nonoこの記事では、バーバリー（BURBERRY）の2023年の秋冬コレクションをご紹介いたします！
今回は、2022年10月にクリエイティブ・ディレクターに就任したダニエル・リー氏が手掛けた初めてのコレクションとなっています。ダニエル・リー氏は、ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）のクリエイティブ・ディレクターを務めていたことでも知られており、バーバリーを象徴する英国ファッションを現代風にアレンジし、新たなスタイルを発表しました。
秋冬らしい暖かみのあるファッションも登場しているので、ぜひこの機会にチェックしてみてください！
バーバリーのダニエル・リーが手掛けた2023年秋冬コレクションをご紹介
バーバリー 2023年秋冬コレクション
2023年2月20日、ロンドンの南東部にあるケニントン・パークを会場として、コレクションショーを開催しました。三角屋根の大きなテントの中には、幻想的な薄暗い空間が広がり、焚き火やお香の香りで包まれていました。客席には、バーバリーを象徴するチェックのブランケットと湯たんぽが置かれ、ホットウイスキーやチョコレートが振る舞われるなど、あたたかみを感じられる演出がされました。
ファーストルックに登場したのはオーバーサイズのトレンチコート
ダニエル・リー氏がファーストルックとして選んだのは、ゆったりとしたシルエットが特徴のダークブラウンのトレンチコートです。袖や裾が長く、ボリューム感のあるグリーンのフェイクファーを襟元にあしらいました。足元はベルテッドブーツで仕上げ、手元にはフェイクファーで仕立てたハンドバッグやチェック柄の湯たんぽを添えました。
英国のアウトドアを意識した実用的なアイテム
ファーストルックに続き、ブランケットコートやブルゾン、ダッフルコート、ジャケットなど、実用的な秋冬のアウターが多く登場しました。フェイクファーをあしらったコートや、身体を包みこんでくれるブランケットコート、すっきりとしたシルエットで仕立てられたネックセーターなど、暖かみのあるスタイルが、これから訪れる厳しい寒さのなかでもムードを盛り上げてくれるようです。
さらに、英国らしさとして「鴨」のモチーフが採用されたアイテムも登場しました。ブラウスやワンピースの全面にあしらわれた、カラフルな鴨のモチーフは、美しいだけのファッションで終わらない、楽しさとユーモアを含ませた魅力あふれるデザインへとアップデートさせました。ダニエル・リー氏は、ショーの後の取材で、「鴨というのは、とても英国的だと思います。公園や屋外を連想させますから。」と語っていたそうです。
バーバリーを象徴するエンブレムやチェック柄
バーバリーを象徴するパターンのひとつのチェック柄は、ブルー・イエロー・パープル・グリーン・レッドなど、カラフルな色使いで、ニットやパンツ、スカート、コートなどさまざまなアイテムに落とし込まれました。また、バーバリーらしく、コレクションに彩りを添えた、鮮やかなブルーで再解釈されたエンブレム「馬上の騎士（EKD）」をあしらったドレスも注目を集めました。
さらに、アクセサリーとして添えられたバッグもたくさん登場しました。スエードやレザーなど、異なる素材を使用したり、大小さまざまな大きさだったり、「湯たんぽ」を手元に添えたモデルたちもいました。
ダニエル・リー氏は、「バーバリーはバッグで知られるブランドではないので、そこに新たな物語を見つけるのはエキサイティングなこと」と語り、次なるチャレンジにつながるのではないかと期待を寄せています。
バーバリーのブランドロゴを一新
クリエイティブ・ディレクターにダニエル・リー氏が就任したことをきっかけに、ブランドのロゴを新しくしました。前任のリカルド・ティッシ氏の時代は、創業者トーマス・バーバリーのイニシャルである「TB」をモチーフとしたロゴが使用されていましたが、再びバーバリーのアイコニックな「馬上の騎士」モチーフのデザインが帰ってきました。このデザインは、1901年に初めて作成され、その後何度かアップデートされたものの、1999年以降はそのままでした。
今回の新しいロゴは、鮮やかなブルーで彩られ、ラテン語で「前進」という意味をもつ「Prorsum」という文字が刻まれた旗を騎士が持つ、ロゴが誕生した当初のデザインが採用されました。
まとめ
この記事では、バーバリー（BURBERRY）のクリエイティブ・ディレクターに就任したダニエル・リー氏が手掛けた2023年の秋冬コレクションをご紹介しました！英国らしさを大切にしつつ、新たな可能性を広げるスタイルは、大きな注目を集めました。秋冬らしい、暖かさを感じられる魅力的なアイテムを、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
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image source：fashion-press.net,harpersbazaar.com,gqjapan.jp
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