東京・赤坂/六本木エリアに店舗を構える「RESTIR(リステア)」は、一見するとラグジュアリーブランドを扱うハイエンドなセレクトショップです。しかし、その本質は単に高級品を販売するだけにとどまりません。RESTIR(リステア)は「文化をキュレートし、ファッションを通じて都市のムードやライフスタイルを表現する」という独自の役割を果たしており、訪れる人々に新しい視点や刺激を提供しています。国内外から厳選されたアイテムは、デザイン性や素材へのこだわりが際立ち、日常のスタイルに特別なアクセントを加えてくれる存在です。
この記事では、RESTIR(リステア)が持つセレクトショップとしての魅力を余すところなくお伝えします。ブランドの成り立ちや歴史、独自の哲学やこだわり、取り扱うブランドの特徴、さらにオンラインショップでの購入方法や来店前に知っておくと便利なポイントまで、順を追って丁寧にご紹介いたします。RESTIR(リステア)の世界観に触れることで、単なる買い物体験を超え、ファッションを通して個々のライフスタイルや感性を豊かにする楽しみ方を発見できます。

RESTIR(リステア)は世界中から厳選されたブランドラインナップが特徴で、ファッション感度の高い人々に常に新しい刺激と発見を届け続けています。この記事では、RESTIR(リステア)の魅力や歴史、店舗情報について詳しくご紹介していきます。
RESTIR(リステア)とは?ハイエンドなセレクトショップの頂点

東京・赤坂/六本木エリアに店舗を構える「RESTIR(リステア)」は、東京を代表するハイエンドなラグジュアリー・セレクトショップのひとつとして、多くのファッション愛好者や業界関係者から注目を集めています。RESTIR(リステア)が扱うのは、世界のファッションシーンを牽引する定番のハイブランドから、個性的で新進気鋭のデザイナーズブランドまで幅広く、多彩かつ厳選されたラインナップが特徴です。代表的な取り扱いブランドは、バレンシアガ(BALENCIAGA)、リック オウエンス(Rick Owens)、セントマイケル(©SAINT Mxxxxxx)、サカイ(SACAI)、オフホワイト(Off-White™)、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)など。これらのブランドは、RESTIR(リステア)独自の厳しい審美眼でセレクトされており、ファッション感度の高い層から常に注目を浴びています。
それらを単に“並べる”のではなく、「東京の今の空気を纏うファッション」をテーマに、独自の美学でキュレーションしているのがRESTIR(リステア)最大の魅力。
ラグジュアリーでありながら、どこかストリートの自由さを感じさせる――そんな“東京的モード”を体現するショップとして、業界関係者や国内外のファッションラバーから熱い支持を集めています。
さらに、RESTIR(リステア)は店舗だけでなくオンラインショップも展開しており、東京に足を運べない人々にも、その独自の世界観とセレクトアイテムを体験できる環境を整えています。オンラインショップでは、サイズや素材の詳細情報、スタイリング例なども丁寧に掲載されており、リアル店舗での体験に限りなく近い購買体験が可能です。
RESTIR(リステア)の店舗は六本木のどこ?「RESTIR」へのアクセス

