「長く大切にできる革靴を持ちたい」と思った時に、候補に挙がるのが、ジョンロブ(John Lobb)です。
ジョンロブの靴は、見た目の美しさだけでなく、履き心地や作りの丁寧さまでしっかりと感じられるのが特徴なので、使い続けるほど革の表情が変わり、自分に馴染んでいく楽しさがあります。
こちらの記事では、名前は聞いたことがあっても、どんな魅力があって、なぜ一生物の革靴と言われているの?と気になっている方に向けて
ジョンロブがなぜ革靴の最高峰とされるのか、人気のモデルや選ぶときのポイントなど、ジョンロブの魅力について分かりやすくご紹介いたします!ぜひ最後までご覧ください。
ジョンロブとは|革靴の最高峰と称される英国の名門ブランド
“革靴の最高峰”と呼ばれるジョンロブとは、どんなブランドなのか気になりますよね。
ここからは、ジョンロブがなぜ多くの人を惹きつけるのか、その魅力について詳しく紹介していきます!
ゆっくりと読み進めながら、ジョンロブの魅力について知っていただければ嬉しいです。
ジョンロブの基本情報と概要

ジョンロブ(John Lobb)は、1866年にロンドンで誕生した紳士靴ブランドです。
創業者のジョン・ロブ氏は、その卓越した技術から「王の靴職人、靴職人の王」と呼ばれ、英国王室御用達の称号を授かったことで知られています。
長年にわたり、世界中の紳士たちが信頼を寄せるシューメーカーであり、ビスポーク(オーダーメイド)から既製靴まで、どのモデルにも職人のこだわりが息づいています。
ジョンロブの特徴は、見た目の美しさだけでなく、実用性を重視したつくりにあります。
精度の高い木型、美しく均一な縫製、耐久性に優れた素材選び、そして履くほどに馴染む上質なカーフレザーなど快適な履き心地と、丈夫さを兼ね備えた靴づくりは、ジョンロブならではの魅力です。

“本当にいい靴”ってこういうことなんだと感じさせてくれるのがジョンロブです。
見た目の美しさはもちろんですが、歩くほどに足に馴染んでいく感覚や、メンテナンスを重ねる楽しさは、ほかではなかなか味わえません。
値段だけを見ると迷ってしまうかもしれませんが、長い年月をともにできる相棒のような一足になることを考えると、その価値は十分にありますよ!
なぜ「革靴の最高峰」と呼ばれるのか

ジョンロブが「革靴の最高峰」と言われるのには、いくつもの理由があります。
まず挙げられるのは、150年以上続く歴史の中で磨かれてきた職人技です。
ひと目では分からない木型の精度や、縫い目の揃い方、革の選び方など、細かな部分まで妥協しない姿勢は、どの時代でも高い評価を受けてきました。
さらに、ビスポーク(オーダーメイド)で培われた独自のノウハウが、既製靴にも反映されている点も大きな特徴です。
履き心地の良さや足馴染みの早さは、この長い経験と技術あってこそ生まれるもので、「最初から履き心地が良い」と言われるのも、木型づくりや素材への徹底したこだわりがあるからです。
そしてジョンロブは、ただ伝統を守るだけのブランドではありません。
新しいラストを開発したり、現代的なデザインを取り入れたりと、時代に合わせて進化を続けているので、
“変わらない良さ”と“新しい挑戦”のバランスが絶妙だからこそ、多くの人が長年憧れ続ける存在になっています。
こうした歴史・技術・姿勢すべてが重なり合うことで、ジョンロブは「革靴の最高峰」と呼ばれるようになりました。
ジョンロブ買取サービス
ジョンロブの歴史|180年続く靴づくりの伝統
創業者ジョン・ロブとブランドの始まり

