お持ちのモンクレールや、購入を検討しているモンクレールが「本物か偽物か不安…」と感じていませんか?近年、フリマアプリや通販サイトでは、精巧なスーパーコピー品が数多く出回っており、見分けるのは非常に困難です。
この記事では、ブランド買取のプロである「LIFE」が、誰でも実践できるモンクレールの偽物の見分け方を9つのチェックポイントに分けて徹底解説します。偽物を購入してしまうリスクを避け、安心してモンクレールを楽しむための知識を身につけましょう。
まず結論!モンクレール偽物の見分け方 早見チェックリスト

モンクレールの本物と偽物を見分けるには、主に以下の9つの重要なチェックポイントがあります。これらを総合的に確認することで、偽物を見抜きましょう。
NO | 画像 | チェックポイント | 説明 |
---|---|---|---|
① | ![]() | ロゴワッペン | 刺繍の精度・立体感・色味を確認。偽物は縫い目が粗く、形が崩れていることが多いです。 |
② | ![]() | QRコードとシリアルナンバー | モンクレール公式の認証サイトで照合可能。偽物はコードが存在しないか、照合不可となります。 |
③ | ![]() | アニメタグ(コミックラベル) | 印刷の鮮明さ・色の発色・文字のフォントに注目。偽物はぼやけていたり、誤字があることも。 |
④ | ![]() | 各種タグのフォントと縫製 | ブランドタグや品質表示タグの文字間隔・フォント・縫い方をチェックしましょう。 |
⑤ | ![]() | ファスナーのコマとメーカー | 「riri」「LAMPO」「VISLON」などの正規メーカーかどうか。刻印の有無も重要です。 |
⑥ | ![]() | ボタン・リベットの刻印 | 「MONCLER」刻印の有無、位置、深さを確認。偽物は刻印が浅い・ズレていることが多くなっています。 |
⑦ | ![]() | ダウンの品質と量 | 本物は軽くて暖かく、ダウンの量が均一。偽物は重く、偏りがあることも。 |
⑧ | ![]() | 生地の質感と光沢 | 高級感のある光沢と滑らかな手触りが本物の特徴。偽物はテカリすぎるか、質感が粗いことが多いです。 |
⑨ | ![]() | 販売価格と購入場所 | 極端に安い価格や信頼性の低いサイト・店舗は要注意。正規取扱店かどうかを確認しましょう。 |
プロが教えるモンクレール 9つの真贋鑑定ポイント
最もユーザーが知りたい「見分け方」を、写真付きで分かりやすく解説する最重要パートです。ここでは、買取・査定の現場で実際に使われている鑑定ポイントをもとに、本物と偽物の違いを明確に比較していきます。
各項目では個別に取り上げ、ロゴワッペン・タグ・ファスナー・ダウンの質感など、細部にわたる違いを丁寧に解説いたします。
初めてモンクレールを購入する方はもちろん、フリマアプリや中古市場での購入を検討している方にも役立つ内容です!
POINT1:ロゴワッペン(フェルト)の質感と刺繍

モンクレールの真贋を見極めるうえで、最も注目すべきポイントのひとつが「ロゴワッペン」です。ジャケットの左腕や胸元に縫い付けられているこのワッペンには、ブランドの象徴である「雄鶏(コック)」と「MONCLER」の文字が刺繍されています。

- フェルト地はややクリームがかった色味で、白すぎないのが特徴。
- 刺繍は非常に丁寧で立体感があり、輪郭がシャープ。
- 特に鳥のトサカや翼のラインがくっきりしており、細部まで精巧に作られています。
- モンクレールのロゴワッペンは、毛羽たち安い素材となっております。

- フェルト字の角が角ばっているものが多く見られます。
- 歪みが見られる。
- フェルトが真っ白で安っぽい印象。
- 刺繍の密度が低く、立体感が乏しい。
- 「MONCLER」の文字や鳥の形がぼやけていたり、歪んでいたり潰れていることも。
- 偽物の中にはロゴに沿って縫われていることがあります。

