シャネルの創業者として知られるガブリエル・シャネルの回顧展「ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)」が、2022年6月18日から9月25日まで東京の三菱一号館美術館にて開催されます。

今回は「ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)」と合わせてガブリエル・シャネルについて詳しくご紹介させていただきます。

ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)のご紹介

【最新情報】シャネルの創業者、ガブリエル・シャネルの回顧展「ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)」が開催! 画像

フランスを代表するファッションブランドのシャネル。女性をターゲットとしたアパレル、化粧品、香水、時計などを展開しており、特に香水の「N°5」は有名で、世界の香水の中でもベストセラーモデルとして知られております。
現在でも世界的に高い人気を誇るブランドで、幅広い世代に愛されているブランドです。

今回ご紹介する「ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)」は、そんなシャネルの創業者、ガブリエル・シャネルのクリエイティビティやファッション哲学にスポットライトを当てた展覧会となります。

今回の展覧会はガリエラ宮パリ市立モード美術館で2021年5月19日から2021年7月18日まで開催されていた「Gabrielle Chanel. Manifeste de mode展」を日本向けに構築し直した国際巡回展となっております。
ちなみに日本でガブリエル・シャネルの仕事面にフォーカスした展覧会が開催されるのは、実に32年ぶりとなっております。

会場ではシャネルを象徴するクリエーションとして、スーツやリトル・ブラック・ドレスをはじめ、「N°5」などのアイテムが多数展示される予定です。
また当時の記録映像も視聴可能で、ガブリエル・シャネルが生み出してきた世界観を堪能出来る展覧会となります。

ガブリエル・シャネルのご紹介

【最新情報】シャネルの創業者、ガブリエル・シャネルの回顧展「ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)」が開催! 画像

シャネルの創業者、ガブリエル・シャネル。
ココ・シャネルの名前でも知られており、「20世紀で最も影響力の大きい女性デザイナー」と評される彼女について詳しくご紹介させていただきます。

幼少期

ガブリエル・シャネルは1883年にフランスのオーベルニュ地方、ソミュールにて誕生。
12歳の時に母親を亡くして、姉妹と共に孤児院で育ち、再訪もここで覚えました。
1901年に仕立屋、1903年には下着屋で働いていました。この当時、ガブリエル・シャネルはミュージック・ホールの歌手もしており、レパートリーに1つに「キ・カ・ヴィ・ココ(Qui qu’a vu Coco)」がありました。ココの愛称の由来でもあります。

初めてのアトリエ

1909年には愛人の陸軍士官、エティエンヌ・バルサンの援助で、帽子のアトリエをオープン。
顧客が増え、1910年には婦人帽子店「シャネル・モード」として正式に認可されています。
アトリエでは帽子だけでなく、婦人服のデザインもスタートさせ、1914年頃には「シャネル」としてリニューアルオープンします。
この年には他にも店舗を開き、1916年頃には数百人を抱える企業へと成長していました。
この当時のシャネルでは、それまで下着や労働技として扱われていたセーターを普段着として取り入れたり、動きやすさを求めて男性用下着に採用されていたジャージ素材を採用するなど、様々な取り組みがなされています。

シャネル N°5」の誕生

1920年に調香師エルネスト・ボーと出会い、翌年の1921年には現在でも人気の高い香水「シャネル N°5」と「シャネル N°22」を発表。
それまでにない全く新しい香りで、高い評価を受けます。
1924年には「シャネル香水会社」を設立し、毎年新作の香水を発表する様になります。
1950年には、マリリン・モンローが「夜は何を着て寝ますか?」と言う質問に「寝る時に身体につけるのはシャネルの5番を5滴だけ」と言う有名な言葉を残しています。

1934年にはアクセサリー工場、1935年には服地工場を建設し、この当時のシャネルは従業員約4,000人を抱えていたと言われています。
この頃にはバレエ衣装やハリウッド映画の衣装も手がけています。

引退からの復帰

第二次世界大戦の影響をもあり、1939年には香水とアクセサリー部門を残して、店舗を閉鎖し、自身も引退してしまいます。
70歳となった1954年に復帰し、1955年にはツイード生地を採用したスーツを発表。
このスーツはフランスでは人気が低かったのですが、アメリカでは大人気となりました。そしてその後の1970年台に入ってフランスでも評価され、シャネルのスーツは世界的に大流行しました。

長きに渡りファッション業界で活躍したガブリエル・シャネルは、1971年の1月、新作コレクションの準備期間中にホテルの一室にて息を引き取りました。
シャネルが残したクリエーションの数々は現在も引き継がれ、世界中の人々に愛され続けてています。

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回は2022年6月から開催予定の「ガブリエル・シャネル展 ― Manifeste de mode(仮称)」ついて詳しくご紹介させていただきました。
今回はイベントのご紹介でしたが、シャネルの買取について詳しくお知りになりたい方はシャネル買取ページをご覧下さい。
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image source:fashion-press.net,chanel.com,mode21.com

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