ジョンロブは、創業者ジョン・ロブ氏の職人としての情熱から始まりました。
1851年にジョン・ロブは、ゴールドラッシュ時代に見習いブーツ職人としてロンドンを離れてオーストラリアへ渡り、靴職人としての腕を磨きました。
鉱夫たちの為に金塊を隠すためにヒールが空洞になった靴や過酷な環境でも壊れない丈夫な靴をつくったことで、その評判は瞬く間に広まりました。
その後、1863年にロンドンへ帰国し、1866年にロンドンのリージェントストリートに工房を構えたことでジョンロブというブランドの歴史が本格的にスタートしました。
ジョン・ロブの丁寧な仕事ぶりと優れた技術はすぐに評判となり、ほどなくして英国王室御用達の称号を授かるまでに成長しました。
王の靴職人とまで言われるようになったジョン・ロブ氏の理念は、その後の職人にも受け継がれ、今もなおブランドの根底に息づいています。
ここから始まった靴づくりの伝統こそが、ジョンロブが名門ブランドとして語り継がれる理由のひとつなのです。
ジョンロブ・ロンドンとジョンロブ・パリの違い
ジョンロブについて調べていくと、必ずと言っていいほど出てくるのが “ロンドン” と “パリ” という二つの名前です。
同じ「ジョンロブ」ですが、それぞれが独自の歴史とスタイルを持っており、どちらも高い評価を受ける名門ですが、ルーツや展開している靴の種類、ものづくりの方向性にははっきりとした違いがあります。
ここでは、その違いを分かりやすく紹介いたします!
この違いを知るとブランドの奥深さをより感じられるようになるので、ぜひご覧ください。
ジョンロブ・ロンドン(John Lobb Ltd.)

ジョンロブ・ロンドンは、創業家一族が今も運営を続ける、まさに“本家”と呼べる存在です。
ロンドンのジェームズストリートに工房を構え、創業時から変わらないビスポーク専門のスタイルを守り続けています。
ここで作られる靴は、完全オーダーメイドになります。
足を細かく採寸し、専用の木型をつくり、一針ずつ丁寧に仕立てていくため、完成までに長い時間を要します。
価格はおよそ130万円〜と高額ですが、その分、誰のためでもない“あなたのためだけの一足”が手に入る場所です。
ジョン・ロブの伝統的なスタイルを守りながら、創業家の哲学と職人たちの技術が今も息づく、特別な工房です。
- 創業家一族で靴づくりを続けており、ロンドンの工房のみで運営されている。
- 完全オーダーメイドで価格は130万円〜と高い金額。
- 伝統的なスタイルで自分だけの一足を手にすることができる。
ジョンロブ・パリ(John Lobb SAS)

ジョンロブ・パリは、1976年にエルメスグループが買収したことで誕生したラインです。
ブランドの精神を受け継ぎながらも、より多くの人がジョンロブの靴を手にできるようにと、1982年から既製靴のコレクションをスタートしました。
既製靴はおよそ20万円〜、ビスポークは160万円〜と幅広く展開され、世界19カ国に店舗を構えるなど国際的なブランドとして成長を遂げました。
整った木型、美しく仕上げられた革、現代的なデザインを組み合わせ、伝統とモダンを両立させたラインナップが魅力です。
- エルメスが買収したことで誕生したライン。
- 既製靴のコレクションをスタートし、国際的なブランドへと成長を遂げる。
- 伝統的なスタイルに現代的なスタイルも加わったデザイン。

ロンドンとパリの違いは、どちらが上かというわけではなく、目指している方向が違うだけなんですよね。
ジョンロブロンドンは、ジョンロブの歴史と伝統を大事にし、じっくり時間をかけて理想の一足を形にしたい人に向いています。
一方ジョンロブ・パリは、伝統を大切にしながら現代的なデザインや履きやすさも追求していて、すぐにジョンロブの魅力を味わうことが出来るのが大きな魅力です。
エルメスグループとの関係性

ジョンロブが大きく飛躍するきっかけとなったのが、1976年のエルメスによる買収です。
第一次世界大戦を経て、世界中にブティックを展開していたジョンロブですが、経営が厳しくなっていき、ついにパリ2号店も閉店を迫られることとなりました。
その時に救いの手を差し伸べたのがエルメスです。
ジョンロブの職人技と品質の高さに惚れ込み、パリ支店と商標権を買収したことでブランドを守ることができました。
この出会いが、ジョンロブにとって大きな転機となります。
エルメスの支援によって、ジョンロブは「高級靴メーカー」から「ラグジュアリーメゾン」へとステージを上げ、1980年代には既製靴コレクションをスタートしました。
これを機に限られた顧客しか購入できなかったジョンロブが、世界中の人に届くブランドへと広がっていきました。
また現在でも、エルメスの一部レザーシューズをジョンロブが製造するなど、深い信頼関係は続いています。
互いのクラフツマンシップを尊重し合ったパートナーシップは、両ブランドの魅力をさらに高める存在となっていますね。
ジョンロブが選ばれる理由
ジョンロブの靴を一度足を通した人が「もう他の靴には戻れない」と口をそろえるのは、単なる“高級靴だから”ではありません。履き心地の良さ、美しい仕上がり、そして何十年と寄り添ってくれる耐久性——そのどれもが圧倒的で、まさに“相棒”と呼ぶにふさわしい存在になってくれるからです。長い歴史の中で育まれた職人技とこだわりが、今も変わらず一足一足に宿っています。
①履き心地を決める“木型(ラスト)”の完成度