RESTIR(リステア)の店舗は、2025年現在、東京・六本木に構える1店舗のみで営業しています。ここはRESTIR(リステア)の世界観を最も体感できる唯一の実店舗であり、バレンシアガ(BALENCIAGA)やMaison Margiela(メゾン マルジェラ)といった世界的デザイナーズブランドのアイテムを、実際に手に取って確かめることができる貴重な空間です。
外観は「黒い巨大なコンテナ」をイメージしたマットブラックのデザインが印象的で、六本木の中心地にありながらどこか隠れ家的な非日常感を漂わせています。無機質でありながら圧倒的な存在感を放つその佇まいは、まるで現代アートのオブジェのよう。ガラスとブラックウォールのコントラストが美しく、昼は静かに街に溶け込み、夜になると柔らかなライトに照らされて浮かび上がる様子が幻想的です。
店内はコンクリートやスチール、ガラスを基調としたミニマルで前衛的な空間デザインが特徴。現代アートギャラリーのような静謐さを持ちながら、ブランドごとの個性が際立つよう緻密に設計されています。広々とした空間に厳選されたアイテムが余白を持って配置され、照明や陰影までもが一つの演出として機能しています。まるで「服そのものが語りかけてくる」ような体験が得られます。
外から見ても中に入っても、「RESTIR(リステア)」というブランドが体現する「洗練」「静謐」「前衛」の哲学が息づく場所。訪れるだけで感性が刺激される、まさに“体験するラグジュアリー”の象徴といえる店舗です。
店舗の住所と営業時間
住所は東京都港区赤坂9丁目6番17号です。六本木ヒルズや東京ミッドタウンからも徒歩圏内という、アクセスの良さと都心らしい洗練された雰囲気を兼ね備えたエリアに位置しています。
営業時間は午前11時から午後8時まで。昼間の明るい時間帯はもちろん、仕事帰りの夕方から夜にかけても、ゆっくりと店内を巡ることができます。
賑やかな都会の一角にありながら、この場所には不思議と静かで落ち着いた空気が流れています。上質なファッション体験を求める方にとって、これ以上ない環境と言えます。
かつて東京ミッドタウン内に店舗を構えていたRESTIR(リステア)は、2014年3月にミッドタウン近くの赤坂9丁目へ移転しました。現在も六本木エリア内にありますが、商業施設内ではなく路面に面した独立店舗として営業しています。
以前の場所を知っている人の中には、東京ミッドタウンへ行って「お店が見つからない」となるケースもあるため注意が必要です。移転後の店舗は、黒い巨大なコンテナを思わせる外観が目印で、六本木の喧騒から少し離れた落ち着いた通りに位置しています。

