イタリアのラグジュアリーブランド「グッチ(Gucci)」。近年、世界中から再び注目を集めているのが「オールドグッチ(old gucci)」。
独特のクラシカルなデザインや職人技が光るディテールは、現行ラインにはない魅力を放っています。
特に70〜80年代のバッグや小物は希少価値が高く、ヴィンテージ市場では高額で取引されるケースも珍しくありません。
今回の記事では、オールドグッチの特徴や人気の理由、年代の見分け方、そして買取価格の相場までをブランド買取の専門アドバイザーがわかりやすく解説します!
長く愛される「本物の価値」を、ぜひここで確かめてみてくださね。

オールドグッチは、時代を超えて愛されるクラシックアイテムです。
中でもGGスプリームやホースビット、バンブーなどの定番シリーズは、オールドグッチでも高い評価を得ているため、買取店はもちろんヴィンテージショップでも大切に取り扱われております。
今回はそんなオールドグッチの魅力やアイテムなどをご紹介させていただきます!
オールドグッチとは?|ヴィンテージグッチの定義
グッチ(GUCCI)は1921年にイタリア・フィレンツェで誕生して以来、世界中で愛され続けるラグジュアリーブランドです。その長い歴史の中でも、特に「オールドグッチ」と呼ばれる時代のアイテムは、クラシカルなデザインと職人技の高さから現在でも根強い人気を誇ります。
まず初めに「オールドグッチとな何か?」、「どのようなアイテムを、オールドグッチと呼ぶのか」を解説してきます。
オールドグッチの定義と年代

オールドグッチ(OLD GUCCI)とは、主に1970年代から1980年代にかけて製造されたグッチの作品を指します。
この時代のグッチは、創業者グッチオ・グッチの息子や孫たちが経営とデザインに関わっていた「グッチ一族の時代」の最後の年代です。
1993年にグッチ一族が経営から完全に撤退し、全株式を売却したことで、ブランドは外部経営陣の手に委ねられました。その後、グッチはフランスの高級ブランドグループ「ケリング(Kering)」の傘下に入り、現在のグローバルブランドへと進化しています。
つまり、オールドグッチとは「グッチ一族が最後に手がけた時代の作品」であり、ブランドの原点とも言える価値を持つアイテムなのです。一般的には1970年代~1980年代に製造されたバッグや財布、小物を指しますが、広義では1960年代以前の製品もオールドグッチと呼ばれることがあります。
当時の製造から40年以上が経過しており、現在では新品同様の状態で残っているものはごくわずか。そのため、保存状態が良好なオールドグッチはコレクターの間で非常に高い人気を誇っています。

オールドグッチの大半を占める「アクセサリーコレクション(アクセコ)」。
ラインナップは2万点以上となっており、オールドグッチを語る上でも欠かせないコレクションです。
グッチの1972年にスタートした「Gucciパフューム」から登場し、1980年代初頭まで生産されておりました。グッチの内装に設置されているレザータグに加え紙タグも配されており、現行モデルでは見れないデザイン性もオールドグッチならではの作品ですよね。
こういった面でも、オールドグッチは歴史や伝統もふまえ楽しさを感じられるでしょう。
現行グッチとオールドグッチの違い

グッチは時代とともにデザインや製造体制を進化させてきましたが、オールドグッチと現行モデルには明確な違いが存在します。
どちらもグッチらしい高級感を備えていますが、作られた背景やデザインの方向性、希少性などにおいては大きな特徴の差があります。ここでは、その主な違いを詳しく見ていきましょう
製造背景の違い

- オールドグッチ
グッチ一族が経営と製造に深く関わっていた時代の製品であり、イタリアの職人による伝統的なハンドクラフト技術で作られていました。一点ごとに丁寧な仕上げが施され、素材選びから縫製に至るまで手仕事の温もりが感じられるのが特徴です。

- 現行グッチ
フランスのケリンググループ傘下に入り、国際的なデザイナー陣とグローバルな生産体制によって製造されています。品質管理は非常に高水準ですが、より現代的で効率的な製造システムが採用されています。
デザインの違い

- オールドグッチ
クラシカルで上品な印象が特徴です。代表的なモチーフには、シェリーライン(緑×赤のストライプ)やGGキャンバスそしてバンブーハンドルなどがあり、控えめながらも高級感を漂わせます。どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気が魅力です。

- 現行グッチ
伝統を継承しながらもストリートファッションや現代アートの要素を大胆に取り入れたデザインが増えています。アレッサンドロ・ミケーレによるデザイン期を代表に、ジェンダーレスで自由な発想のアイテムが多く登場しました。
刻印・タグの違い

- オールドグッチ
内側の革タグ裏に型番が刻印されていることが多く、フォントや刻印の深さなどが現行モデルとは異なります。製造国表記も現在ほど明確ではなく、タグのデザイン自体に時代の変化が見られる点も興味深いポイントです。

- 現行グッチ
製造管理の仕組みが確立されており、タグには型番とシリアルナンバーが明記されています。製造国や製造年も識別しやすく、真贋判定がより容易になっています。
希少性の違い

- オールドグッチ
製造から40年以上経過しており、現存数が限られています。特に状態の良いものは市場に出回る機会が少なく、ヴィンテージ市場では高い人気を誇ります。希少なモデルほどコレクターズアイテムとして価値が高まっています。

- 現行グッチ
世界中のブティックやオンラインストアで購入でき、新作も定期的に発表されています。そのため、トレンドに合わせて最新のスタイルを楽しみたい層に支持されています。