ロゴワッペンは、モンクレールの「顔」とも言える部分です。
査定の現場では、まずここを最初にチェックします。特に刺繍の立体感とフェルトの色味は、経験を積んだプロであれば一目で違いが分かるポイントです。
偽物は全体的にのっぺりしていて、刺繍の輪郭が甘い傾向があります。
POINT2:QRコード・シリアルナンバーでの公式サイト認証

2013年以降に製造されたモンクレールの正規品には、内側のタグにQRコードと12桁のシリアルナンバーが記載されています。このコードは、モンクレール公式の認証サイト「code.moncler.com」にアクセスし、入力することで真贋判定が可能です。
本物の特徴

- タグにQRコードと12桁の英数字シリアルナンバーが明記されています。
- 認証サイトで入力すると、「MONCLERアイテムのご登録、ありがとうございました。」と表示される。
- タグの印刷も高品質で、文字がくっきりしている。
偽物の特徴

- 偽物でも、本物のコードをコピーして貼り付けているケースがある。
- 認証サイトで「正規品」と表示されても、タグ自体が偽物に付け替えられている可能性も。
- タグの印刷が粗く、QRコードが読み取れないこともあります。
- 年代的に別のタグが付けられていることも。
(例:『モンクレール 25AW最新モデル』と表記されているが、IC QRタグではなく、ホログラムQRタグが付いていた。)

QRコードとシリアルナンバーは、真贋判定の『入り口』として非常に有効です。
ただし、最近の偽物は本物のコードを流用しているケースもあるため、タグだけで判断するのは危険です。
必ず他のパーツと合わせて総合的にチェックすることが重要です。
POINT3:アニメタグ(コミックラベル)の色合いと縫製

モンクレールのジャケットに付いているアニメタグ(コミックラベル)は、ブランドの個性を象徴するユニークなデザインのひとつ。真贋判定においても、色合いや縫製の違いが重要なチェックポイントとなります。

- 色合いは落ち着いたトーンで、印刷が鮮明かつ均一となっています。
- タグの四隅は角丸で、丁寧に縫い付けられていることが特徴です。
- キャラクターの表情や文字のフォントもくっきりしていて、違和感が感じられません。

- 縫製が雑で、四隅が直角のままになっているケースも。
(本物のステッチはギリギリ目に縫われております。) - モンクレールブランドロゴの表記が大きかったり、小さすぎたり。
- 余白部分が広い、狭い。
- 色が鮮やかすぎる、または色褪せていることがある。
- 印刷がぼやけていたり、キャラクターの表情が不自然なことも多い。
- 素材の光沢感が強い、生地が硬い、中にはコットン生地のコミックラベルも。

モンクレールといえばアニメタグ。
見た目の印象で『なんとなーく違和感』を覚えることが多い部分です。
特に色味と縫製の仕上がりは、偽物ほど雑になりがちです。角丸の処理や糸の始末まで見ると、真贋の精度が一気に上がります。
POINT4:首元や内ポケットの各種タグ

年代によって表記が異なります。
モンクレールのジャケットには、首元や内ポケットに複数のタグが縫い付けられています。これらのタグは、フォントの精度や縫製の丁寧さ、タグの種類の有無によって真贋を見分ける重要な手がかりになります。
本物の特徴

- ブランドタグ(MONCLERロゴ)やサイズタグのフォントが均一で、文字の太さや間隔にムラがない。
- タグの縫製が非常に丁寧で、糸の始末も美しい。
- DISTタグ(ダウン品質保証タグ)やCERTILOGOタグが付いているモデルも多く、これらは正規品の証拠となる。
偽物の特徴

- 「MONCLER」の文字が潰れていたり、間隔が不自然なことがあります。
- タグの縫い付けが斜めになっていたり、糸が飛び出しているなど、仕上がりが雑。
(モンクレールのタグの縫い目は針穴が見えない) - タグの色、生地に光沢感が見られない。
- DISTタグやCERTILOGOタグが付いていない、または印刷が粗い場合は要注意。

タグのフォントや縫製は、偽物が最も手を抜きやすい部分です。
特に「MONCLER」の文字のバランスや、タグの縫い目の整い具合は、プロが真っ先にチェックするポイントです。
また、近年はDISTタグやCERTILOGOタグの有無も重要な判断材料になっています。
POINT5:ファスナーのメーカーとコマ(歯)の形状