六本木の静かな通りにひっそりと佇むRESTIR(リステア)は、まさに“特別な空気”をまとったセレクトショップです。ファッション好きな人なら、一度は訪れてみる価値のある特別な空間です。
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RESTIR(リステア)の歴史と変遷
RESTIR(リステア)の歩みは、1987年に創業者・高下浩明氏が神戸で婦人服専門店「ルシェルブルー」を立ち上げたことから始まります。その後、高下氏は国内外の最先端ファッションをいち早く取り入れるスタイルへと舵を切り、1990年代にはセレクトショップ業態へと進化。2000年には、神戸にRESTIR(リステア)ブランドの第1号店をオープンしました。高下氏は「ファッションを通じて世界中から新しいものを集め、お客さまに感動を届けたい」という理念のもと、2001年には銀座に店舗を進出。2005年には社名をRESTIR(リステア)に変更し、よりグローバルな展開を加速させます。
リーマン・ショックの影響も受けましたが、それを乗り越え、2007年3月に東京ミッドタウンに旗艦店をオープン。シャネル(CHANEL)とのコラボレーションや革新的なポップアップイベントなどを通じて、国内外のファッション業界から高い注目を集めました。高下氏にとってRESTIR(リステア)は単なる販売の場ではなく、「ブランドの世界観を体感できるショールーム」であり、訪れる人々に楽しさと刺激を与える空間そのものでした。
その後2015年、RESTIR(リステア)は平成時代に最も輝いたラグジュアリー・セレクトショップの一つとしてトゥモローランドの傘下に入り、現在も独自の存在感を保ちながら存続しています。この歴史は逆境を乗り越えつつファッションの文化発信拠点としての地位を築いた成功物語と言えます。
RESTIR(リステア)の歴史年表
| 年代 | 出来事 | 詳細 |
|---|---|---|
| 1987年 | 創業:ルシェルブルー設立 | 高下浩明氏が婦人服専門店「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」を神戸で設立。平成に入る直前のスタート |
| 1990年代 | セレクトSPA型へシフト | セレクトショップにオリジナル商品をミックスした「セレクトSPA型」にビジネスモデルを転換し、業容を一気に拡大 |
| 1999年 | 東京進出 | 神戸から東京へ進出、事業拡大の基盤を築く |
| 2000年 | 「RESTIR」1号店オープン | 大型セレクトショップ事業「RESTIR(リステア)」を神戸に第1号店として出店。「世界中から新しいものを集めてお客様を感動させたい」というビジョンのもと、新業態スタート |
| 2001年 | RESTIR東京を銀座に出店 | 銀座に路面店を出店。これを機に欧米のラグジュアリーブランドとの本格的な取引が開始 |
| 2005年 | 社名を「RESTIR」に変更 | ルシェルブルーから会社名を「RESTIR」に変更し、ブランド統一を図る |
| 2000年代中盤 | ラグジュアリーブランドとの提携強化 | グッチ(GUCCI)グループ(現ケリング)とバレンシアガ・ジャパン(BALENCIAGA JAPAN)を設立するなど、ラグジュアリーを起点に事業の多角化を推進 |
| 2007年3月 | 東京ミッドタウン旗艦店オープン | 東京ミッドタウンに2フロア・1,000㎡の旗艦店を出店。立ち上げ時に「シャネル(CHANEL)」のポップアップストアを仕掛け、一大センセーションを巻き起こす。「スタジオ54」をコンセプトにした黒を基調とした内装で、VIPルームを備えたセレブ向け空間を実現 |
| 2007年5月 | ゴールドマン・サックスと合弁会社設立 | 米ゴールドマン・サックスと折半で投資会社「リステアインベストメント」を設立(18億円の出資)。不動産ビジネスへの参入を計画 |
| 2008年 | 最盛期:ミッドタウン店が年商20億円達成 | ピーク時は東京ミッドタウンの1店舗だけで約20億円の売上を記録。「シャネル」との取り組みが米国版「WWD」にも掲載され、海外ラグジュアリーブランドからの評価が高まる。「フェラーリ」「ランボルギーニ」「アウディ」などとのコラボイベントも実施 |
| 2008年9月 | リーマン・ショック:事業計画が頓挫 | リーマン・ショックの影響で高額品消費が冷え込み、ゴールドマン・サックスとの合弁事業が停止。ゴールドマン・サックスの担当者6人が1週間で全員解雇され、合弁会社の解消を巡り2年間にわたる混乱期に突入。関連借金は30億円に膨張 |
| 2008-2010年 | 財務危機と事業再編 | ゴールドマン・サックス関連の借金返済のため、8つの銀行から資金調達。バレンシアガ・ジャパンはグッチグループ(現ケリング)との提携を解消 |
| 2011年3月 | 東日本大震災:銀行からの返済督促 | 東日本大震災の影響で銀行から返済督促が開始され、さらなる財務圧迫 |
| 2012年 | 「221 RESTIR」オープン | 東京ミッドタウン近接地に「221 RESTIR」を出店。より幅広い世代をターゲットにしたライフスタイル提案型の新業態を展開 |
| 2013年 | スタニングルアー事業を売却 | 婦人服専門店「スタニングルアー(STUNNING LURE)」事業を瀧定大阪に売却。売上高25億円・営業利益率25%の稼ぎ頭を失うも、借金返済の原資を確保 |
| 2014年 | 東京ミッドタウン店を移転 | 違約金・原状復帰費用3億円を支払い、東京ミッドタウン店を閉鎖。篠山紀信氏のスタジオ跡地(「221 RESTIR」の近隣、港区赤坂9-6-17)に移転オープン |
| 2015年4月28日 | トゥモローランド傘下入り | トゥモローランドが第三者割当増資を引き受け、筆頭株主に(51%以上の株式を保有)。高下氏の持ち株も買い取り。佐々木啓之氏がRESTIR代表取締役会長に就任 |
| 2016年頃 | 経営方針の転換 | トゥモローランド傘下入りから約1年で方針が変更。提携ブランドとの契約を次々と終了し、デザイナーズブランドの取り扱いを大幅削減。オリジナルブランドに集中する方針へシフト |
| 2019年4月28日 | 創業者・高下浩明氏が社長を辞任 | トゥモローランド傘下入りからちょうど4年後、平成の終わりとともに創業者の高下浩明氏がRESTIR社長を辞任し、会社を去る。代表取締役社長には清水博之氏、代表取締役会長には佐々木啓之氏が就任 |
| 2019年以降 | トゥモローランド体制下での運営継続 | トゥモローランドグループの傘下企業として、港区赤坂9-6-17の1店舗で運営を継続。オリジナルブランド「LE CIEL BLEU」は全国7店舗展開 |
| 現在(2025年) | 高感度セレクトショップとして存続 | Rick Owens、BALENCIAGA、Sacai、VETEMENTSなど国内外のハイエンドブランドを取り扱う高感度セレクトショップとして、東京・赤坂の1店舗で営業。オンラインショップ(restir.com)も運営し、全国に顧客を持つ |
RESTIR(リステア)の歴史は、日本のセレクトショップ文化が成熟していく過程そのものと深く結びついており、常に挑戦と革新を重ねながら、新しい時代のファッションの在り方を提示してきた存在です。国内ではまだ紹介されていなかった海外ブランドを積極的に取り入れ、モードとストリート、ラグジュアリーとカルチャーといった異なる要素を自在に融合させることで、日本のファッションシーンに新しい価値観をもたらしました。その歩みは単なるショップの歴史にとどまらず、東京発の感性を世界へと発信する“ファッション文化の象徴”としての軌跡と言えるでしょう。
【深堀り解説】「221 RESTIR(トゥートゥーワン リステア)」とは?