オールドグッチと現行グッチはそれぞれに異なる魅力を持っています。
前者はクラシックな職人技と歴史の深さ、後者はモードな感性と革新性。
どちらも「グッチ」というブランドの美学を体現している点に変わりはありません。
オールドグッチ買取サービス
オールドグッチが再注目される理由
一度は時代の移り変わりとともに表舞台から姿を消したオールドグッチですが、近年になって再び脚光を浴びています。
その背景には、ファッション業界全体でのヴィンテージブームの高まりや、サステナブルな価値観の浸透、レア度の高さと希少性、2021年に公開された映画「ハウス・オブ・グッチ」の影響があります。
続いてはオールドグッチが再注目される理由について解説をいたします。
ヴィンテージファッションブームの影響

2020年代に入り、世界的にヴィンテージファッションやレトロスタイルがブームとなっています。特に、Z世代やミレニアル世代を中心に新品のブランド品よりも「個性」や「ストーリー性」を重視する価値観が広がっています。大量生産されたアイテムではなく、時代の背景や作り手の想いが感じられる一点ものを選ぶ動きが活発化しており、オールドグッチはその代表格として注目を集めています。
また、SNSやリユース市場の発展もこの流れを後押ししています。InstagramやTikTokなどでは、70〜80年代のグッチを取り入れたコーディネートがトレンド化しており、「親世代の名品を今の感性で楽しむ」という新しいスタイルが生まれています。
こうしたカルチャーの中で、オールドグッチは単なる古いブランドではなく、時代を超えて受け継がれるアイコニックな存在として再評価されているのです。
サステナブルファッションへの関心

近年、環境問題への意識の高まりとともに、「新品を買うよりも良質なヴィンテージを選ぶ」というサステナブルな消費スタイルが世界的に広がっています。ファッション業界でも大量生産・大量廃棄を見直す動きが進み、長く愛用できる『持続可能なファッション』が新たな価値として注目されています。
その流れの中で、オールドグッチはまさにサステナブルファッションの理想的な存在といえます。職人の手仕事によって丁寧に作られた製品は耐久性が高く、数十年を経ても使い続けられる品質を備えています。また、リユースやリメイクを通じて新しい命を吹き込むことも可能で、環境負荷を抑えながらファッションを楽しむことができます。
さらに、オールドグッチのアイテムには時代を超えて価値が残るという魅力があります。素材や縫製の確かさに加え、デザイン自体が普遍的であるため、流行に左右されず長期間愛用できる点も人気の理由です。
こうした背景から、サステナブル志向の高い消費者やファッションフリークの間で、オールドグッチはエシカルで上質な選択肢として再び支持を集めています。
レア度の高さと希少性

オールドグッチが再び注目を集めている大きな理由のひとつが、その「レア度の高さ」と「希少性」です。製造からすでに40年以上が経過しており、現在市場に流通しているアイテムの数は年々減少しています。新品同様の状態で残っているものは非常に限られており、まさに“一点もの”と呼べる存在です。
特に1970〜1980年代に製造されたバッグや財布は、グッチ一族が直接監修していた時代のデザインであるため、現行モデルにはない重厚感と品格が漂います。そのクラシカルな風合いは、経年変化によってさらに深みを増し、持つ人の個性を引き立ててくれます。
「他の人と被らない」「同じものが二つとない」という特別感も、ファッション感度の高い層から強く支持される理由です。現代のファッションシーンでは、トレンドよりも自分らしさを大切にするスタイルが好まれており、オールドグッチはその理想を体現する存在といえます。
希少でありながら、歴史と品質を兼ね備えたオールドグッチは、まさに時を超えて輝く本物のヴィンテージとして愛され続けています。
映画「ハウス・オブ・グッチ」の影響

2021年に公開された映画「ハウス・オブ・グッチ(House of Gucci)」は、グッチ一族の栄光と崩壊を描いた衝撃の実話として世界的な話題を呼びました。レディー・ガガやアダム・ドライバーといった豪華キャストによる重厚なストーリーはもちろん、劇中で再現された1970〜1980年代のファッションやブランドの世界観が多くの人々の心を掴みました。
この作品をきっかけに、グッチが持つ歴史的背景やグッチ一族の時代が再び注目されるようになり、当時に製造されたオールドグッチへの関心が一気に高まりました。映画で描かれたクラシカルで華やかなファッションスタイルは、現代のヴィンテージトレンドとも親和性が高く、若い世代を中心に「昔のグッチが今、かっこいい」と再評価される流れが加速しています。
また、作品の中で登場するバッグやスーツ、アクセサリーなどのディテールが、グッチが築き上げた職人技やデザイン哲学の深さを改めて印象づけました。
現代的なコーディネートとの相性

オールドグッチの魅力は、単にクラシカルであるだけでなく、現代のファッションスタイルとも絶妙にマッチする点にあります。レトロなデザインや重厚な質感を持ちながらも、どこか遊び心を感じさせる雰囲気があり、現代のストリートファッションやカジュアルスタイルとの相性が非常に良いのです。
たとえば、70〜80年代のGGキャンバスバッグをスウェットやデニムに合わせたり、ヴィンテージのバンブーバッグをモードなセットアップに取り入れたりと、クラシックとモダンを融合させたミックススタイルが人気を集めています。オールドグッチはその上品さと存在感により、コーディネート全体を格上げしてくれる万能アイテムとして、多くの人々から支持されています。
また、SNSやファッション誌などでは、若い世代のインフルエンサーがオールドグッチを現代的に着こなす姿も多く見られます。こうしたスタイリングの広がりにより、オールドグッチは単なるヴィンテージアイテムにとどまらず、「時代を超えて新しいスタイルを生み出すファッションピース」として、再び注目を浴びているのです。