モンクレールのジャケットに使用されているファスナーのメーカーとコマ(歯)の形状も、真贋判定において非常に重要なポイントです。見落としがちな部分ですが、細部にこそ本物の品質が宿ると言われるほど、プロの査定士が重視する要素です。
・使用されているジップ
メーカー | 生産国 | 詳細 |
---|---|---|
YKK (VISLON) | 日本製 | 2000年代前半、初期モデルに使用。現在はLAMPO ZIPPと混在で使用。 |
riri | スイス製 | 2010年代、 限定モデルやコラボモデル(MONCLER V など)といったプレミアモデルに使用 |
LAMPO | イタリア製 | 2000年代後半より使用。YKKとの混在で展開。 |

- 使用されているファスナーは主Lampo(ランポ)、Riri(リリ)YKKの3社製。
- スライダーの裏側にメーカー名の刻印があり、文字がくっきりしている。
- コマ(歯)の形状が滑らかで均一、メッキも高品質で光沢が自然。
- コマ部分は上下にずれた非対称な作りとなっております。(15AW以降は形状の変更があります。)

- 刻印がない、または文字が潰れていることが多い。
- コマの形状が角ばっており、滑らかさに欠け、開閉しにくい。
- メッキが安っぽく、剥がれやすいものもあります。
- 偽物のコマ部分は一般的に流通されている、凸とした形となっていることが多いです。

ファスナーは、偽物が『見た目だけ似せている』ことが多い部分です。
特にスライダー裏の刻印は、本物かどうかを一発で見抜けるポイントです。コマの形状やメッキの質感も、触ったときの滑らかさが全然違います。
経験が浅くても、ここは比較的分かりやすいですよ。
POINT6:ボタン・リベットの刻印

モンクレールのジャケットに使われているスナップボタンやリベットにも、真贋判定の重要なヒントが隠されています。これらの金属パーツには、ブランドロゴやマークの刻印が施されており、刻印の精度やメッキの質感が本物と偽物で大きく異なります。
本物の特徴

- ボタンやリベットには「MONCLER」のロゴやマークが深く鮮明に刻印されている。
- 刻印の文字の輪郭がシャープで、均一な深さがある。
- メッキの質が高く、自然な光沢と耐久性がある。
偽物の特徴

- 刻印が浅く、文字が潰れていることが多くみられます。
- ロゴのフォントが不自然だったり、位置がズレている場合も。
- メッキが安っぽく、剥がれやすい。光沢が強すぎることもあります。

ボタンやリベットは、見落とされがちですが真贋の精度を高める「隠れた重要ポイント」です。
特に刻印の深さと文字の輪郭は、偽物ほど甘くなりがち。
メッキの質感も、触ったときの冷たさや重みで違いが分かることがあります。
POINT7:ダウンの品質(羽毛の量と弾力,重量)

モンクレールの魅力は、何といっても軽さと保温性を両立した高品質なダウン。真贋判定においても、使用されている羽毛の種類や量、弾力性(復元力)は重要な判断材料となります。
(羽毛の量と弾力,重量)
本物の特徴

- 使用されているのは高品質なグースダウンで、非常に軽量。
- 押してもすぐに元に戻る高いモコモコ感、フワフワ感といった復元力(弾力性)がある。
- ダウンの量が均一に詰められており、偏りがない。
- 着用時に軽くて暖かいと感じます。
(羽毛の量と弾力,重量)
偽物の特徴

- フェザー(羽根)や化学繊維が混ざっていることが多く、重く感じる。
※偽物のほとんどが中綿であったり、混合で製造されております。 - 押してもなかなか元に戻らない、または復元力が弱い。
- ダウンの量が偏っていたり、詰め方が不均一。
- 着用時に重くて保温性が低いと感じることがあります。

ダウンの品質は、実際に触ってみると違いがはっきり分かります。
本物は驚くほど軽く、押してもすぐにふわっと戻るんです。
偽物は、見た目は似ていても、触った瞬間に重さや硬さで違和感を覚えることが多いですね。
特に冬場の着用感で差が出ます。
POINT8:生地の質感と光沢