「221 RESTIR(トゥートゥーワン リステア)」は、2012年にRESTIR(リステア)が立ち上げたコンセプトストア、またはプロジェクトの名称です。ミッドタウンの旗艦店時代を経て、赤坂エリアに移転した際に誕生した新たな試みで、ファッションを軸にしながらも、アート、音楽、ライフスタイルを包括的に提案するクリエイティブ・ハブとして展開されました。
この「221」という数字はRESTIR(リステア)独自の世界観を象徴するプロジェクト名として名付けられたものです。名称の由来には、“ひとつ先を行く(2→2→1)”という未来志向の意味合いも込められていたとも言われています。
「221 RESTIR」は、その先鋭的なセレクトと演出によって、国内外のファッション関係者やクリエイターから高く評価され、当時のRESTIR(リステア)の革新性を象徴する存在となりました。しかし現在、この「221 RESTIR(トゥートゥーワン リステア)」という店舗形態はすでに終了しており、実店舗としては存在していません。
「221 RESTIR」で培われた感性や表現手法は、現在のRESTIR(リステア)にも確実に受け継がれています。統合・リニューアルを経た現在でも、当時のインパクトやミッドタウン時代の記憶から「221 RESTIR」と検索する人が多く、RESTIR(リステア)の歴史的な通称として残っています。多くのファッション愛好家にとって、それは東京モードの黄金期を思い起こさせる記憶のような存在なのです。

現在のRESTIR(リステア)は、ラグジュアリーブランドや先鋭的なデザイナーのセレクトを通じて、常に新しい価値観やカルチャーを発信し続けています。その根底には、「221 RESTIR」が築いた革新性と実験的な精神が今も息づいています。
RESTIR(リステア)の魅力
① 独自の審美眼によるブランドセレクト

RESTIR(リステア)の最大の強みは、他のセレクトショップにはない独自の審美眼に基づいたブランドセレクトにあります。単に流行や知名度を追い求めるのではなく、「いま東京で、感度の高い人が本当に着たいと思う服」を基準に、世界中から厳選したアイテムを取り揃えているのが特徴です。そのため、ここでしか出会えない希少なブランドや、RESTIR(リステア)だけの別注アイテムも豊富に揃い、訪れるたびに新たな発見があるのも大きな魅力です。
取り扱うラインナップは、バレンシアガ(BALENCIAGA)やメゾン マルジェラ(Maison Margiela)といった歴史ある世界的メゾンをベースに、リック オウエンス(Rick Owens)やサカイ(SACAI)、オフホワイト(Off-White™)やセントマイケル(©SAINT Mxxxxxx)など、時代の先端を走るデザイナーズブランドをバランスよく組み合わせています。さらに、新進気鋭の若手ブランドや海外で注目を集めるデザイナーの作品も積極的に取り入れ、単なる今の流行ではなく、ファッション業界の「次のトレンド」をいち早く発信する場としての役割も果たしています。
RESTIR(リステア)のバイヤーは単なるトレンドハンターではありません。日々、販売現場でお客様のリアルな声に耳を傾け、ライフスタイルや個々の感性に寄り添った視点でアイテムを選び抜きます。その結果、店全体の構成や商品ラインナップには一貫した世界観があり、単なるショッピングではなく「アートギャラリーを巡るような体験」を味わえるのが大きな魅力です。ディスプレイのひとつひとつや照明の配置、商品が持つストーリーまで計算されており、訪れる人々に五感を通じてブランドの哲学や世界観を体感させます。
こうした徹底したキュレーションとバイヤーのこだわりによって、RESTIR(リステア)はファッション感度の高い層から厚い支持を受ける存在となっています。訪れるたびに新しい驚きや発見があり、顧客とブランドの間には強い信頼関係が築かれています。単に服を買う場ではなく、感性やライフスタイルを刺激し、日常をより豊かに彩る体験を提供する――それこそがRESTIR(リステア)が長年にわたり、多くのファッション愛好者に愛され続ける理由なのです。
② ハイモードとストリートの完璧な融合