オールドグッチは、現代のファッションシーンにおいても抜群の汎用性を持つアイテムです。
トレンドに左右されない普遍的なデザインは、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、世代を超えて人気が続いています。
特に状態の良いヴィンテージバッグや小物は、ファッション性と資産価値の両面から高く評価される傾向にあります。
当店でも、近年は若いお客様からの査定依頼が増えており、その注目度の高さを実感しています。
オールドグッチの代表的なデザイン
オールドグッチが長年にわたり世界中の人々から支持されている理由の一つに、独自のデザイン性があります。
ブランドの原点ともいえるクラシカルな意匠は、時代を超えて受け継がれ、今なお多くのコレクターを魅了しています。
中でもグッチを象徴する存在として知られるている代表的なデザインをご紹介いたします。
シェリーライン(ウェブストライプ)|オールドグッチの象徴

オールドグッチ
シェリーラインボストンバッグ
オールドグッチの代名詞ともいえる存在。丸みを帯びたシルエットと、中央に走るシェリーラインが上品なアクセントになっています。現行モデルにはないクラシカルな佇まいが人気です。

オールドグッチ
シェリーラインショルダーバッグ
肩掛けスタイルで使いやすいショルダーバッグは、オールドグッチの中でも人気の高いモデル。さりげないシェリーラインがブランドの存在感をアピールします。

オールドグッチ
シェリーライントートバッグ
シェリーラインがハンドルに配されたトートバッグは、オールドグッチの中でも特に実用性に優れたアイテムです。キャンバス地やレザーを使用しており、使いやすいデザインが魅力。
オールドグッチを代表するデザインといえば、やはり「シェリーライン(ウェブストライプ)」です。
赤と緑のストライプが特徴で、別名「リボンライン」とも呼ばれています。グッチ創業初期から使用されてきたこのデザインは、ブランドの伝統と職人精神を象徴する最も有名なモチーフのひとつです。
このシェリーラインは、グッチが創業当初に手がけていた馬具の『腹帯(サドルを固定するベルト)』から着想を得て誕生しました。馬術文化を背景に持つグッチらしい発想で、「緑・赤・緑」や「青・赤・青」といった情熱的なカラーコンビネーションが特徴です。イタリアンラグジュアリーらしい華やかさとクラシカルな上品さを兼ね備えており、まさにグッチのDNAを象徴するデザインといえるでしょう。
オールドグッチのシェリーラインは、バッグの中央部分やショルダーストラップにあしらわれることが多く、遠目にもグッチとわかる存在感があります。現行モデルにも復刻デザインとして採用されていますが、オールドグッチのシェリーラインは素材や織りの質感、発色に独特の深みがあり、ヴィンテージ特有の風合いを感じられる点が魅力です。

シェリーラインは、オールドグッチを語る上で欠かせない存在です。
経年によって、少し色あせたラインや当時特有の素材感には現行モデルにはない味わいがあります。
保存状態が良く、ラインの発色やレザー部分のコンディションが保たれているものは高額査定につながる傾向があります。
当店でも、シェリーラインのボストンバッグやショルダーバッグは特に人気が高く、希少価値を正当に評価してお買取りしています。
GGキャンバス・GGモノグラム|定番の柄

オールドグッチ
ショルダーバッグ
GGモノグラムが全体に広がり、どんなコーディネートにもマッチします。ストラップのレザーや金具のエイジングも含め、ヴィンテージの魅力を堪能できる逸品です。

オールドグッチ
財布
オールドグッチの中でも、財布は定番となっているアイテムであります。クラシカルなGGキャンバスのエイジングや今では見られないオールドグッチならではのデザインが評価されております。

オールドグッチ
ボストンバッグ
GGモノグラムが映え、旅行バッグとしてはもちろん、デイリーにも活躍する万能モデルです。革パーツや金具の経年変化が味わい深く、世代を超えて愛され続けています。
オールドグッチを語る上で欠かせないのが、ブランドを象徴する「GGキャンバス(GGモノグラム)」です。
創業者グッチオ・グッチのイニシャル「G」を二つ重ねたこのロゴは、1933年に誕生し、以降グッチのアイデンティティとして世界中で愛され続けてきました。バッグ全体にダブルGを織り込んだデザインは、一目でグッチとわかる存在感を放ち、時代を超えて人々を魅了しています。
オールドグッチのGGキャンバスは、ベージュやブラウンを基調としたクラシカルな色合いが特徴です。落ち着いたトーンにより、華美すぎず上品な印象を与えます。また、現行のGGスプリームキャンバスとは素材感が異なり、当時のGGキャンバスはより柔らかく、繊維の織り目や質感に温かみがあります。

また、GGキャンバスの中でもダブルGの中に「PLUS」と落とし込まれたモデルも存在します。これはグッチ一族の内部分裂によって誕生されたグッチのセカンドライン「GUCCI PLUS」のアイテムになります。1960〜70年代に生産されており、1980年代には廃盤となっているものになるので、大変希少なモデルともなっております。
GGキャンバス、GGスプリーム、グッチプラスどれも年月を重ねることで生まれる色の深みや風合いの変化が、ヴィンテージ特有の味わいとしてコレクターから高く評価されています。
このGGキャンバスは、日常使いのしやすさとデザイン性を両立しており、オールドグッチの中でも特に人気の高いシリーズです。