モンクレールのジャケットは、素材の質感と光沢にも本物ならではのこだわりが詰まっています。特にシャイニーナイロンモデルとウールモデルでは、見た目と触り心地に明確な違いがあり、真贋判定の重要なポイントとなります。
生地の質感と光沢
本物の特徴

- シャイニーナイロンモデルでは、光沢が上品で深みがあり、ギラつきすぎない。
- 生地表面が滑らかで、手触りも柔らかく高級感がある。
- ウールモデルでは、肌触りがなめらかで、毛羽立ちが少ない。
生地の質感と光沢
偽物の特徴

- シャイニーナイロンの光沢がビニールのように安っぽく、テカリすぎている。
- 表面がざらついていたり、硬い質感であることが多い。
- ウールモデルでは、ゴワゴワした粗悪な生地が使われており、毛玉ができやす苦なっております。

生地の質感は、見た目だけでなく触った瞬間に違いが分かる部分です。
特にシャイニーナイロンは、本物だと「しっとりとした光沢」があり、偽物は「ギラギラした安っぽさ」が目立ちます。
ウールも同様で、肌触りの滑らかさが本物の証です。
POINT9:販売価格と購入場所

モンクレールの偽物を掴まないためには、購入時の価格と販売元の信頼性を見極めることが非常に重要です。いくら見た目が本物に近くても、販売ルートが怪しい場合は要注意です。
ポイント

- 正規品の価格は高額ですが、極端な割引は基本的に存在しません。購入は、信頼できる販売元を選びましょう。
- モンクレール公式オンラインストア
- 百貨店や正規取扱店
- 実績のあるブランドリユース店
可能性が高いケース

- 「激安」「80%OFF」「在庫処分セール」などを謳うサイトは要注意。
- 支払い方法が「代引きのみ」のサイトは、返品・返金対応が不十分な可能性が高い。
- サイトの運営会社情報が不明、連絡先が携帯番号のみ、などの不透明な運営体制。

価格と販売元は、真贋以前に「信頼性」を判断するための重要な指標です。
モンクレールの本物が極端に安く売られていることは、まずありません。
特に代引きのみのサイトは、トラブルが多く報告されているので、慎重に判断すべきです。
購入前に、販売元の評判や運営情報を必ず確認しましょう。
モンクレール買取サービス
ラクマ・BUYMAは大丈夫?販売サイト別!偽物リスクと見分け方
モンクレールの偽物は、非正規の通販サイトやフリマアプリ、SNS経由の個人売買で多く流通しています。特に「ラクマ」や「メルカリ」などのフリマアプリ、そして「BUYMA」のような海外買付型プラットフォームでは、個人が出品しているケースが多く偽物が紛れ込んでいるリスクはゼロではありません。
また、「Amazon」や「Yahoo!ショッピング」などの大手モールでも、マーケットプレイス型の出品者が扱う商品には注意が必要です。価格が極端に安かったり、「正規品保証」の記載が曖昧な場合は、慎重に判断しましょう。
メルカリ・ラクマでの偽物見分け方

「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリでは、個人が自由に出品できるため、偽物が紛れ込むリスクも高くなります。
「ラクマで購入したいけど、モンクレールは本物?」や「メルカリで購入したモンクレールが偽物だった」という声も見られるため、購入前に以下のポイントをしっかり確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。
- 出品者の評価と取引履歴
評価数が多く、コメント対応が丁寧な出品者は信頼度が高い傾向があります。逆に、評価が少ない・悪い・無言取引が多い場合は注意が必要です。 - 商品説明の詳細さ
タグの状態、付属品の有無、購入時期、使用頻度などが具体的に記載されているかを確認しましょう。曖昧な説明や「本物です」とだけ書かれている場合は要注意です。 - 価格の妥当性
定価や市場価格と比べて極端に安い場合は偽物の可能性が高いです。「激安」「早い者勝ち」などの文言にも注意。 - シリアルコード番号の記載
QRコードや12桁のシリアルナンバーが記載されていない商品は避けるべきです。写真でタグが確認できるかも重要です。
メルカリやラクマといったフリマサイトは個人取引が多く、「ラクマ最強鑑定」「メルカリあんしん鑑定」といったサービスも提供されておりますが、可能であればブランドリユース専門店や正規取扱店での購入が最も安全です。
商品の実物写真が複数掲載されているか、タグや付属品がすべて揃っているかを必ず確認し、出品者の評価・過去の取引履歴・コメント対応の丁寧さもチェックすることが重要です。
ですが、取引にはリスクが伴いますので、個人取引はできる限り避けるのが安心です。
Amazon・楽天での注意点

