ノンブランド(ノーブランド)洋服とは?
ノンブランド(ノーブランド)洋服とは?
ノンブランド洋服とは一般的に「ブランド服」としての認識がされていない洋服となります。一例としてファストファッションや古着、アパレル品製造会社のオリジナルアイテムやOEM品などがノンブランドと認識されている事が多い傾向にあります。
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選べる4つの買取方法
ノンブランド(ノーブランド)洋服の買取について
ノンブランド洋服を買取している買取店は年々減少しております。残念なことに中古品として売れゆきのいいノンブランド洋服は少なく、それに費用を支払い買取するメリットが薄いと捉える買取業者が多い事が現実です。しかしながら一部買取店では重量でのお買取で海外に輸出したり、トレンドに沿ったアイテムであれば単品で値段をつけて買取しています。
監修者紹介
バイヤー宮崎
アパレル業界15年・リユース業界歴9年
ドメスティック・インポートブランド等担当
今回こちらの記事を監修しました宮崎です!
株式会社TGMが運営するブランド洋服買取LIFEにてアパレルチームマネージャーを務めております。
10代の頃からのファッションが大好きで東京都内の服飾専門学校にて洋服の造形や流通生産管理を学んでおりました。
当社入社前には東京都内の大手洋服リユース店にて洋服査定バイヤー業務を行っておりましたので、気づけばアパレル業界15年ほどのベテランとなっていました(笑)
そんなベテランプロバイヤーの私が、洋服買取についてのお悩みや疑問点を1つ1つ解消していきたいと思います!
ノンブランド洋服買取3つのポイント
アパレル産業の中でも最も多く流通しているファストファッションブランドやボディメーカーブランドの衣料品は、基本的に買取店では所謂ノンブランド(ノーブランド)衣料品としての取り扱いになります。ノンブランド衣料品だからと言って買取を諦める前に、こちらの記事では少しでも高い買取金額で買取をしてもらうポイントを3つご紹介いたします。
ノンブランド洋服買取3つのポイント
01ノンブランド洋服の中にも高く売れる服がある!
所謂ノンブランド(ノーブランド)やジェネリックブランド衣料品の中にも高価買取が期待できるお品物が多数ございます。
毛皮や皮革製品は高価な素材を用いているお品も多く、ミンクファーやクロコダイルレザーを素材に使用しているお品物であれば1着で数万円の買取金額がつく場合もございます。
実際にそういったリアルファー、リアルレザーを用いた製品はノンブランド衣料品としても多く存在します。
天然皮革を使用するからこそ一定の基準値に満たない傷有りの素材などが安価な価格で取引され、ノンブランド衣料品として工場から製品化されるケースもある為こういった高級素材のノンブランド衣料品が流通しています。
02ファストファッションはノンブランドに分類される
ユニクロやGUをはじめとしたファストファッションブランドのお品物は洋服買取店ではノンブランド(ノーブランド)として扱われ買取金額がつかない事がほとんどです。
新品未使用品やタグ付きのお品物の場合でも10円~100円買取になってしまいますので、全国に複数店舗営業しているセカンドストリート(セカスト)やブックオフ(ハードオフ)等の総合リユース店、リサイクル店への買取依頼を推奨しております。
03ノンブランド衣類でもまとめグラム買取してくれる買取店がある
ノンブランド(ノーブランド)衣料品の場合でも重量やグラム数でグラム買取を行っている買取店も多数ございます。
グラム買取の相場は関東圏で1Kgあたり100円~150円の買取店が多く、ノンブランドのレザージャケットでも数百円で買取してもらえる場合がございます。
断捨離前にグラム買取に対応している買取業者を調べることでスムーズに買取依頼を行うことが出来ます。
ノンブランドの買取実績紹介
ノンブランド衣料品が思わぬ高価買取になった50代女性の場合
ミンクファーコート
クロコダイル 本革 ジャケット
総レースワンピース etc
合計¥55,000
ノンブランド衣料品単品買取をご利用の20代男性の場合
ユニクロ +J オーバーサイズ ブルゾンH&M カレッジ スウェット
ZARA RHUIGI フデニムパンツ etc
合計¥5,000
ノンブランド衣料品グラム買取をご利用の30代男性の場合
ライダースジャケット 0.8Kg
ウール ロングコート 0.8Kg
パーカー 0.4Kg etc
約10㎏ 合計 ¥3,000
ノンブランド洋服でも
高く買取出来る可能性のある洋服とは?