GGキャンバスシリーズは、オールドグッチの中でも特に査定需要の高いラインです。
デザインの普遍性と耐久性の高さから、年代を経ても人気が衰えることがありません。特にオリジナルの革パーツや金具が残っている個体、保存状態の良いボストンバッグやトートバッグは、高額査定の対象となりやすいです。
また、現行モデルでは再現できない「生地の質感」や「モノグラムの色味」に惹かれるファンも多く、近年は国内外で再評価が進んでいます。
バンブーハンドル|竹を使った革新的デザイン

オールドグッチ
バンブースクエアハンドバッグ
オールドグッチの代名詞とも言われる、台形のシルエットバッグ。現行モデルでは見られないデザインで、お探しの方も多いモデルでもあります。

オールドグッチ
バンブーダレスバッグ
オールドグッチの中でもダレスバッグは希少性の高いモデルです。バンブーが使用されているクラシカルなデザインと、レザーの質感が魅力です。

オールドグッチ
バンブーリュック
オールドグッチの特に人気の高いアイテムであります。バンブーハンドルの他に、ボタンパーツにもバンブーを使用されております。リュックは希少性の高いアイテムです。
1947年に誕生した「バンブーハンドル」は、グッチの歴史を語る上で欠かせない革新的デザインのひとつです。
第二次世界大戦後の物資不足により、革素材の確保が難しくなった時代にグッチは日本の『竹』という意外な素材に着目し、職人が一本一本の竹を熱で曲げ、丁寧に成形してハンドルに仕上げるという、当時としては画期的な製法を生み出しました。
このアイデアはグッチの創造性と職人技の象徴として世界中に知られるようになり、今日までブランドの代表的なデザインとして愛されています。
オールドグッチのバンブーハンドルは、現行モデルと比較して竹の色合いや艶、質感が異なり、経年によって深みを増した独特の風合いが魅力です。一本一本が天然素材ゆえに異なる表情を持ち、同じものが二つと存在しない点も、ヴィンテージファンから高い評価を受けています。
その造形美と温もりある素材感は、クラシカルでありながらモダンな印象を与え、映画「ハウスオブグッチ」にて主人公のパトリツィア・レッジャーニを演じたレディガガが劇中にて使用されていたこともあり、注目度をあげ、今なお世界中から魅了し続けています。

グッチは初めてブランドバッグにバンブー(竹)を取り入れたブランドとしても有名です。この絶妙なデザインは一目見れば「グッチの作品」とわかるほどです。
バンブーバッグは同じ竹のハンドルが存在しないため、全て一点ものとなっております。同じデザインでも竹が異なるためです。
バンブーバッグはラインによっては廃盤となっているモデルもございます。現行モデルでは1947年当時に生産されたディティールに赴き「バンブー1947」として展開されております。
オールドグッチの人気アイテム
オールドグッチの中でも人気を集めているのが、ブランドを象徴する定番バッグシリーズです。
当時のグッチ職人による手作業の美しさが感じられるだけでなく、現代のファッションにも自然に溶け込む普遍的な魅力を持っています。
特にオールドグッチのバッグコレクションは、実用性とデザイン性を兼ね備えたモデルが多く、ヴィンテージ市場でも安定した人気を誇ります。ここでは、その中でも代表的なアイテムをいくつかご紹介します。
オールドグッチ ボストンバッグ

オールドグッチの定番中の定番といえば「ボストンバッグ」です。
旅行用バッグとして誕生したこのモデルは、GGキャンバスやシェリーラインなど、ブランドを象徴するデザインが数多く採用されており、幅広い世代に愛され続けています。丸みを帯びたフォルムと上質なレザー使いが特徴で、クラシカルでありながらどこか愛らしさを感じさせるシルエットが魅力です。
ボストンバッグはその収納力の高さから、旅行用としてはもちろん、デイリーユースにも使える汎用性の高さが人気の理由です。書類や小物をまとめて持ち歩ける実用性がありながら、ファッション性も兼ね備えているため、日常使いのバッグとして取り入れる方も多く見られます。
特に「GGキャンバスボストンバッグ」や「シェリーラインボストンバッグ」は、オールドグッチの代名詞的存在。ベージュ×ブラウンのGGモノグラムに、赤と緑のシェリーラインが加わることで、グッチらしい華やかさと高級感を演出しています。金具やレザー部分の経年変化もヴィンテージならではの味わいを生み出し、使い込むほどに深まる風合いがファンの心を掴み続けています。
オールドグッチのボストンバッグは、実用性・デザイン性・希少性の三拍子がそろった名品といえるでしょう。ヴィンテージならではの風格と存在感が今なお多くのファンを魅了しており、中古市場でも需要が高く、状態の良いものは高値で取引される傾向にあります。
トートバッグ

オールドグッチの中でも、実用性とデザイン性を兼ね備えた人気モデルとして高い支持を得ているのが「トートバッグ」です。
A4サイズの書類や荷物がしっかり収まる大容量タイプが多く、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍します。オールドグッチらしいクラシカルな雰囲気をまといながらも、どんなスタイルにも合わせやすい万能なデザインが魅力です。
トートバッグには、ブランドを象徴する「シェリーライン(ウェブストライプ)」をあしらったモデルが多く存在し、カジュアルなコーディネートとの相性も抜群。赤と緑のストライプがアクセントとなり、シンプルな装いにもグッチらしい華やかさをプラスします。ベージュのGGキャンバスやブラウンレザーとの組み合わせは、オールドグッチならではの上品さと温かみを感じさせます。
また、オールドグッチのトートバッグは、現在の現行モデルと比べて素材感に深みがあり、経年変化による風合いが魅力のひとつ。キャンバスの織り目やレザーの質感が使い込むほどに柔らかくなり、長年愛用できる点もヴィンテージファンから支持されています。
特に1970〜80年代に製造されたトートバッグは、当時の職人によるハンドクラフトの丁寧な作りが光る逸品で、ヴィンテージ市場でも高い評価を受けています。
ショルダーバッグ

