ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)は、2023年2月14日、次期メンズ・クリエイティブ・ディレクターに、ファレル・ウィリアムス氏を任命したことを発表しました。2021年11月に病気で急逝したヴァージル・アブロー氏の後任として迎えられ、6月のパリ・メンズ・ファッション・ウイークで初のコレクション(2024年春夏シーズンのメンズ・コレクション)を披露。
ルイヴィトンの会長兼CEO(Chief Executive Officer)であるピエトロ・ベッカーリ氏は、「2004年と2008年のルイヴィトンとのコラボレーションを経て、ファレルを新しいメンズ クリエイティブ・ディレクターとして迎えられることを嬉しく思います。」と、コメントしています。

新たなメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスをご紹介

ファレル・ウィリアムスについて

ファレル・ウィリアムスについて 画像
ファレル・ウィリアムスについて

人気ミュージシャンかつプロデューサーとしても幅広く活動しているファレル氏はこれまで、ルイヴィトンのほか、いくつものラグジュアリーブランドとコラボレーションをしてきました。 ルイヴィトンとは、過去に2回のコラボレーションをしており、2004年には、当時アーティスティック・ディレクターだったマーク・ジェイコブス氏とサングラスのコラボアイテムを展開しました。
ほかに、シャネルやモンクレールともコラボレーションを行っており、最新の「モンクレール ジーニアス」コレクションは2023年2月にロンドンで発表されました。また、最近では、長年のパートナーシップを築いているアディダスとのコラボから着想を得て、スキンケアラインの「Humanrace」を立ち上げています。
ファレル氏が表現するスタイルは、多くのファッション愛好家を魅了し、2019年には「GQ(グローバル・メンズメディア)」の「New Masculinity Issue(「新しい男らしさ」特集)」の表紙を飾るなどしています。ファレル氏は当時「自分の声に耳を傾け、ありのままの自分を心地よいと感じるとき、自分の感覚に合うものを身につける。それがフィットして似合うのだと思う。」と、コメントしています。

ファレル・ウィリアムス 初のコレクションショー

ファレル・ウィリアムス 初のコレクションショー 画像
ファレル・ウィリアムス 初のコレクションショーのインビテーション(招待状)

6月に、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで披露された、2024年春夏シーズンのメンズ・コレクション。テーマは、「太陽」。コレクションノートには、「生命の源でもあり、人々に活力・癒しを与え、団結させるものである」と書き綴られている。
ショーのインビテーションも、太陽を連想させるオレンジやイエローを中心としたカラーでデザインされたステンドグラス風のグラフィックが目を引きます。ファレル氏の故郷であるバージニア州のスローガン「Virginia is for Lovers(バージニアは恋人たちのためにある)」にちなんで、エンブレムもデザインされています。

オルセー美術館の外壁に掲げられた巨大なキャンペーンビジュアル 画像
オルセー美術館の外壁に掲げられたキャンペーンビジュアル

キャンペーンのビジュアルには、シンガーソングライターで現在妊娠中のリアーナを起用し、大きなお腹をあらわにカラフルなバッグを抱えたスタイルが大きな注目を集めました。

セーヌ川に架かる橋「ポン・ヌフ」画像
セーヌ川に架かる橋「ポン・ヌフ」で開催されたショー

ショーは、セーヌ川に架かる橋「ポン・ヌフ」を封鎖して貸し切り、ゴールドのダミエ柄で飾られたランウェイと大きな照明、そしてオーケストラを配置し、夕日が沈むと同時に生演奏に合わせてスタートしました。ルイヴィトンのメンズ・クリエイティブ・ディレクターとしてファレル氏が手掛けた、初のコレクションショーは、ライブ会場のような大きな盛り上がりを見せ、音楽とファッションを見事にマッチさせたスペクタルなショーでパリ・メンズ・ファッション・ウィークの初日を飾りました。

ファレル・ウィリアムスが手掛けたメンズアイテム

ファレル・ウィリアムスが手掛けたメンズアイテム 画像
ファレル・ウィリアムスが手掛けたメンズアイテム「ダムフラージュ(Damouflage)」

ショーの冒頭から注目を集めたのは、ルイヴィトンのアイコニックなダミエ・パターンとカモフラージュ柄を組み合わせた「ダムフラージュ(Damouflage)」また、アメリカのピクセルアーティストであるE.T.氏が制作した8ビットの「アタリ ダミエ」モチーフや、アフリカ系アメリカ人アーティストのヘンリー・テイラー氏が手掛けたミニサイズの刺繍をあしらったアイテムなど、初コレクションにおいて新時代を切り開きました。
ダミエ・パターンの演出はほかにも、グリーンやイエロー、レッドなどの原色や、アイコンモチーフをパールで装飾するなど、新たな表現を試みています。パールはファレル氏自身も普段着用することが多く、コレクションの象徴的アイテムとして、ジュエリーやサングラスのフレームにあしらわれました。
ヴァージル氏が築いた歴史を引き継ぎながらも、ファレル氏らしさがあふれるコレクションショーとなりました。

まとめ

この記事では、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)が次期メンズ・クリエイティブ・ディレクターとして任命した、ファレル・ウィリアムス氏ついてご紹介しました。2021年に急逝したヴァージル・アブロー氏の後任として迎えられ、ルイヴィトンの新たな時代を作り上げていく彼の活躍を、今後も注目してチェックしてみてください!

LIFEでは、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)の全アイテムの買取を強化しています。売却をご検討中のアイテムや、使っていないバッグやアクセサリーなどがございましたら、お気軽に当店ハイブランド担当バイヤーにご相談ください!なお、ブランド品の買取価格は相場の変動や付属品の有無により大きく変動しますので、掲載価格は参考程度にお考えください。
また、ルイヴィトン買取ページでは取引実績や高く売れるポイント、代表アイテムの買取価格などをさらに詳しくご案内していますので、こちらも合わせてぜひご覧ください。

image source:fashionsnap.com,wwdjapan.com

電話査定11:00〜19:00 0120-818-999
お手軽簡単1分査定! LINE無料査定
専門バイヤー 画像

専門バイヤー
査定申込み先

電話査定11:00〜19:00 0120-818-999
お手軽簡単1分査定! LINE無料査定