ジョンロブの履き心地を語るうえで欠かせないのが、独自の木型=ラストです。
木型(ラスト)には、足にかかるストレスを極力減らし、長時間の着用でも疲れにくい設計がされています。
7000や8695といったラストは、つま先のバランスや土踏まずのサポートが絶妙で、足全体が優しく包み込まれるようなフィット感が魅力で、初めてジョンロブを選ぶ人におすすめの完成度の高いラストとして人気がありますよ。
このように履いた瞬間から包まれるような安心感を感じられるのがジョンロブの魅力であり選ばれる理由の一つです。
② 素材の質と仕上げの美しさ

ジョンロブが使うレザーには、世界中から選び抜かれた最高品質のカーフレザーが使われています。
きめ細かく、触れた瞬間にしっとりと手に馴染む上質な革は、履き込むほどに透明感のあるツヤが生まれ、美しい経年変化を楽しめるのが魅力です。
職人が丁寧に磨き上げるグラデーションや光沢は、まさに芸術品のようで、遠目からでも「質のいい靴だ」とわかる美しさがあります。
このように細部にまで妥協しない靴づくりが、多くの紳士を魅了し続けているのですね。
③ 修理しながら長く履ける耐久性

ジョンロブの靴は、ただ「長持ちする」だけではありません。
グッドイヤーウェルト製法によって作られているため、ソール交換を繰り返しながら10年・20年と長く付き合うことができます。
履き込むほどに足に馴染み、自分だけの一足へと育つのも大きな魅力で、買って終わりではなく、修理しながら一緒に年齢を重ねられる、そんな相棒のような存在になってくれます。
なぜジョンロブの革靴が一生ものだと言われているのか頷けますね。

ジョンロブの革靴は、価格だけを見ると高い!と感じてしまいますが価格以上の価値をしっかり返してくれるブランドです。
履き心地、仕上げ、耐久性のすべてがトップクラスで、「長く使うほど満足度が上がる」という魅力があります。
初めての一足にも、こだわり抜いて選ぶ一本にも、自信を持っておすすめできる革靴です。
長い付き合いになるからこそ、ぜひご自身のスタイルに合ったモデルを選んでみてくださいね。
ジョンロブの定番モデルと代表作
ここからは、ジョンロブの定番モデルと代表作についてご紹介いたします。
どれもデザインの美しさだけでなく、履き心地や耐久性まで計算し尽くされた一足ばかりなのでぜひ自分にぴったりのモデルを探してみてくださいね!
01
CITY II(シティ2)|洗練されたストレートチップの頂点

CITY ll(シティ2)は、ジョンロブを代表するストレートチップモデルで、価格は約25〜30万円前後です。
無駄のないプレーントゥに一文字のラインが走るだけのシンプルなデザインですが、その分フォルムの美しさが際立ちます。
人気ラスト「7000」を採用しており、足元をすっきりと見せながらも、履くと自然に足を包み込むようなフィット感があります。
この程よいシャープさと上品な丸みのバランスが絶妙で、ビジネスからフォーマルまで幅広い場面に馴染むので迷ったらこれ!とおすすめできる万能さが魅力です。
02
PHILIP II(フィリップ2)|メダリオンが映えるエレガンスの極致

PHILIP II(フィリップ2)は、つま先に施された繊細なメダリオン(穴飾り)が特徴のエレガントなモデルで、価格は約30万円前後です。
華やかさがありつつも上品にまとまっているのでスーツの足元を一段引き締めてくれます。
こちらも7000ラストをベースにしており、足入れの良さと見た目の美しさを両立しており、丸みのあるつま先と滑らかなラインで上品にまとまっているため、スーツスタイルだけでなく、少し柔らかいドレスコードにも自然に馴染みみます。
繊細な意匠と完成度の高いフォルムが相まって、ジョンロブらしい“格”をしっかり感じられる一足です。
03
WILLIAM(ウィリアム)|ダブルモンクの代名詞

