鷲見太郎(TaroWashimi)は、デザイナーの鷲見太郎氏によって2009年に設立されました。日本のシルバージュエリー界でも特に高い評価を受けており、ネイティブアメリカンスタイルと日本の職人技を融合させたブランドです。
この記事では鷲見太郎がどんなブランドなのか、ブランドの歴史や作品の特徴、人気のモデルまでを詳しく紹介します。シルバーアクセサリー好きなら、一度はチェックしてほしいブランドです。是非参考にしてみてください!

鷲見太郎はネイティブアメリカンの技法をベースとしたジュエリーで人気を集めています。この記事では鷲見太郎の魅力とおすすめアイテムを5分でわかりやすく紹介します!
鷲見太郎(TARO WASHIMI)とは?
鷲見太郎(TARO WASHIMI)は、日本を代表するシルバージュエリーブランドのひとつで、2009年に設立されました。ネイティブアメリカン技法を取り入れ、独自のスタイルを築き上げました。地金を打ち込み、美しい曲線を彫り込む独自の手法で制作しています。
ブランドの由来と歴史

鷲見太郎というブランド名は、デザイナーである創設者の鷲見太郎氏の本名から付けられています。鷲見太郎氏は高橋吾郎氏が創業したゴローズ(goro’s)の工房に勤め、シルバーアクセサリーの製作において経験を積みましたが、2009年の30歳を機に独立し鷲見太郎(TARO WASHIMI)を設立しました。ブランド誕生の背景には、彼自身が持つアートやクラフトマンシップへの情熱がありました。
鷲見太郎(TARO WASHIMI)のプロフィール

鷲見太郎氏は1975年、東京都立川市で生まれました。父は画家、母は音大卒のピアノ教師という環境の中で育ち、幼少期から創作や美術に囲まれた生活を送っていました。その影響もあり、早い段階でアートやものづくりに強い関心を持つようになったそうです。
幼少期は、画家だった父が絵画以外にも彫刻や様々なものを見せてくれたおかげで、暇さえあればなにかを作るような子供だったといいます。
20代半ばの頃、1年間バックパッカーとして旅をし、タイ、カンボジア、マレーシア、インド、オーストラリアを巡りました。各地で風景や建造物、歴史、伝統、異文化に触れ、ネイティブアメリカンのカルチャーに感銘を受けました。
鷲見氏の作品は「Art(芸術)」と「Music(音楽)」が深く関わっていますが、彼の幼少期からの環境や影響や旅で得た貴重な経験とインスピレーションが、現在のデザインの原点となっています。

鷲見太郎氏の作品は、単なるアクセサリーではなく、彼の人生や芸術的背景を映し出す「アートピース」とも言える存在です。美術と音楽という2つの芸術が融合し、彼独自の世界観を形作っています。
鷲見太郎(TARO WASHIMI)の歴史
鷲見太郎氏が歩んできた道のりと、ブランドの発展を年表式で紹介します。
年 | 出来事 |
---|---|
1970年代後半~1980年代前半 | 東京都立川市に生まれる。父は画家、母はピアノ講師という芸術家系の家庭で育つ。 |
幼少期 | 絵を描くことや物を作ることが好きで、芸術・創作に親しむ日々を過ごす。 |
17歳(1990年代半ば) | 初めての革製バッグを自作。この頃から本格的なモノ作りに没頭し始める。 |
20代前半~中盤(2000年代前半) | 世界中をバックパッカーとして旅し、アメリカや中南米の文化・精神性に影響を受ける。特にネイティブアメリカンのカルチャーに感銘を受ける。 |
帰国後(2000年代中盤) | 彫金を独学で学び始める。銀や金などの貴金属を用いたアクセサリー制作に取り組む。 |
2009年 | 自身のブランド【TARO WASHIMI】を設立。ワックスを使わず、伝統的な彫金技術で一点ずつ制作するスタイルを確立。フェザーやイーグルなど自然をモチーフにした作品が話題に。 |
2010年代前半 | アーティストやファッション業界関係者の間で話題となり、人気が拡大。全国のセレクトショップでの取り扱いが増える。 |
2010年代後半 | ブランドとしての認知がさらに広がり、限定コラボ作品やカスタムオーダーの受注も拡大。 |
2020年代 | オンライン販売体制を強化。海外展開も視野に入れた活動が本格化。新たなシリーズや18金素材のジュエリーラインも展開。 |
鷲見太郎(TARO WASHIMI)の作品の特徴
鷲見太郎のアイテムは、ネイティブアメリカンの精神性を受け継ぎながら、日本の職人技によって生み出される作品です。力強さと繊細さを兼ね備えた独自の美しさを持っています。
代表的なデザインとその意味