オールドグッチの中でも、特に幅広い世代から支持されているのが「ショルダーバッグ」です。
肩掛けや斜めがけで気軽に持ち歩けるコンパクトなサイズ感が魅力で、普段使いに最適なアイテムとして人気を集めています。特に、若い世代のファッション愛好家からは「ヴィンテージ感と実用性のバランスがちょうどいい」と高い評価を得ています。
代表的なモデルには、GGキャンバスやシェリーラインを使用したデザインが多く見られます。グッチを象徴するダブルGのモノグラム柄が全面にあしらわれたGGキャンバスショルダーは、シンプルなスタイリングに加えるだけで上品さとクラシカルな印象をプラス。赤と緑のシェリーラインを配したタイプは、ストリートファッションとの相性も抜群で、Tシャツやデニムなどカジュアルな装いにも自然に馴染みます。
また、オールドグッチのショルダーバッグは、現行モデルにはない独特のフォルムやディテールが魅力。丸みを帯びたシルエットや、ゴールドの金具使い、厚みのあるレザーの質感など、ヴィンテージ特有の風格が漂います。使い込むほどに革の風合いが深まり、経年変化を楽しめる点もオールドグッチならではの楽しみです。
セカンドバッグ

オールドグッチの中でも、特に男性から根強い人気を誇るのが「セカンドバッグ」です。
片手で持てるスマートなサイズ感と、上品でクラシカルなデザインが特徴で、ビジネスからフォーマルシーンまで幅広く活躍します。近年では、クラッチバッグとしてカジュアルスタイルに取り入れる男性も増えており、レトロブームの中で再び注目を集めています。
オールドグッチのセカンドバッグは、上質なレザーやGGキャンバス素材が使用され、控えめながらも高級感の漂う仕上がりが魅力です。特に、赤と緑のシェリーラインをあしらったモデルは、グッチらしいアイコニックなデザインとして人気を集めています。GGモノグラム柄が全面に施されたタイプも多く、ひと目でグッチと分かる存在感を持ちながら、決して主張しすぎない落ち着いた印象を与えます。
オールドグッチ 財布

オールドグッチの財布は、シンプルながらも上質な素材と確かな職人技が光るアイテムとして、高い人気を誇っています。GGキャンバスやスムースレザーを使用したモデルが多く、クラシカルな雰囲気と実用性を兼ね備えています。長財布や二つ折り財布などバリエーションも豊富で、デイリーユースに最適な点が魅力です。
1970年代から1980年代にかけて製造されたオールドグッチの財布は、現行品と比べてややコンパクトなサイズ感が特徴です。ポケットやバッグに収まりやすく、無駄のないシンプルなデザインが時代を超えて愛されています。GGモノグラム柄やシェリーラインがあしらわれたモデルも多く、控えめながらもグッチらしい個性を感じさせます。
希少性の高まりとともに、状態の良いオールドグッチの財布は中古市場でも人気が高く、コレクターズアイテムとしての価値も年々上昇しています。レトロな魅力と実用性を兼ね備えた逸品として、長く愛用できる名品といえるでしょう。
オールドグッチ リング・アクセサリー

オールドグッチのリングやアクセサリーは、上品さと個性を兼ね備えたヴィンテージジュエリーとして、近年ますます注目を集めています。シンプルでありながら存在感のあるデザインは、現行のグッチジュエリーとは一線を画す魅力があり、高い評価を受けています。
特に1970〜1980年代に製造されたオールドグッチのアクセサリーは、シルバーやゴールドメッキなど上質な素材を使用しており、時代を感じさせるデザインながらも普遍的な美しさを持っています。リング、ブレスレット、ネックレス、カフスなど、男女問わず愛用できるアイテムが多く、ブランドの歴史と職人技を感じられる『小さな芸術品』ともいえるアイテムであります。
現行モデルには見られないハンドメイドの仕上げや素材の質感も魅力のひとつです。経年変化によって生まれる金属の風合いは、長い年月を経たからこそ感じられるヴィンテージならではの味わいを生み出します。そのため、状態の良いオールドグッチのアクセサリーは市場でも高値で取引される傾向にあります。
オールドグッチ 腕時計