WILLIAM(ウィリアム)は、ジョンロブの中でも屈指の名作として知られるダブルモンクシューズで、価格は約28〜30万円前後です。
もともとは創業者・ジョンロブの息子であるウィリアム・ロブのために作られたモデルで、クラシックな佇まいと実用性の高さが魅力で、
9795番ラストを採用し、7000番よりもやや幅にゆとりを持たせた設計で、日本人の足にも合いやすいと評判です。
ダブルモンクならではの存在感がありながら、オン・オフどちらにも合わせやすい万能さを持っています。
スーツスタイルはもちろん、ジャケットスタイルやデニムとの相性も良く、革靴を主役にしたコーディネートが楽しめる一足です。
04
LOPEZ(ロペス)|コインローファーの最高峰

LOPEZ(ロペス)は、ジョンロブの定番ローファーとして長く支持され続けているモデルで、価格は約25万円前後です。
シンプルなコインローファーでありながら、丸みのあるノーズ、立体的なコバ、吸い付くような甲のフィット感など、細部に宿る完成度が“本物”を物語ります。
採用されている8695番ラストは、ややワイドで甲が低めに設計されており、足を入れた瞬間に感じるゆとりが特徴で、長時間履いても疲れにくいのが魅力です。
軽快でありながら品があり、春夏はもちろん、ソックスを合わせれば一年中活躍してくれる実用性の高い一足です。
05
CHAPEL(チャペル)|ダブルモンクの新定番

CHAPEL(チャペル)は、すっきりとしたラストに、控えめで洗練されたダブルモンクデザインを組み合わせたモデルで、価格は約30万円前後です。
ウィリアムよりもシャープでスタイリッシュな印象があり、シンプルながら現代的な雰囲気を漂わせる一足です。
ビジネススタイルを程よくモダンに見せてくれるほか、落ち着いたカジュアルにもよく馴染むため、幅広いシーンで使いやすいのが魅力です。
ダブルモンクに挑戦してみたい方や、WILLIAMよりもすっきりした雰囲気を求める方におすすめの一足です。
ジョンロブの定番モデルは、それぞれが長い歴史の中で磨かれてきた個性と魅力を持っています。
ストレートチップの完成形とも言われるシティ2、華やかさと品を両立したフィリップ2、ダブルモンクの代名詞ともいえるウィリアム、ローファーの王道であるロペス、そして現代的なスマートさが光るチャペル。
どれも一足ずつ個性が異なりながらも共通しているのが“長く愛せる普遍的な美しさ”です。
どのモデルを選んでも、ジョンロブらしさを味わうことができるので、ぜひご自身に合ったものを選んでください。

ジョンロブの定番モデルは、どれを選んでも後悔しないと言われても悩んでしまいますよね。
履く場面や服装のスタイルに合わせて選ぶのはもちろんですが、自分がどんな雰囲気で履きたいかをイメージすると選びやすくなりますよ。
最初の一足はシティ2やロペスなどの万能モデルがおすすめですが、2足目以降はフィリップ2やチャペルのように少し個性のあるモデルを選ぶと、靴選びがさらに楽しくなると思います。
ジョンロブのラスト(木型)の種類と特徴
ジョンロブの靴づくりを語るうえで欠かせないのが、モデルごとに使い分けられる「ラスト(木型)」です。
同じデザインでも、ラストによって履き心地や見え方が大きく変わるため、選ぶラスト次第で靴の印象そのものが決まると言っても過言ではありません。
ここからは、そもそもラスト(木型)とは何か?
そして代表的な7000番、9795番、8695番ラストについて詳しくご紹介いたします!
ラスト(木型)とは何か

ラスト(木型)とは、靴づくりの基礎となる「足の形を再現した木型」のことを言います。
甲の高さ、土踏まずのカーブ、つま先のシルエットなど、足の立体的なラインをそのまま形にしたもので、靴のフィット感・履き心地・見た目を決める最重要パーツとも言われます。
ジョンロブでは複数のラストが用意され、それぞれのモデルに最適なものが使われているので自分の足に合うラストを選ぶことで、長時間の歩行でも快適に過ごすことができます。
7000番ラスト|エレガンスの代名詞

7000番ラストは、ジョンロブを象徴する代表的な木型で、CITY IIやPHILIP IIといった人気モデルに採用されています。
程よくシャープで長めのノーズ、立体的に盛り上がった甲、踵からつま先へ滑らかにつながる流れるようなラインは、そのどれもが美しく、ビスポークのような気品を漂わせるラストです。
シルエットが細めに作られているため、足幅が広い方や甲が高い方は、ワンサイズ上げる、またはワイズ(足囲)を変えるなど、調整しながら選ぶのがおすすめです。
見た目の美しさだけでなく、履いたときのホールド感も魅力で、初めてジョンロブを選ぶ時にも候補に挙がりやすいラストです。
9795番ラスト|バランスの良い万能型

