選ぶかは、修理する箇所、予算、修理後の資産価値維持などを考慮して判断しましょう。
公式では純正パーツで修理をしてもらえるため、将来売却を考えている人や費用や時間に余裕がある人におすすめです。一方、修理専門店では公式では対応できない箇所まで修理可能な場合があったり、費用が安く仕上がりのスピードも早い場合があります。

どちらに修理を依頼するかは、それぞれメリット・デメリットを考慮して判断しましょう。

ルイヴィトンのメンテナンスについてよくある質問（FAQ）

まとめ

こちらの記事では、ルイヴィトンのアイテムのメンテナンスに関して、公式サービスの詳細から、自分でできる日常のお手入れ方法、素材別の注意点まで徹底解説いたしました！ぜひこの機会にお手元にあるルイヴィトンのアイテムをお手入れしてみてはいかがでしょうか。

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