1970年代から1980年代にかけて製造されたオールドグッチの腕時計は、クラシカルなデザインと確かな品質で多くのファンを魅了しています。当時のグッチは、ファッションブランドでありながらも精密機器としての腕時計に強いこだわりを持ち、スイス製のムーブメントを搭載した本格的なモデルを数多く展開していました。そのため、現在でも時計コレクターの間で高い評価を得ています。
オールドグッチの腕時計の魅力は、なんといってもそのエレガントで上品なデザインにあります。細身のケースにローマ数字やブランドロゴを配したフェイスデザインは、無駄を削ぎ落としたミニマルな美しさが特徴。ゴールドトーンやシルバートーンのメタルベルトモデルに加え、レザーベルト仕様のクラシカルなタイプも人気です。男女問わず使いやすく、現代のファッションにも違和感なく取り入れられる汎用性の高さも魅力のひとつです。
また、オールドグッチの機械式時計は、その精巧な作りと耐久性でも知られています。クオーツ式モデルも多く登場しましたが、手巻きや自動巻きの機械式モデルは特に希少で、現在ではコレクターズアイテムとして注目を集めています。長年の使用にも耐える堅牢な構造と、経年によって味わいを増す文字盤や針の風合いが、ヴィンテージならではの深い魅力を醸し出しています。
オールドグッチを選ぶ・使う・維持するためのポイント
オールドグッチは、単なるファッションアイテムではなく「時代を超えて受け継がれるアートピース」ともいえる存在です。その美しいデザインや上質な素材は長年の使用に耐えうるものですが、選び方やお手入れの方法を誤ると、その魅力を十分に引き出すことができません。
ここでは、初めてオールドグッチを購入する方やすでに所有している方に向けて、「購入時に押さえるべきチェックポイント」「長く使うための使用方法/メンテナンス」「買取・価値維持という観点から知っておきたいこと」を専門的な視点から解説します。
ヴィンテージとしての価値を守りながら、日常使いでも長く楽しむためのポイントをしっかり押さえておきましょう!
購入時に押さえるべきチェックポイント

オールドグッチは40年以上前に製造されたヴィンテージアイテムのため、購入時には状態の確認と真贋チェックが非常に重要です。見た目のデザインだけで選んでしまうと、思わぬダメージやリペアが必要なケースもあるため、細部まで丁寧に確認することがポイントです。

オールドグッチの多くは、内側のレザータグの裏面に型番や製造番号が刻印されています。
字体や配置が現行モデルと異なるため、真贋判定の大切な手がかりとなります。刻印が不自然に浅かったり、フォントが現行品に似せた不均一なものは注意が必要です。

長年の使用によりメッキが剥がれたり、動作が固くなっている場合もあります。特にオールドグッチは真鍮製の金具を使用しているモデルが多いため、経年変化によるくすみは自然な味わいですが、錆びや破損がある場合は使用に支障をきたす可能性があります。

GGキャンバスやPVC素材のバッグは、角のスレやハンドル部分のひび割れ、内部の「粉吹き」や「ベタつき」が発生しやすい傾向にあります。これらは湿気や保管環境により進行するため、購入前に内部の状態をしっかり確認しましょう。
レザー素材のアイテムの場合は、乾燥によるひび割れや色あせ、シミなどがないかも要チェックです。軽度の劣化であれば専門店でメンテナンスできますが、構造的なダメージ(ハンドル根元の裂けや縫製のほつれなど)は修復が難しいこともあります。

オールドグッチは人気が高いため、ヴィンテージ市場には模造品も存在します。正規店または信頼できる買取専門店・鑑定士のもとで購入・査定を行うことで、安心して本物を手に入れることができます。
オールドグッチは一点一点が希少なコレクションアイテム。状態や真贋をしっかり見極めることで、価値ある一品を安心して長く愛用できるでしょう。

オールドグッチは30年、40年以上ものアイテムともなりますので、劣化や傷などが見られるのは致し方ないことでもあります。
ですが、当時のクオリティの高さより長年愛用できるのもオールドグッチの特徴ともなっておりますので、購入する前に状態を確認することが重要です。
また、近年のヴィンテージブームも相まって、オールドグッチと言えども偽物の流通も増えております。現代と刻印が異なったり、真鍮には難しい部分もあるので、信頼できる専門店、買取店で購入することをお勧めいたします。
長く使うための使用方法/メンテナンス

オールドグッチは、数十年の時を経て今もなお愛され続けているヴィンテージアイテムです。しかし、その分だけ経年劣化が進みやすく、使用や保管の仕方によって状態が大きく変わります。革のひび割れや金具の錆び、キャンバスの変色などを防ぐためには、日常的なケアが欠かせません。

古いグッチのレザーは非常に柔らかく上質ですが、長期間使用しないと油分が抜けてひび割れが起きることがあります。専用のレザークリームやミンクオイルを薄く塗布し、柔らかい布で丁寧に磨くことで、しなやかさを保つことができます。

オールドグッチに使用されている金具部分は、汗や湿気により錆びやくすみが出やすい箇所です。使用後は乾いた柔らかい布で拭き取り、湿気の多い場所を避けて保管しましょう。真鍮製の金具の場合、経年によるくすみは自然な風合いとして楽しむのもヴィンテージの醍醐味です。

GGキャンバスといったキャンバス素材はジャガード織を使用しているため、特に湿気に弱く、カビやベタつきが発生しやすいため注意が必要です。内部が湿っている場合は風通しの良い場所で陰干しし、除湿剤を入れた収納環境で保管するのがおすすめです。定期的に中を空気に触れさせることで、状態を良好に保つことができます。

オールドグッチは、やはり年代が古いアイテムということもあり、型崩れが見やすくなっております。バッグ類は型崩れ防止のため、使用後に中に薄紙や布を詰めて形を整えてから保管しましょう。直射日光は変色の原因になるため、日陰で風通しのよい場所に保管することが理想です。
オールドグッチは、正しくケアを行うことで10年、20年と愛用できる一生モノのアイテムです。ヴィンテージ専門のクリーニングやレザーリペアを利用するのもおすすめで、状態を維持することで資産価値も保たれます。

オールドグッチは、「古いブランド品」ということではなく、職人の手仕事が宿る一点ものの芸術品です。
現行モデルにはない風合いや質感を長く楽しむためには、定期的なケアと正しい保管が欠かせません。特にレザーや金具はメンテナンス次第で寿命が大きく変わります。
定期的に状態を確認し、早めに修復を行うことがオールドグッチを次の世代に受け継ぐ最良の方法です。
買取・価値維持という観点から知っておきたいこと