9795番ラストは、ジョンロブの中でも「履きやすさ」と「美しさ」のバランスがとれた万能型として知られています。
代表作であるWILLIAMに採用されており、7000番ラストと比べるとわずかに幅が広く、足入れがスムーズなのが特徴です。
甲の高さも無理がなく、日本人に多い「甲高・やや幅広」の足にも馴染みやすい作りになっています。
9795番ラストは、適度なゆとりがありながらも、すっきりと上品にまとまるので日常生活でも履きやすいラストとして支持されています。
8695番ラスト|ゆとりのある快適設計

8695番ラストは、快適な履き心地を重視した設計が魅力です。
幅にゆとりを持たせつつ、つま先の丸みもソフトで足全体が包まれるような安心感があります。
LOPEZをはじめとしたローファーやスリッポンタイプとの相性が特に良く、締め付けが少なく長時間履いても疲れにくいのがポイントです。
クラシックな雰囲気を残しながらも柔らかい表情を持つラストで、スマートさとリラックス感を両立させたい人にぴったりの木型です。
しかし、もともと欧米人向けの足型をベースに作られているため、日本人が選ぶ際は“普段よりハーフサイズ下げる”など、サイズ選びに少し注意が必要です。
ジョンロブのラスト(木型)は、それぞれが異なる魅力と履き心地を持っています。
シャープさが際立つ7000番、バランスの取れた9795番、ゆとりを感じる8695番と、どれを選ぶかで同じ一足でもまったく違う履き心地になります。
デザインも大事ですが、それだけでなく自分の足には「どのラストが合うか」を知ることがジョンロブを選ぶ上で大切なポイントです。

ジョンロブの靴を選ぶときは、デザインだけでなくラスト選びも大切です。
見た目の好みももちろん大事ですが、長く快適に履き続けたいなら、足にしっくりくる木型を選ぶことが重要になってきます。
試着した瞬間のフィット感をしっかり感じ取って、自分に合う一足を選んでみてくださいね。
ジョンロブ コーディネート紹介
ここからは、ジョンロブの革靴を着用したコーディネートを紹介いたします!
ぜひ参考にしていただいて、おしゃれの幅を広げてみてください。

PHILIP II(フィリップ2)着用コーデ
フィリップⅡを主役にしたオールブラックのコーディネートです。
フィリップⅡを足元に選ぶことで、シンプルな装いも自然と引き締まり、全体がすっきりとまとまっていますね。
近くで見るほどに良さが伝わるバランスで、自然体な大人のおしゃれを楽しめます。

LOPEZ(ロペス)着用コーデ
デニムジャケットを取り入れたリラックス感のあるスタイルにもロペスはすっと溶け込みます。
ローファー特有の軽快さがありながら、足元から上質さも漂い、少し肩の力を抜いた日常のコーディネートでも、品の良さを忘れない、そんなバランスが心地よい一足です。

WILLIAM(ウィリアム)着用コーデ
ダブルモンクの端正な佇まいが、ジャケットスタイルにきちんとした印象を与えつつ、どこかやわらかな雰囲気も感じさせます。
ベージュトーンの柔らかな装いに、足元のレザーの艶が加わることで、全体がぐっと大人びた印象になりますね。
足元にウィリアムを選ぶことで、全体が自然と引き締まっています。
今回ご紹介した3つのコーディネートは、どれもジョンロブの革靴が持つ「さりげない存在感」を感じさせてくれる組み合わせです。
ウィリアムのきちんと感、ロペスの軽やかさ、フィリップⅡの端正さなど、それぞれのモデルが持つ個性が、コーディネートの雰囲気に自然と溶け込み、全体を心地よくまとめてくれています。

ジョンロブの革靴は、「きれいに履こう」と構えすぎなくても、自然と品よく見せてくれるのが魅力だと思います。
今回のように、ジャケットスタイルから少しカジュアルな装いまで幅広く合わせられるので、1足持っていると着こなしの幅がぐっと広がります。
ジョンロブの選び方|後悔しないための4つのポイント
ジョンロブは「どれを選んでも間違いない」と言われる一方で、選び方を誤ると本来の履き心地や魅力を十分に味わえないこともあります。
せっかく手に入れるなら、自分の足やライフスタイルに合った一足を選び、長く大切に履き続けたいですよね!
ここからは、初めてジョンロブを選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを、わかりやすくご紹介いたします。
- ポイント①サイズ選びの重要性
- ポイント②ラスト(木型)選び
- ポイント③初めてのジョンロブにおすすめのモデル
- ポイント④購入後のメンテナンス
ポイント①サイズ選びの重要性|必ず試着を