「Amazon」や「楽天市場」などの大手ECサイトは、一見すると安心して購入できる場所に思えますが、マーケットプレイス型の出品者が多く存在するため、偽物が紛れ込むリスクもゼロではありません。
特に、モンクレールのような高級ブランドの場合、正規代理店以外の出品者が扱う商品には注意が必要です。「Amazon モンクレール 偽物」「楽天 モンクレール 偽物」と考える方も多くいらっしゃるため、価格やレビュー、販売元の情報をしっかり確認することが重要です。
- 正規代理店や公式ショップからの購入を最優先に行いましょう。
- 「激安」「80%OFF」などの極端な割引表示がある商品は避ける。
- 商品ページのレビューを詳しく確認し、「偽物だった」「タグが違う」などの記載がないかチェック。
- 出品者情報を確認し、会社名・所在地・連絡先が明記されているかを確認。
- 商品画像が公式のものだけでなく、実物写真も掲載されているかをチェック。
「モンクレール 正規代理店」と記載されているモデルでも、商品説明が簡素でタグや付属品の記載がないモデル、「並行輸入品」とだけ書かれていて購入元が不明確なモデルは注意が必要です。
BUYMAでの真贋判定ポイント

BUYMAは、海外ブランド品を個人の「パーソナルショッパー」が買い付け・販売するプラットフォームです。正規品を扱う出品者も多い一方で、海外からの直接買付という性質上、偽物が混入するリスクもゼロではありません。
購入前には、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- パーソナルショッパーの実績と評価
過去の取引件数、レビュー内容、リピーターの多さなどを確認。実績が豊富で評価が高いショッパーほど信頼性が高いです。 - 買付地の明記
「イタリア正規店」「フランス直営店」など、具体的な買付地が記載されているかをチェック。曖昧な表現(海外買付のみ記載など)は注意が必要です。 - 鑑定サービスの利用
BUYMAでは一部商品に対して鑑定サービス(BUYMA鑑定)が利用可能です。鑑定対象商品であれば、購入時に鑑定依頼をすることで偽物リスクを大幅に軽減できます。
BUYMAは便利なプラットフォームですが、個人間取引に近い性質があるため、慎重な判断が必要です。特に高額なモンクレール製品を購入する際は、鑑定サービス付きの商品を選ぶか、実績のあるショッパーから購入することを強くおすすめします。

モンクレール公式サイトや阪急、三越伊勢丹といった百貨店での購入以外では、やはり偽物が横行しているのが現状です。
写真では判断できないとなれば、個人取引は避けていただいた方が安全ではあります。
しかし、欲しかった限定モデルや日本未入荷モデルといったレアなアイテムはフリマサイトや楽天、アマゾン、BUYMAといったサイトで見られます。
そのような場合は、鑑定サービス付きのモールでの購入をお勧めいたします。
年代別モンクレール偽物の特徴と見分け方
モンクレールの偽物は、時代とともに巧妙化しています。特に人気が高まった2000年代後半以降、偽物の流通量は急増し、製造年ごとに偽物の特徴や見分け方が異なる傾向が見られます。
たとえば、2000年代前半の偽物は縫製やロゴの粗さが目立つ一方で、2010年代以降はQRコードやタグのコピー精度が上がり、外観だけでは見分けがつきにくいケースも増えています。また、近年では正規品のシリアルコードを流用した『ハイブリッド偽物』も登場しており、より慎重なチェックが求められます。
続いては、年代別に見られる偽物の傾向と、それぞれの時期における見分け方のポイントを詳しく解説していきます。
購入予定の商品がどの年代のモデルかを把握し、その時期特有の偽物の特徴を知ることで、より精度の高い真贋判定が可能になります!
012017年以降の新しいモデル