オールドグッチは、その独自のデザイン性と職人技による品質の高さから、現在でも中古市場で非常に高い需要を誇るブランドです。近年では「価値が残るブランド」として再評価されており、ファッションアイテムとして楽しむだけでなく、資産的な価値を持つコレクションアイテムとして選ばれる方も増えています。
特に、70年代〜80年代に製造されたオールドグッチ特有のGGキャンバスやシェリーラインモデルは、流行に左右されにくい普遍的なデザインで、今もなお安定した人気があります。状態の良い個体は、現行モデルと同等、もしくはそれ以上の査定額になるケースも少なくありません。
価値を維持するためのポイントとしては、保管環境とメンテナンスの徹底が重要です。湿度の高い場所や直射日光を避け、定期的に空気に触れさせることでカビや劣化を防ぐことができます。また、購入時の保存袋・箱・ギャランティカードなどの付属品を揃えておくことで、買取時の評価額が上がる傾向にあります。
さらに、オールドグッチの市場価値は、ファッションのトレンドやセレブの着用などによって変動することもあります。たとえば、人気モデルや希少な限定ラインがSNSなどで話題になると、瞬く間に需要が高まり、相場が上昇することもあります。こうした動向を把握することで、売却のベストタイミングを逃さずに済むでしょう。

オールドグッチは、トレンドに左右されないクラシカルな魅力と希少性によって、年々価値が高まっています。特に状態の良いアイテムや付属品が揃っているものは、国内外問わず高値で取引されています。
ヴィンテージ市場では、「状態」「真贋」「希少性」が価値を大きく左右します。
日頃から丁寧に扱い、定期的にメンテナンスを行うことで、長期的に高いリセールバリューを維持することが可能です。
オールドグッチを使ったコーディネート紹介
オールドグッチは、そのクラシカルなデザインと上質な素材感によって、どのようなスタイルにも自然と溶け込む万能アイテムとして注目されています。
70年代〜80年代のヴィンテージならではの風合いは、現行のファッションに新鮮なアクセントを加えてくれるため、男女問わず幅広い世代から支持を集めています。
そんなオールドグッチを使用したコーディネート3選をご紹介いたします。

オールドグッチ×ワンピーススタイル
デニムジャケットとデイリーなワンピーススタイルに取り入れると、コーディネートにクラシックな深みが生まれ、シンプルながらも洗練された雰囲気を演出できます。

オールドグッチ×カジュアルスタイル
カジュアルなオーバーオールスタイルに取り入れることで、ラグジュアリーさと抜け感を両立でき、トレンドのヴィンテージミックスを楽しむのに最適です。

オールドグッチ×カラーワンピース
トレンドの鮮やかカラーワンピースやコートにオールドグッチを合わせることで、シンプルながらも奥行きのあるスタイリングに仕上がっており、ファッション感度の高さが感じられます。
近年では、ストリートファッションやカジュアルスタイルにあえてオールドグッチを取り入れる「ミックススタイル」がトレンドともなっております。GGキャンバスのバッグやシェリーラインのアクセントを取り入れることで、上品さと遊び心を両立したコーディネートが完成します。
オールドグッチの現在の価値と高く売る為のポイント
オールドグッチは、これまでの解説の通りに世界中からの注目を集め、日本でも高い評価を得ております。
1970~1980年代にかけて製造されたバッグや財布、アクセサリーなどは、グッチ一族が手がけた最後の時代のプロダクトとして高い芸術性と職人技を誇り、探されている方は後を絶ちません。
加えて、近年のヴィンテージファッションブームにより、オールドグッチは「懐かしいのに新しい」存在として再評価されています。
続いては、オールドグッチの現在の市場価値と高く売るために意識したいポイントを解説します。
オールドグッチは今も価値がある?

はい、オールドグッチの価値は近年、確実に高騰しています。ヴィンテージ市場全体が活況を見せる中でも、オールドグッチは特に需要が高いブランドのひとつです。その理由は、現行モデルにはないクラシカルなデザインや独自の素材感、そしてグッチ一族が手がけた最後の時代の希少性にあります。
状態の良いオールドグッチのバッグやアクセサリーは、現在でも当時の定価に近い、あるいはそれを上回る価格で取引されることもあります。特に人気が高いのは、シェリーラインやGGキャンバス、バンブーハンドルといった象徴的なデザインを持つアイテムです。これらはコレクターズアイテムとしての価値も高く、年々相場が上昇しています。
また、Z世代やミレニアル世代の間で「サステナブルで個性的なファッション」を求める動きが強まっており、ヴィンテージグッチを現代のファッションに取り入れるスタイルが広がっていることも、価値上昇の大きな要因のひとつです。

オールドグッチの最大の魅力は、グッチ一族が手掛けていた作品という点が一番大きいでしょう。
中でも2021年に公開された「ハウスオブグッチ」の影響とヴィンテージブームも重なって、世界中からの評価が再び高まっております。
現行アイテムが年々価格が高騰しているということもあり、質の良いアイテムを低価格で購入できる、現代ファッションへ取り入れられるデザイン性は中古市場にも影響されております。
市場では、状態の良いものや付属品が揃った個体が特に高値で取引されています。購入時の箱や保存袋が残っている場合は、買取価格に大きく影響することもあります。ヴィンテージとしての魅力を保つためにも、丁寧に保管し、革や金具のコンディションを良好に保つことが重要です。
オールドグッチを高く売るためのポイント

