皆さんこんにちは。ライフスタッフの須田です。

ライフのブログの投稿も今回で3度目になりますがついてない事と言うのは続く時はとことん続くもので自分の休みに限って雨続きで、雨男である事は自分でも認識しておりましたがまさかここまでとは思ってもいなかった位天候に恵まれておりません。

従って今回こそキャンプに関するブログを書こうと思ってはいたのですが、それも叶わずでしたので前回に引き続き私の使用しているキャンプギアに関してお話をさせて頂きたいと思っております。

今回は前回のトランギアの回にちょっと触れましたがエバニューのブルーノートストーブに関するお話です。

エバニューについて

エバニューは大正時代後期の1924年創業の日本のブランドで1940年から登山用のコッヘル、ランタン等の製造を始めました。

今では当たり前となっているチタンコッヘルを1994年に世界で初めて製品化、その後2010年にチタンアルコールストーブを発売し、UL(ウルトラライト)系に強い製品ラインナップのメーカーです。

UL系だけに基本は一人用のギアが多いのは当然で、ソロでキャンプに出掛ける事が多い私にとってエバニュー製品はまさにうってつけといった所です。

小物ばかりで申し訳ですが同社のウォーターキャリーの900mmとチタンシェラカップは100%に近い使用率で当然使い勝手が良い。

そこに今回のブルーノートストーブの発売が発表され、そのデザインを見た瞬間に即購入決定を決めたのは言うまでもありませんでした。
ミーハー考えですが良い意味でエバニューらしからぬブルーノートと言うネーミングも気に入ってしまいました。

そして実際の商品をお店で直接手にした感想ですが、とにかく小さくて軽い!
前回紹介したトランギアのアルストと比べてもその小ささと軽さに驚きました。

今回は実際にブルーノートストーブを実戦で使用してみて色々と感じた事を自分なりにお話をさせて頂きたいと思います。

そこまで詳しい訳ではないのでどれ位皆様に伝わるのか心配ですが、あくまでもキャンプ初心者として同じ位の経験者の方でこのブルーノートストーブの購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。

ブルーノートストーブ画像1

ブルーノートストーブの良い点と気になった点

まずは上の画像でも分かるように物凄く小さい!

前回のトランギアのアルスト以上の小ささで比較しやすい様にタバコを置いてみましたが、本体に関しては例えるなら日本酒を飲む時に使うお猪口位の大きさです。

さらに重さはアルミニウム素材ですが向かって右側のプレヒートプレートを加えても20g程度でこちらもトランギアの110gと比べてはるかに軽くてULハイカー向けに特化した製品というのがうなずけます。

特徴としては珍しくサイドバーナー式となっていて海外や日本のガレージブランドでは見かけますがこういう点もマニア心をくすぐられます。
縦からではなく横方向から炎がでるのでクッカー等の底径が最適であれば五徳の必要が無く直接本本体の上にクッカーを置く事が可能、炎もかなりの勢いです。

五徳がいらない分、当然荷物の量を減らす事が出来ます。

公式HPでは同社のチタンカップ400FDを乗せてますがカップ本体の中にブルーノートストーブとプレヒートプレート、小型燃料ボトルにライターまですっぽりと収まるのでので収納の面でも申し分ないといえると思います。

逆に気になった点です。

私は登山ではなくキャンプ用にとこのブルーノートストーブを購入しました。

前回のトランギアでも述べましたがあまり凝った料理は作らずに、しかもアルストはサブの火器として考えているので、ブルーノートストーブの様に1回に15ccの燃料で400mlの水を沸騰させられれば十分と考えていますが、7〜8分程度の燃焼時間なので調理目的で購入を考えている方にはあまりおすすめ出来ません。

それと本体内側に15ccのメモリが無いのでここも慣れるのに時間が掛かります。

それと使用してみて一番に感じたのは若干安定性に欠ける点と風の影響を受けやすいと感じました。

私的ではありますがお水を入れてある程度安定させたチタンカップ400FDを乗せてもかなり平らな場所でないと不安です。
何かのはずみでブルーノートストーブごと倒してしまったら大炎上してしまうので当たり前ですが幕との距離は十分に考えて使用しないといけません。

また微風でもかなり炎が安定しなくなり風防が必須と思ったんですが横方向からかなり炎が吹き出してくるのでブルーノートストーブ本体と風防を近づける事が出来ません。

ブルーノートストーブに合う風防を探す必要性があるのかなぁと感じた次第です。

感想

とは言えですがそもそもがUL系のハイカーや登山者向けに開発された物ですから、風防を使うなんてこのストーブを買った意味が無いと言われても仕方ないですし、この製品に対する理解度が低いと言われてもしょうが無いです。

でももしこれをキャンプでならどう使って楽しもうかなぁと夜な夜なお酒をちびりと飲りながら考える時間も楽しいのがキャンプだよなぁと思いながら今回このブログを書いてます。

もちろんですがこのブルーノートストーブを使って入れた朝のコーヒーは格別でまたキャンプに来ようと思わせてくれるだけでこのギアを買って間違いなかったなと確信しています。

その内登山でも始めてみようか…..

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