ジョンロブを選ぶうえで、最も大切なのがサイズ選びです。
「普段◯cmだから」「他の英国靴と同じ感覚で」といった選び方をしてしまうと、思っていた履き心地と違うと感じてしまうことがあります。
何故かというと、ジョンロブがラスト(木型)ごとにフィット感を大きく変えているブランドだからです。
同じサイズ表記でも、モデルやラストによって足入れ感・甲の高さ・幅の感じ方がまったく異なります。
スニーカーより0.5〜1.0cmほど小さめを選ぶといいとよく聞きますが、これはあくまで目安です。
実際には、甲の当たり具合・かかとのホールド感・歩いたときの指の収まりといった細かな部分まで確認することが大切です。
試着の際は必ず両足で履き、数分歩いてみるのがおすすめです。
また、普段履くことの多いやや厚手の靴下で試すことで、購入後のズレを防ぐことができます。
オンライン購入を検討している場合でも、可能であれば一度店舗で試着し、自分に合うサイズとラストを把握しておくと安心ですね。

ジョンロブは“サイズが合えば一生もの”ですが、合っていないと本当の良さが伝わりません。
特に初めての方ほど、試着は必須だと思います。少し面倒に感じるかもしれませんが、そのひと手間で履き心地がまったく変わりますよ。
迷ったら、キツさだけでなく“自然に足が収まる感覚”を大事にしてみてください。
ポイント②ラスト(木型)選びで履き心地が決まる

次に、ジョンロブの履き心地を大きく左右するのが、ラスト(木型)の選び方です。
靴の形の土台となるラストは、幅や甲の高さ、つま先の形状まで細かく設計されているので、
自分の足型に合ったラストを選べるかどうかが、快適に履けるかどうかの分かれ道になります。
ジョンロブには複数の代表的なラストがあり、それぞれフィット感や見た目の印象が異なります。
たとえば、
細身で甲が低めの足には、シャープでエレガントな7000番ラストが合いやすく、
標準的な足型であれば、バランスの取れた履き心地の9795番ラストが選ばれることが多いです。
また、幅広や甲高の足には、ややゆとりのある8695番ラストや、ワイズ(足囲)調整を視野に入れるのもひとつの方法です。
見た目の好みだけで選んでしまうと、履き心地に違和感が出ることもあるため、必ず複数のラストを試して比較するのがおすすめです。
また、店舗スタッフに足型を見てもらいながら選ぶことで、自分に合うラストを提案してくれるので、安心ですよ。
- 細身・甲低めの足の方には、7000番ラストがおすすめです。
- 標準的な足の方には、9795番ラストがおすすめです。
- 幅広・甲高の足の方には、8695番ラストやワイズ調整がおすすめです。
ポイント③初めてのジョンロブにおすすめのモデル

初めてジョンロブを選ぶなら、まずは使える場面が多く、長く履ける定番モデルから始めるのがおすすめです。
ジョンロブの魅力は、どのモデルにも共通する高い完成度ですが、最初の一足は「出番の多さ」を意識すると満足度が高くなります。
また、カラーは、どんなスタイルにも合わせやすいブラックを選ぶのがおすすめですよ。
ストレートチップのCITY IIは、ビジネスからフォーマルまで幅広く対応できる万能モデルです。
装飾を抑えたデザインのため、年齢やスタイルを問わず取り入れやすく、初めてのジョンロブとして選ばれることが多い一足です。
もう少し足元に少し個性を加えたいなら、ダブルモンクのWILLIAMもおすすめです。
エレガントさと程よい存在感があり、スーツスタイルはもちろん、ジャケットスタイルにもよく映えますよ。
よりカジュアルな装いにも合わせたい方には、ローファーのLOPEZがおすすめです。
きれいめな印象を保ちながらリラックス感もあり、オン・オフ問わず活躍してくれます。

最初のジョンロブは、ついデザインで迷ってしまいますが、「一番履くシーンが多いのはどれか」で考えるのがポイントです。
CITY IIのブラックは本当に万能ですし、少し変化をつけたいならWILLIAMも良い選択です。
慣れてきたらLOPEZなどで幅を広げていくと、靴選びがもっと楽しくなりますよ。
ポイント④購入後のメンテナンスを前提に考える