ハイファッションとストリートカルチャーを対等に扱い、見事に融合させているのがRESTIR(リステア)の大きな特徴です。この組み合わせは単なるトレンドの寄せ集めではなく、都会で生きる人々のリアルなファッション感覚を反映した、RESTIR(リステア)独自の世界観を体現しています。ラグジュアリーブランドが持つ洗練された緊張感や美しさを、ストリートの自由な発想やユースカルチャーのエネルギーと巧みに掛け合わせることで、他では表現できない独自のスタイルを生み出しています。
店内のディスプレイやスタッフのスタイリングにもこの哲学は息づいています。例えば、高級感漂うラグジュアリーブランドのジャケットに、あえてカジュアルなスニーカーを合わせたり、ストリートウェアの自由なデザインをラグジュアリーに昇華させるなど、既存の枠を超えたコーディネート提案が随所に見られます。こうした提案は単なる見せかけのスタイリングではなく、実際に都会で生活する人々のライフスタイルや感性を意識したものであり、着こなしの楽しさや冒険心を自然に感じさせる工夫が随所に施されています。
その結果、個々のブランドやアイテムは互いに引き立て合い、ただ混在するのではなく「東京的モード」として独自のファッションアイコンを形成しています。これによりラグジュアリーな上質感とカジュアルなストリート感が溶け合い、訪れる客は新鮮な驚きと共感を感じています。こうした融合は、RESTIR(リステア)の常に進化し続けるファッションの最前線を示しています。
③ 業界人も注目する限定・コラボアイテム

RESTIR(リステア)では、国内外のブランドとのコラボレーション企画が非常に充実しており、ファッションラバーにとって見逃せない魅力のひとつとなっています。人気デザイナーズブランドとのコラボによって生まれる限定Tシャツや、ブランドのアイデンティティを反映しつつRESTIR(リステア)独自の視点で再構築されたデニム、さらにはアートピースのように存在感のあるジャケットやアクセサリーなど、コレクター心をくすぐるプロダクトが多数登場します。どれも大量生産とは無縁の希少性を誇り、「RESTIR(リステア)でしか手に入らない」という特別感が、訪れる顧客の購買意欲を強く刺激しています。
RESTIR(リステア)が2025年に展開したコラボ商品は多岐にわたります。渋谷PARCOで開催された、韓国と日本の新進デザイナーによる共同プロジェクト「Rest!r」のポップアップでは、両国の感性を融合させた前衛的なコレクションを展開。さらに、英国発ブランド「WE11DONE」と「Peaches」によるカプセルコレクションでは、ストリートとラグジュアリーの境界を曖昧にする独自の世界観を打ち出しました。
加えて、RESTIR(リステア)はファッションにとどまらず、異業種とのコラボレーションにも積極的です。オンラインAGA診療サービス「Oops HAIR」との取り組みでは、ファッションとウェルネスという一見異なる分野を横断し、現代のライフスタイルに沿った新たな価値を提案しました。こうした試みは、単なる服やアクセサリーの販売に留まらず、顧客に体験や発見をもたらす点で、RESTIR(リステア)が常に新鮮で刺激的な存在であり続ける理由となっています。
RESTIR(リステア)の主要取り扱いブランド
RESTIR(リステア)では、ラグジュアリーからストリート、そして新進気鋭のデザイナーズブランドまで、幅広いジャンルを独自の視点でセレクトしています。ここでは、数ある取り扱いブランドの中から、リステアの世界観を象徴する主要ブランドをいくつかご紹介します。
バレンシアガ(BALENCIAGA)

バレンシアガ(BALENCIAGA)は、1917年にスペイン出身のデザイナー、クリストバル・バレンシアガ氏によって創業された世界的ラグジュアリーブランドです。現在はフランス・パリを拠点とし、斬新なデザイン構築と立体的なドレーピングによって“クチュールの建築家”と称されるなど、モードの歴史に大きな足跡を残しています。
創業当初から変わらない「革新」と「構築美」への追求は、現代のコレクションにも息づいています。特に現クリエイティブ・ディレクターのデムナ・ヴァザリア氏が手掛けるコレクションでは、ストリートカルチャーとハイファッションを融合させた大胆なスタイルが特徴で、世界中のファッショニスタやセレブリティから熱狂的な支持を集めています。
代表的なアイテムとしては、スニーカーブームの火付け役となったトリプルSスニーカーをはじめ、ル・シティ バッグ、オーバーサイズパーカー、レザージャケットなど。幅広いアイテムを取り揃えており、モードとリアルクローズを両立させたスタイリングを提案しています。
リック オウエンス(Rick Owens)