2017年以降に発売されたモンクレールの新しいモデルには、最新のセキュリティ対策としてQRコード付きタグが導入されています。これにより、スマートフォンでQRコードを読み取ることで、モンクレール公式サイト経由で真贋確認を行うことが可能になりました。これは、消費者が安心して正規品を購入できるようにするための大きな進化といえます。
一方で、偽物の多くはこの仕様を再現できておらず、旧式のタグをそのまま使用しているケースが目立ちます。また、QRコードが付いていても印刷が荒かったり、読み込みができないダミーのコードである場合もあります。
ただし、この箇所だけでの判断は出来ません。なぜなら、偽物の中には正規品タグを転用して縫い付ける悪質なケースも存在するからです。そのため、QRコードの有無や読み取りの可否に加え、縫製の丁寧さ、ジッパーやボタンの刻印、素材感などを総合的にチェックする必要があります。
2017年以降のモデルを見分ける際は、まずQRコード付きタグの有無を確認しつつ、他のディテールとの組み合わせで真贋を見極めることが重要です。
022010年代のクラシックモデル

2010年代に入ると、芸能人の着用も多く見られ、モンクレールはラグジュアリーダウンの地位をさらに確立し日本でも高い人気を誇りました。そのため、この年代のクラシックモデルは偽物の流通量も多く、細部の違いを知っておくことが重要です。
特に判別しやすいポイントのひとつが内側に縫い付けられたコミックラベルです。正規品のコミックラベルは、独特な淡いクリーム色の下地にプリントされており、全体的に柔らかい発色をしています。一方、偽物はこの色味を再現できず、真っ白すぎる生地や色が濃く鮮やかすぎる印刷になっているケースが多く見られます。
また、縫製の精度にも差があります。正規品は細かく均一なステッチで縫い込まれていますが、偽物は糸のテンションが不揃いで波打ったような縫い目になることがあります。さらに、ジッパーやスナップボタンなどの金具部分にも注意が必要です。2010年代の正規モデルは「MONCLER」の刻印が鮮明に彫り込まれていますが、偽物では浅く掘られていたり、フォントが崩れていたりすることが多いです。
このように、2010年代のクラシックモデルを見分ける際は、コミックラベルの色合い・縫製の精度・金具の刻印を総合的に確認することで、偽物を見抜きやすくなります。
03オールドモデル(2000年代以前)

2000年代以前のモンクレールはいわゆる「オールドモデル」と呼ばれ、現在の仕様とは大きく異なる点が多く存在します。特にタグの仕様は時期によって細かく変化しており、最新モデルと同じ基準で真贋を判断することはできません。そのため、オールドモデルを査定・購入する際には、年代に応じた正しい知識が欠かせません。
この年代の偽物は、現在流通している精巧なコピー品と比べると縫製やロゴの精度が低いのが特徴です。正規品のモンクレールは古い年代でも細部の作りがしっかりしているのに対し、偽物はロゴ刺繍が歪んでいたり、ステッチが荒かったりするケースが多く見られます。また、金具の質感や刻印の有無など、ディテールの完成度も低い傾向にあります。
ただし、オールドモデルは現行品と比べて資料が少なく、真贋判定が難しいケースも少なくありません。そのため、少しでも不安がある場合は、専門店での鑑定を強く推奨します。経験豊富なプロによるチェックを受けることで、安心して売買が可能になります。
安全にモンクレール正規品を購入する方法
モンクレールは世界的に人気のあるブランドであるため、偽物の流通量も非常に多く、フリマアプリやオークションサイトなどでは精巧に作られたコピー品が数多く出回っています。
せっかく高額を支払っても偽物を掴んでしまうリスクを避けるためには、信頼できる正規ルートで購入することが何よりも大切です。
続いては、安全にモンクレール正規品を購入するための代表的な方法をご紹介します。
正規販売店一覧