ジョンロブは決して安い買い物ではありませんが、適切なメンテナンスを行うことで10年、20年と履き続けられる革靴です。
だからこそ、「購入して終わり」ではなく、これから育てていく靴として考えることが大切になります。
ジョンロブの革靴を長く履くために大事なのが、日々のメンテナンスです。
日常的なお手入れとしては、履いたあとのブラッシングで汚れやホコリを落とすことが大切で、これだけでも革の状態は大きく変わります。
さらに、定期的にクリームで革に潤いを与えることでひび割れなどを防ぐことができます。
またシューツリーを入れることで、湿気を吸収してくれるので、履きジワを整え、型崩れを防ぐ効果が期待できます。
ジョンロブは、グッドイヤー製法を採用しているため、ソール交換が可能なのも大きな魅力です。
正規店や信頼できる修理店でメンテナンスを行えば、履き心地を保ったまま長く愛用することができますよ。
手入れを重ねることで革の表情が深まり、自分だけの一足へと育っていく過程も、ジョンロブならではの楽しみですね。
- 履いたあとはブラッシング
表面のホコリや汚れを落とすだけでも、革の劣化を防げます。 - 定期的にクリームで保湿
乾燥を防ぎ、革のひび割れを防止。月1回程度が目安です。 - シューツリーを必ず入れる
湿気を吸収し、履きジワや型崩れを防ぎます。

ジョンロブは、丁寧に手をかけた分だけ応えてくれる靴です。
最初は少し気を使うかもしれませんが、基本的なケアを習慣にしてしまえば難しいことはありません。
何度も買い替える靴と違って、ジョンロブは修理を重ねながら10年以上付き合える靴なので、時間が経つほど価値を感じられる特別な魅力があります。
ジョンロブはどこで買える?店舗と購入方法
ここからは、ジョンロブの購入方法をご紹介いたします!
国内正規店舗一覧

国内正規店では、最新コレクションや定番モデルの実物をじっくり試着できるだけでなく、ラスト(木型)の違いやサイズ感の相談、革靴選びのアドバイスも受けられるため、初めての購入でも安心です。
また、正規取扱店の多くは靴以外にも革小物やシューケア用品を扱っており、購入後のメンテナンス相談もできるのが魅力です。
国内でじっくり選びたい人は、ぜひ正規店舗での試着・購入を検討してみてください。
ここからは、日本国内でジョンロブを正規に取り扱っている主な店舗を一覧でご紹介いたします。
- John Lobb Marunouchi(東京・丸の内)
住所:東京都千代田区丸の内3丁目3-1
営業時間:11:00〜19:30(日曜日は19:00閉店)
電話番号:03-6267-6011 - John Lobb Tokyo Midtown(東京・東京ミッドタウン)
住所:東京都港区赤坂9丁目7-3東京ミッドタウンGehheria1F
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:03-6459-2425 - JOHN LOBB Takashimaya Nihombashi Store(東京・日本橋高島屋)
住所:東京都中央区日本橋2丁目4-1
営業時間:10:30〜19:30
電話番号:03-6281-9040 - John Lobb Hankyu Men’s Osaka(大阪・阪急メンズ大阪)
住所:大阪府大阪市北区角田町7-10
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:06-6313-8605 - ジョンロブ 岩田屋本館(福岡・岩田屋本館)
住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目5-35 岩田屋本館5階
営業時間:10:00〜20:00
電話番号:092-718-1920 - John Lobb Kyoto(京都・祇園)
住所:京都府京都新門前通大和大路東入梅本町3丁目256
営業時間:11:00〜19:00(定休日は水曜日)
電話番号:075-708-3710
公式オンラインストア

ジョンロブの公式オンラインストアは、ブランドの世界観を感じながら、自宅でゆっくりと商品を選ぶことができます。
既製靴をはじめ、ベルトやカードケースなどのレザーアクセサリー、シュークリームやブラシといったケアアイテムまで幅広く揃っており、実店舗と同じく正規ルートならではの安心感があります。
オンラインでは、時間や場所に縛られず、気になるモデルを何度でも見比べられるので、デザインや素材感、モデルごとの違いをじっくり確認することができます。
すでに店舗で試着を済ませている方や、同じモデルの色違い・買い替えを検討している方にとっては、非常におすすめの使い勝手の良い選択肢です。
一方で、ジョンロブはラスト(木型)によってフィット感が大きく変わる靴なので、初めての購入をオンラインだけで完結させるのは、少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。
初回は実店舗でサイズやラストを確認し、その後の買い足しをオンラインで行う、と使い分けると安心ですね。