オールドグッチをできるだけ高く売却するためには、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。ヴィンテージ市場では、単にブランド名や人気モデルだけでなく、「状態の良さ」「付属品の有無」「保管方法」などの要素が査定価格を大きく左右します。ここでは、買取価格をアップさせるための具体的なコツを紹介します。

オールドグッチのようなヴィンテージアイテムは、経年変化も魅力のひとつですが、やはり状態が良いほど高く評価されます。
普段から丁寧に使用し、汚れや傷を防ぐことが大切です。保管する際は直射日光や湿気を避け、防塵袋に入れて風通しの良い場所で保管しましょう。特にレザー部分は乾燥やカビに注意が必要です。

当時の箱・保存袋・ギャランティカードなどの付属品が残っている場合は、必ず一緒に査定に出しましょう。オールドグッチでは付属品が残っている個体は珍しく、それだけで査定額が上がることがあります。特に、保存袋やロゴ入り箱は希少性の証拠として高く評価されます。

査定前には、柔らかい布で表面のホコリや汚れを軽く拭き取るなど、簡単なメンテナンスをしておくのがおすすめです。ただし、革用クリームや洗剤を自己判断で使うのは避けましょう。変色や質感の変化を起こす可能性があるため、気になる汚れは専門のクリーニング店に相談するのが安心です。

買取価格は店舗ごとに異なります。ブランドやアイテムの知識が浅いお店では、正当な評価がされないこともあるため、複数の買取店で査定を受けて比較するのがおすすめです。特にオールドグッチなどのヴィンテージアイテムは、専門知識を持つ店舗を選ぶことでより高い金額を提示してもらえる可能性があります。

現在、世界的なヴィンテージブームが続いており、オールドグッチの需要は非常に高まっています。相場が上昇している今が、まさに売却の好機です。
人気モデルの再燃や映画・コラボレーションの影響で一時的に価格が上がることもあるため、トレンドを意識してタイミングを見極めましょう。

希少なモデルや状態の良いアイテムは、ヴィンテージに精通した専門店に依頼するのが最も確実です。一般的なリサイクルショップでは希少価値を見落とされる可能性がありますが、オールドグッチを熟知した買取専門店なら、デザインや年代の背景まで正確に査定してもらえます。
当店にはオールドグッチの買取を強化しております。レアアイテムや状態に難のあるアイテムも高くお買取致しております。詳しくは下記ボタンより買取情報ページご覧ください!
よくある質問(FAQ)
Qオールドグッチとは具体的にどの時代のアイテムを指しますか?
一般的には、1970〜1980年代(1990年代頭)までに製作されたグッチのアイテムを指します。
その時期はグッチ一族が関与していた最後の時代ともされ、現行モデルとは仕様や刻印が異なるため“オールド”と呼ばれています。
Qオールドグッチと現行グッチの違いは何ですか?
大きな違いとして、ロゴ・刻印・素材・デザイン仕様などがあります。例えば、筆記体のロゴが使われていたり、ウェブライン(緑×赤)やGGパターンのキャンバス素材がレトロ仕様であったりします。
また、製造体制やマーケティング・ブランドコンセプトも変化しており、「オールドグッチとは“あの時代のグッチ”」という印象が強いです。
Qオールドグッチはなぜ今、人気が再燃しているのですか?
人気の理由は、現代のファッションにはないレトロでクラシカルなデザイン、高品質な素材と職人による丁寧な作り、そして他人と被りにくい希少価値にあります。20代~40代の女性を中心に、ヴィンテージファッションのブームが人気を後押ししています。
Qオールドグッチのバッグによくある「粉吹き」や「ベタつき」は修理できますか?
はい、修理可能です。オールドグッチのバッグ内部に使われている合皮素材は、日本の気候(湿気)により劣化しやすく、「粉吹き」や「ベタつき」が発生することがあります。専門の修理業者で内張りを交換(張り替え)することで、快適に使えるようになります。
Qオールドグッチのバッグはダサいですか?
いいえ、オールドグッチは「ダサい」どころか、現代のファッションシーンで「レトロでおしゃれ」なアイテムとして高く評価されています。クラシカルなデザインが、逆に新鮮なアクセントとして20代~40代の若い世代にも支持されています。
まとめ
今回はオールドグッチの魅力についてお伝えしてきました。オールドグッチはグッチ一族が最後に手掛けていたアイテムとして、ヴィンテージ グッチとは違った魅力を持っております。
オールドグッチはただ単に古いグッチとは言わず、グッチ一族の伝統や職人技が感じられる時代のアイテムで、現行のグッチには見られない点がたくさん詰まっており、一点一点に深い歴史も込められています。
現在ではトムフォードやアレッサンドロ・ミケーレ、サバト・デ・サルノなど名だたるデザイナーが手掛け、オールドグッチには無いストリート性や近未来性といった様々なデザインが誕生しております。
中古市場でもオールドグッチの需要は今後も増え続けるでしょう。当店でもオールドグッチのお問い合わせを多くいただいておりますので、買取に力を入れております。
「古いから買い取ってもらえない」、「汚れや傷があるから断られるだろう」
そんなことはありません。オールドグッチは丈夫な作りとなっているため、多少な傷や汚れでもニーズがあります。不要になったオールドグッチをお持ちでしたら、是非当店LIFEへご依頼くださいませ。
全国送料無料にて宅配買取を受け付けております。送料の他にも査定料や振込料、キャンセル時の返送料も全て無料となっております。オールドグッチ以外のアイテムも一緒に送っていただいても構いません。
この機会に是非当店の買取査定をご利用くださいませ!
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