リック オウエンス(Rick Owens)は、アメリカ出身のデザイナー、リック・オウエンス氏によって設立されたブランドで、その名の通り彼自身の美学と哲学が凝縮された存在です。ブランドの特徴は、ダークで退廃的なムードと、彫刻のようなシルエットを持つ前衛的なデザイン。大胆なドレープや重ね着(レイヤード)、マットな質感のレザー、そしてモノトーンを基調とした色使いなどにより、圧倒的な世界観を確立しています。
リック・オウエンス氏が提案するのは、単なるファッションではなく“ライフスタイルとしてのモード”。無駄を削ぎ落とした構築的なフォルムと、時に宗教的・神話的とも形容される美意識が融合し、強烈な個性を放ちます。その独自のスタイルは、世界中のアーティストやモード愛好家から熱狂的な支持を受けており、現代ファッションの象徴的ブランドのひとつとして高い評価を得ています。
RESTIR(リステア)では、創業当初からリック オウエンスを主要ブランドの一つとして取り扱い、ヴィンテージスニーカーやカーゴパンツ、ワイドコートなど、建築的デザインとリステアの美学が共鳴したアイテムを展開しています。
セントマイケル(©SAINT Mxxxxxx)

セントマイケル(©SAINT Mxxxxxx)は、日本のストリートカルチャーを背景に誕生した新世代ブランドです。〈レディメイド(READYMADE)〉のデザイナーとしても知られる細川雄太氏と、ロサンゼルスを拠点に活動するデザイナー/アーティストのカリ・ソーンヒル・デウェット氏による共同プロジェクトとして設立されました。東洋と西洋、アートとファッション、そして“信仰”や“カルチャー”といった異なる要素を交差させることで、他にはない独自の表現を追求しています。
ブランドの象徴ともいえるのが、ヴィンテージ感あふれる質感とユニークなグラフィックデザイン。すべてのアイテムは意図的に経年変化を感じさせる加工が施され、まるで長い年月を経たアートピースのような存在感を放ちます。その繊細かつ大胆なデザインは、国内外のファッションシーンで注目を集め、感度の高い若者を中心に絶大な支持を獲得しています。
ラインナップは、グラフィックTシャツやスウェット、フーディを中心に、アウターやアクセサリーまで幅広く展開。いずれのアイテムも、二人のデザイナーの思想とクラフトマンシップが凝縮された作品であり、「着るアート」としての価値を持っています。
サカイ(SACAI)

サカイ(SACAI)は、1999年にデザイナーの阿部千登勢氏によって設立された日本発のファッションブランドです。ブランドの根幹にあるのは、“日常の上に成り立つデザイン”というコンセプト。ニットやシャツ、スポーツウェアやフォーマルウェアといった異なる要素を巧みに組み合わせ、そこからまったく新しい価値を生み出す「ハイブリッド」なアプローチが特徴です。
サカイの服づくりは、ただの異素材ミックスにとどまらず、シルエットそのものを再構築するような立体的なデザインにあります。プリーツやレイヤード、ドローコードのディテールなどを駆使して、動きや角度によって印象が変化する独自の造形美を追求。着る人の動きやスタイルによって印象が変わり、個性を美しく引き立てるデザインとして、世界中のファッションシーンで高く評価されています。
代表的なアイテムには、異素材ミックスジャケットやプリーツスカート、レイヤードトップスなどがあり、独自のモード感を体験できるアイテムを取り揃えています。
オフホワイト(Off-White™)

オフホワイト(Off-White™)は、2013年にアメリカのデザイナー、ヴァージル・アブロー氏によって設立されたブランドです。ストリートカルチャーとラグジュアリーファッションを融合させた革新的なアプローチで、世界中のファッション業界に新たな価値観を提示しました。
ブランドを象徴する斜めストライプ(ダイアゴナル)やアロー(矢印)のモチーフ、引用符を用いたデザインは、ひと目でオフホワイトと分かるアイコニックな存在です。
この独創的なスタイルは、ストリートの自由な感性とモードの洗練さを絶妙に融合しており、特にファッションに敏感な若者層から絶大な支持を得ています。SNSや音楽シーン、スポーツ界の著名人にも愛用者が多く、トレンドを発信するブランドとして常に注目の的となっています。
アイテム展開はグラフィックパーカーやフーディ、オーバーサイズTシャツなどのカジュアルウェアから、限定コレクションやアーティストとのコラボレーションまで幅広く、ファッションを通じて自己表現を楽しみたい人々に向けた豊富なラインナップが魅力です。
メゾン マルジェラ(Maison Margiela)