モンクレールの正規品を安心して購入するなら、以下の販売ルートを利用するのが確実です。
- モンクレール旗艦店
国内主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡など)に展開。最新アイテムを直接手に取って確認できます。 - 百貨店内の正規ショップ
伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、大丸心斎橋店など、老舗百貨店内にもモンクレールの正規店舗があります。アフターサービス面でも安心です。 - 正規取扱セレクトショップ
トゥモローランド、ユナイテッドアローズ、バーニーズニューヨークなど一部のハイエンドセレクトショップでも正規品の取り扱いがあります。中には別注アイテムも取り扱われております。 - モンクレール アウトレット店
モンクレールは御殿場、神戸三田、長島にアウトレット店舗を展開しております。型落ち、1点物と数に限りがありますが、巡り会えればアウトレット価格で購入ができます。ですが、アフターフォローや返品ができない場合があります。
こちらの正規ルートを利用すれば、偽物を購入するリスクを限りなくゼロに近づけることができます!
モンクレール国内直営店一覧はこちらもご覧くださいませ!
正規品を確実に購入できるECサイト

モンクレールをオンラインで購入する際は、正規取扱店が運営するECサイトを選ぶことが何よりも重要です。以下のサイトであれば、正規品であることが保証されており、安心して購入できます。
- モンクレール公式オンラインストア
モンクレールが直接運営する公式ECサイト。最新コレクションや限定モデルも取り扱っており、アフターサービスも万全です。 - 大手百貨店の公式オンラインストア
伊勢丹オンラインストア・三越伊勢丹オンライン・阪急百貨店公式通販(Hankyu Fashion)など、大手百貨店が運営するサイトでは正規品のみを販売しています。店舗購入と同様の信頼性があります。 - 正規取扱セレクトショップのECサイト
ユナイテッドアローズ公式通販、トゥモローランド公式オンラインストア、バーニーズニューヨークオンライン、zozotownなども正規取扱店です。セレクトされたラインナップの中からモンクレールを探せます。 - 海外の認定正規通販サイト(例:FARFETCH、LUISAVIAROMA など)
海外発の高級ファッション通販サイトの中にも、モンクレールの正規取扱店として認められているところがあります。日本への発送も対応しており、国内未入荷モデルを探す際に便利です。
こちらのECサイトを利用すれば、偽物を掴まされる心配を大幅に減らせます。
特にフリマアプリや個人出品サイトは偽物のリスクが高いため、必ず公式または正規取扱店のECサイトを選ぶようにしましょう。
中古品購入時の注意点

モンクレールは新品だけでなく、中古市場でも高い人気を誇るブランドです。
しかし、中古品の中には偽物が混ざっているケースも少なくありません。購入を検討する際は、以下のポイントを必ず確認するようにしましょう!
- 信頼できる買取店での購入
個人間取引や無名のネットショップは偽物リスクが高いため、必ず実績のあるブランド買取店や正規取扱店の中古販売部門を利用するのがおすすめです。 - シリアルコードの確認
2010年代以降のモデルにはシリアルコードやQRコードが付いているため、実際に読み取りができるかをチェックしましょう。読み込めない場合や、表示内容が不自然な場合は注意が必要です。 - 返品保証の有無
中古品購入では「返品・返金保証」が付いているかどうかも重要です。保証があることで、万が一偽物だった場合にも安心して対応してもらえます。
当店では、これらのポイントを徹底するのはもちろん、専門査定士による厳格な真贋判定を実施しています。これにより、お客様に安心してモンクレールの中古品をご購入いただける環境を整えています。