ノンブランド衣料品の中にも年代が古く希少性の高いお品物や高級素材を用いた衣料品などは高価買取が期待できます。
ヴィンテージ古着
ブランドネームタグがついていないヴィンテージ古着等は一般的に製造年代や状態により相場が決まります。
一般的なヴィンテージデニムパンツなどは1920年代~1990年代のお品物が多く流通しており、ヴィンテージアイテムとしての流通価値が高いお品物になるとノンブランドの場合でも数万円の買取価格がつく場合もございます。
ミリタリー古着
ミリタリー古着はノンブランド衣料品の中でも安定して高価買取が期待できるジャンルでございます。
米軍支給品や民間支給品と言われる当時の機能性服はミリタリー古着や軍物と呼ばれ当時の実物品等であれば一着数万円の買取金額がつくこともございます。こういったヴィンテージやミリタリー古着の買取はグラム買取ではなく単品での買取依頼を推奨しております。
ノンブランド洋服の売却方法3つ
ノンブランド(ノーブランド)衣料品は通常の洋服買取店ではお買取が不可になってしまうケースや金額がつかない場合がほとんどです。
こちらの記事では少しでもお得にノンブランド(ノーブランド)衣料品を売却する方法を3つご紹介いたします。
01グラム買取をしている洋服買取店に売却
ノンブランド衣料品のお買取として最も人気なのが衣類の重量で買取金額が決まる「グラム買取」です。
実際に関東圏ではブランド問わず1Kgあたり100~150円でお買取を行っている買取業者が多く、日々数多くのノンブランド衣料品がお買取に持ち込まれています。
レザージャケットや中綿のブルゾンなどは1着で数百円の買取金額がつくこともございますのでノンブランド衣料のご売却はグラム買取に対応している買取店を推奨しております。
02フリマアプリなどでウェブを通して自分で売却
近年買取業者を介さず、個人間での物品売買を行えるフリマアプリ(フリーマーケットアプリ)等が広く流通しています。
着用機会のない衣料品やアクセサリー、バッグやスニーカーなども自分で設定した金額で販売できる点が好評を集め、年々利用者数が増加傾向にあります。もちろん買取店には即日で衣料品を現金化できる買取店ならではのメリットがございます。
03出張買取を利用して売却
出張買取を行っている会社も比較的ノンブランド服の買取を行う場合が多いです。出張買取の利点としては自宅まで来てもらえるので店舗持ちこみや梱包の必要が無く不要な物をまとめて査定依頼できます。デメリットとしては予約の空き状況に合わせなくてはならない点や出張費用分の回収により査定金額自体が安くなってしまう場合がある点です。
ノンブランド洋服の買取について解説
基本的にノンブランド衣類は全てが小売りできるものではないので買取後選別されます。状態の良い物やデザインが売れ筋の物は店頭販売となり、状態の良くない物や店頭で販売出来ない物は1kgあたり10円程度での買取で海外輸出となります。
業界全体としてノンブランド洋服の買取には消極的な会社が増えてきています。
理由としては人件費や原油価格の高騰により、ノンブランドを買取しその後出品や輸出などをする経費の方が利益より高くなってしまうケースも多い点が挙げられます。
単価が低い商品よりも高い商品の方が1点あたりの利益に対し人件費や送料の負担が少ない分、ブランド品の買取業者は増加している傾向にあります。