メゾン マルジェラ(Maison Margiela)は、1988年にベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラ氏によって設立されたフランス発のファッションブランドです。ブランドの根底には「匿名性」という独自の哲学があり、デザイナー本人が姿を見せないことで、純粋に“作品そのもの”と向き合う姿勢を貫いてきました。
マルジェラは「デコンストラクション(解体)」と「再構築」をテーマに掲げ、既成概念を打ち破る前衛的なデザインを次々と発表。服の裏地を表に出したり、異素材を組み合わせたりと、従来のファッションの枠を超えた表現で世界中に衝撃を与えました。
代表的なアイテムには、解体と再構築をテーマにしたトップスやアウター、シューズが有名で、ブランド哲学を体感できるアイテムを取り揃えています。
その他の取り扱いブランドについては、RESTIR(リステア)公式サイトをご確認ください。
RESTIR(リステア)オンラインショップの使い方|店舗に行けない時の購入方法
RESTIR(リステア)オンラインショップ(restir.com)での購入手順

RESTIR(リステア)は公式オンラインショップ(restir.com)を運営しており、全国どこからでも気軽に商品を購入することができます。店舗は東京都港区赤坂に1店舗のみで展開されているため、地方在住の方や、平日の営業時間内に来店が難しい方にとって、オンラインショップは非常に便利で重要な購買チャネルとなっています。オンラインを通じて、店舗と同じようなラグジュアリーな体験を自宅からでも楽しむことができる点が魅力です。
サイト上では、商品画像やサイズ情報、素材の詳細、在庫状況などを丁寧に確認でき、購入前にしっかりと情報を比較することができます。また、トップページでは最新コレクションや限定アイテム、ブランドコラボレーションの情報が、RESTIR(リステア)ならではの洗練されたビジュアルで随時更新されており、訪れるたびに新しい発見があります。
セール・アウトレット情報の入手方法

RESTIR(リステア)では、定期的にセールやアウトレット販売を実施しており、普段は高額で手が届きにくいハイエンドブランドのアイテムも、比較的お得に購入できる貴重なチャンスとなっています。こうしたセールでは、過去のコレクションや限定アイテムが対象になることもあり、コレクターやファッション好きにとっては見逃せないイベントです。
公式サイトやSNS(Instagram、Xなど)をフォローしておくと、セール情報や新着商品の案内、限定入荷の通知などをいち早く受け取ることができ、欲しいアイテムを確実に手に入れるための大きな助けとなります。特にリック オウエンス(Rick Owens)やメゾン マルジェラ(Maison Margiela)、サカイ(SACAI)といった人気ブランドの商品は、セール開始直後に完売してしまうことも多いため、情報をこまめにチェックしてタイミングを逃さないことが非常に重要です。
RESTIR(リステア)で買い物をする前に知っておきたいこと
ファッション感度の高い顧客が集まる理由

RESTIR(リステア)は、国内外のスタイリスト、モデル、デザイナー、バイヤーなど、ファッション業界に携わるプロフェッショナルのような「ファッション感度の高いおしゃれマニア」が多く訪れることで知られています。その理由は単に有名ブランドを揃えているだけではなく、RESTIR(リステア)ならではのセレクト力と独自の魅力によるものです。国内外の話題ブランドをいち早く取り入れる目利き力に加え、他店では手に入らない限定商品やコラボレーションアイテム、RESTIR(リステア)別注アイテムなども豊富に揃えており、そうした独自性が多くのファッションラバーを惹きつけています。
また、1店舗に全力を注ぐ経営方針や、スタッフの豊富な専門知識も特徴で、ブランドの歴史や着こなし、コーディネートに関する相談も安心して行えます。その結果、ショップ全体は常に洗練された空気感に包まれ、訪れるだけでファッションの最先端を体感できる特別な空間となっています。
初めて訪れる際の心構えとマナー