モンクレールのように人気が高いブランドは、必ずと言っていいほど偽物が市場に出回ります。特に近年は精巧なコピー品も増えているため、個人での判断だけでは見分けが難しいケースも多いのが実情です。
安全に正規品を購入するためには、まず 公式オンラインストアや直営店、信頼できる百貨店・正規取扱店を利用することが基本です。中古品を検討する場合も、シリアルコードの確認や返品保証の有無を必ずチェックしてください。
私たちのような買取専門店では、日々数多くのモンクレールを査定しており、真贋判定のノウハウを蓄積しています。もし購入前に不安があれば、ぜひ専門家の意見を参考にしていただくことをおすすめします!
よくある質問(FAQ)
Qモンクレールの正規品はどこで買えますか?
モンクレールの正規品は、国内のモンクレール直営店、公式サイト、または正規取扱店として認定されている百貨店やセレクトショップで購入できます。中古品の場合は、信頼と実績のあるブランド買取・販売店を選ぶことが重要です。
Q昔のモデルでQRコードがないのですが、偽物ですか?
いいえ、QRコードがないからといって偽物とは限りません。QRコード付きのタグが導入されたのは2013年頃からのため、それ以前のモデルには存在しません。ワッペンやファスナー、アニメタグなど他のポイントで総合的に判断する必要があります。
Q並行輸入品は偽物が多いというのは本当ですか?
並行輸入品の全てが偽物というわけではありません。しかし、非正規のルートで輸入されるため、中には偽物が紛れ込んでいるリスクが正規輸入品よりも高くなる傾向があります。信頼できる販売店から購入することが大切です。
Q偽物を買ってしまった場合、どうすればいいですか?
残念ながら、一度購入してしまった偽物の返品や返金は非常に困難な場合が多いです。特に非正規サイトや個人売買では、連絡が取れなくなるケースがほとんどです。まずは購入元に連絡を試み、難しい場合は消費生活センターなどに相談しましょう。
Q偽物のモンクレールを買い取ってもらえますか?
いいえ、法律により偽物(不正商品)の買取は一切できません。これは弊社だけでなく、全ての正規買取店で共通です。弊社では査定の段階で真贋を判断し、正規品のみを買取対象としております。
Qアウトレットのモンクレールは本物ですか?
はい、御殿場や長島などの正規アウトレットモールで販売されているモンクレールは全て本物です。過去のシーズンの商品や、アウトレット専用の商品が並びますが、品質は正規品と変わりありません。
Qモンクレールのジャパンタグとは何ですか?
ジャパンタグとは、日本の正規代理店(株式会社モンクレールジャパン)が輸入した正規品に付けられている日本語表記の洗濯・品質表示タグのことです。これが付いていれば、国内正規品である一つの証明になります。
Q海外で購入したモンクレールは本物ですか?
現地の直営店や正規取扱百貨店で購入したものであれば本物です。ただし、海外の観光客向けのお土産店や、素性の知れないセレクトショップなどでは偽物が販売されている可能性もあるため、購入場所が重要になります。
QTシャツやポロシャツにも偽物はありますか?
はい、ダウンジャケットほどではありませんが、Tシャツやポロシャツ、キャップなどの人気アイテムにも偽物は存在します。特にロゴワッペンが付いているモデルは注意が必要です。見分け方はダウンと同様、ワッペンの作りやタグの縫製がポイントになります。
Q最終的に本物か偽物かを見分ける一番確実な方法は何ですか?
最も確実な方法は、モンクレールの査定・買取実績が豊富な専門家に見てもらうことです。弊社のような専門店では、日々多くのモンクレールを扱っており、モデルの新旧や細かな仕様変更まで熟知しています。無料査定をご利用いただくのが最も早く、正確な方法です。
まとめ
モンクレールは、日本でも偽物が多く流通しています。
芸能人の着用やフラグメントなどブランドのコラボなど話題性も高く、「少しでも安く買いたい」と言う消費者も多いため、モンクレールの偽物の流通数は減ることはないでしょう。
偽物に出会わないためにも、是非この記事を活用していただければと思います!
また、着なくなったモンクレールのアイテムをお持ちではないでしょうか?
当店ではモンクレールの買取を強化しており、秋冬シーズンに特化されるダウンジャケットもニーズが高いため通年買取を行なっております。ダウンジャケット以外にもパーカーやスニーカー、Tシャツ、バッグといったお品物もご依頼大歓迎です!
モンクレール買取専門アドバイザーが常駐しておりますので、不明点がありましたらお気軽にご相談ください。全国送料無料の宅配買取サービスを是非ご活用くださいませ!
LIFE実店舗紹介
-
- LIFE中倉店
- 〒984-0821 宮城県仙台市若林区中倉3丁目17-57
- 営業時間 11:00〜19:00
-
- LIFE六丁の目店
- 〒984-0004 宮城県仙台市若林区六丁の目東町6-25
- 営業時間 11:00〜19:00
-
- LIFE宅配買取センター
- 〒984-0821 宮城県仙台市若林区中倉3丁目17-57
- 受付時間 11:00〜19:00