公式オンラインストアは、すでに自分のサイズやラストが分かっている方にとって、とても便利な購入方法ですね!
店舗で一度しっかり試しておけば、その後は落ち着いて選べるので、初めての方はぜひ正規店に足を運んで試着することをおすすめします。
中古市場での購入

中古のジョンロブは、タイミングやモデルによって、10万円前後で入手できるケースもあり、「一度ジョンロブを試してみたい」という方にとっておすすめの選択肢です。
ただし、中古で購入する際には、正規品であるか?前の持ち主の足型にどれくらい馴染んでいるのか?ソールの減り具合や修理歴など確認する注意点がいくつかあります。
そのため、価格だけで判断せず、信頼できる販売店を選び、状態をしっかり見極めたうえで選ぶことが大切です。
特に革のハリやシワの入り方、履き口や踵まわりのクセは、実際の履き心地に大きく影響します。
可能であれば試着を行い、歩いたときのフィット感や違和感がないかを確認しておきましょう。
また、購入後にメンテナンスや修理が必要になるケースも想定し、トータルでどれくらいのコストがかかるかを考えておくと安心です。
- 正規品であることの確認
信頼できるショップや、真贋チェックを行っている販売店を選ぶことが大切です。 - 前の持ち主の足型にどれくらい馴染んでいるか
革靴は履き込むことで足に沿って変化するため、サイズ表記が同じでも履き心地に違和感が出ることがあります。 - ソールの減り具合や修理歴の確認
減りが進んでいる場合は、購入後すぐにソール交換が必要になることもあるため、トータルのコストを考えたうえで判断するのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Qジョンロブとは何ですか?どこの国のブランドですか?
ジョンロブ(John Lobb)は、1866年にイギリス・ロンドンで創業した世界最高峰の高級紳士靴ブランドです。創業者ジョン・ロブ氏が英国王室御用達に任命され、「王の靴職人、靴職人の王」と称されました。現在はエルメスグループ傘下で、既製靴を世界展開しています。最高級レザーと熟練職人の手仕事により、「革靴の王様」として革靴愛好家から絶大な支持を集めています。
Qジョンロブはなぜ高いのですか?価格に見合う価値はありますか?
ジョンロブが高価な理由は、①最高級カーフレザーの厳選使用、②熟練職人による手作業での製作、③グッドイヤーウェルト製法による長期耐久性、④180年の歴史とエルメス傘下のブランド価値、⑤10年以上履ける耐久性と美しい経年変化、の5つです。
価格に見合う価値があるかは個人の価値観次第ですが、適切なメンテナンスで10年以上履けることを考えると、年間コストは2〜3万円程度。一生モノの投資として考えれば、十分に価値があると評価されています。2〜3年履き込むことで革が足に馴染み、唯一無二の履き心地を得られる点も大きな魅力です。
Qジョンロブは何年履けますか?寿命はどのくらいですか?
ジョンロブの靴は、適切なメンテナンスと定期的なオールソール交換を行うことで、10年、20年と一生涯履き続けることができます。堅牢なグッドイヤーウェルト製法で作られているため、ソールの交換が可能であり、履き込むほどに自分の足に馴染んでいきます。
Qジョンロブとエルメスの関係は?エルメス製ですか?
ジョンロブ・パリは1976年からエルメスグループの傘下にあります。経営難に陥っていたパリ支店と商標権を、エルメスが買収しました。エルメスはジョンロブの職人技術と品質の高さに惚れ込み、ブランド価値を守りながら世界展開を実現させました。
現在、ジョンロブの既製靴はエルメス資本で運営されていますが、製造はイギリス・ノーサンプトンの自社工場で行われています。「エルメス製」ではなく、「エルメス傘下のジョンロブ製」が正確な表現です。
Qジョンロブのセールやアウトレットはありますか?
ジョンロブはブランドイメージを保つため、原則として大規模なセールやアウトレット販売は行っていません。稀に、一部のセレクトショップでセール対象となることがありますが、基本的には正規店での定価購入が基本となります。
まとめ
ジョンロブは、180年以上にわたって受け継がれてきた靴づくりの技術と、美しさと履き心地のどちらも大切にする姿勢が息づくブランドです。
こちらの記事をご覧になって、ラストやサイズ、モデルごとの特徴を知ったことで、その魅力をより感じられたのではないでしょうか?
ジョンロブの革靴は、きちんと手入れをしながら履き続けることで、少しずつ足に馴染み、自分だけの一足へと育っていきますので、ぜひご自身に合った一足を手に取ってみてくださいね。
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