初めてRESTIR(リステア)を訪れる際は、リラックスした気持ちで楽しむことが大切です。ハイエンドセレクトショップというと敷居が高く感じられるかもしれませんが、店舗はラグジュアリーな雰囲気を持ちつつも、決して堅苦しい空間ではありません。スタッフは親切で、ファッションへの関心を持っていれば温かく迎えてくれます。試着や商品の詳細について知りたい場合も、気軽に声をかければ丁寧に案内してもらえます。
RESTIR(リステア)は単に買い物をする場所ではなく、五感を通じてファッションを体験できる“展示型ショップ”でもあります。そのため、初めての訪問でも「見るだけで楽しむ」という気持ちで、ゆっくりと空間とアイテムを楽しむことをおすすめします。東京・赤坂/六本木エリアという立地も、きっと特別な買い物体験を一層引き立ててくれます。
よくある質問(FAQ)
QRESTIR(リステア)の店舗は何店舗ありますか?どこにありますか?
RESTIR(リステア)の店舗は、東京都港区赤坂9-6-17の1店舗のみです。最寄り駅は六本木駅で、東京ミッドタウンからも徒歩圏内の好立地です。ブラックコンテナボックスのような特徴的な外観が目印です。1店舗に全ての力を注いでいるため、質の高い品揃えと接客が魅力です。
QRESTIR(リステア)オンラインショップでも購入できますか?
はい、RESTIR(リステア)は公式オンラインショップ(restir.com)を運営しています。店舗が東京・赤坂の1店舗のみのため、地方在住の方や忙しい方にとってオンラインショップは重要です。リック オウエンス(Rick Owens)をはじめとする商品を全国どこからでも購入できます。
QRESTIR(リステア)のセールはいつありますか?
RESTIR(リステア)では定期的にセールを実施していますが、具体的な時期は年によって異なります。公式サイトやSNS(Instagram、X)をフォローしておくと、セール情報をいち早く入手できます。リック オウエンス(Rick Owens)などの人気ブランドは早期に売り切れるため、情報キャッチが重要です。
Q「221 RESTIR(トゥートゥーワン リステア)」とは何ですか?
「221 RESTIR」は、2012年にRESTIR(リステア)が立ち上げたコンセプトストアやプロジェクトの名称です。ミッドタウンから現在の場所へ移転する時期に使われていた名前で、RESTIR(リステア)の歴史を象徴する言葉として今もなお多く検索されています。
Q「ル・シェル・ブルー(LE CIEL BLEU)」とRESTIR(リステア)の関係は?
「RESTIR(リステア)」と「ル・シェル・ブルー(LE CIEL BLEU)」は、どちらも株式会社RESTIR(リステア)が運営しています。RESTIR(リステア)が国内外のブランドを扱う「セレクトショップ」であるのに対し、ル・シェル・ブルーはオリジナルのウィメンズウェアを中心とした「ブランド」という違いがあります。
まとめ
RESTIR(リステア)は、こだわりを持ったセレクトショップとして、多彩で質の高いアイテムを豊富に揃えています。国内外のブランドから厳選されたアイテムは単にデザイン性が高いだけでなく、素材や製造方法にも徹底的にこだわっており、ファッション感度の高い方々からも高い評価を受けています。季節ごとの新作はもちろん、数量限定のコラボアイテムや特別な別注モデルも多く、どれもひとつひとつに個性やストーリーが宿る特別な一着です。
RESTIR(リステア)で手に入れるアイテムは、日常のコーディネートにさりげない上質感を加えてくれるだけでなく、自分らしさやスタイルを表現する選択肢としても最適です。アイテムによっては、ラグジュアリーな質感とストリートの遊び心を兼ね備えたデザインもあり、コーディネートの幅を広げるアクセントとしても活躍します。気になるアイテムはぜひ公式サイトや店舗でチェックして、自分にぴったりの一着を見つけてみてください。
また、ブランド古着買取専門店LIFEでは、RESTIR(リステア)のアイテムを高価買取しております。全国どこからでも送料無料でご利用いただけ、経験豊富な買取アドバイザーが一点ずつ丁寧に査定いたします。査定料や返送料も当店が負担するため、安心してご利用いただけます。さらに買取ページでは、買取強化モデルやこれまでの買取実績、人気アイテムの傾向など、RESTIR(リステア)に関する詳細情報も随時ご覧いただけます。お時間のあるときにぜひチェックしてみてください。
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