鷲見太郎の代表的なデザインとして、フェザー、イーグル、クロスなどのモチーフがあります。これらのモチーフは、ネイティブアメリカンの文化や自然界からインスピレーションを受けており、それぞれに深い意味が込められています。フェザーは自由・飛躍・守護、イーグルは勇気・誇り・成功、クロスは信念・加護・魂の導きを示しています。
使用される素材と製作技術

素材には925シルバー・K18ゴールドが使用されています。高純度の銀をリングやバングルなどに使用すると劣化による曲がりや切れが生じるため、購入当時の美しい形状を保つために925シルバーが採用されています。
また、ジュエリーを作る為の道具も全て手作りされています。鷲見氏のジュエリー製作は、ワックスを使用せず、地金を叩く、切る、打つといった基本的な製法のみで構成されています。この手法は制作に時間がかかりますが、完成時の風合いを大切にするために採用されています。
鷲見太郎(TARO WASHIMI)の人気モデル紹介
ペンダント/ネックレス

flight feather K18 top
躍動感ある羽根のフォルムに18金を組み合わせた上質なフェザートップ。軽やかな印象ながら存在感抜群の定番人気モデルです。

eagle eg-05/K18・925
シルバーと18Kを使用した精巧なイーグルトップ。羽根や表情の細部までこだわった迫力あるデザインで、ブランドの象徴的存在です。

NEW CROSS S K18 flower metal
コンパクトながら品格漂うクロスペンダント。中心に18金のフラワーメタルをあしらい、シンプルながら高級感のある仕上がりです。

鷲見太郎のペンダントは、フェザーやイーグルなどブランドを象徴するモチーフが多く、コレクター人気が高いです。K18使用モデルは特に高価買取が期待できます。
バングル/ブレスレット

plain bangle 10mm M K18 flower metal
重厚な10mm幅のシルバーバングルに、18Kの花型モチーフをアクセントに配置。シンプルで飽きのこないデザインが魅力です。

arabesque design 5mm bangle
繊細なアラベスク模様が全体に彫刻された華やかな一本。細身ながら装着時の存在感は十分で、重ね付けにも最適です。

plain bangle 10mm M K18 eagle metal
10mm幅のプレーンなバングルに、18Kのイーグルモチーフを加えたモデル。シンプルさと力強さを兼ね備えたアイテムです。

素材や装飾によって価値が大きく変動します。特にK18パーツやアラベスク彫金のモデルは評価が高く、状態の良いものはプレミア価格がつくこともあります。
リング

arabesque design 10mm ring
幅広のリングに美しいアラベスク模様を施した存在感あるデザイン。クラシカルで装飾的な雰囲気が特徴の人気リングです。

M feather ring 01
中羽根サイズのフェザーをそのまま指に巻いたような立体的フォルム。繊細な羽根のラインが手元を優雅に演出しています。

10mm plain ring S K18 flower metal
10mm幅のシンプルなリングに18Kの花モチーフを配置。無駄を削ぎ落としたデザインに、ゴールドの輝きが映える逸品です。

リングはサイズの汎用性とデザイン性が重要です。定番のアラベスクやフェザーモチーフは安定した需要があり、高品質なものほど査定額に反映されやすくなっています。
トラビスワーカー(TRAVIS WALKER)コラボレーションモデル

arabesque flight feather eagle claw 18K small arrow cross
アラベスク模様のフェザーに、イーグルクローと18Kのクロスが融合。トラヴィスワーカーらしいワイルドさと洗練が共存する豪華なトップです。

Canvas Ring 18K Outlow Cross×2 w/arabesque
2つのアウトロークロスとアラベスク装飾を施したコラボリング。シルバーと18Kのコントラストが際立つ重厚な仕上がりです。

Arabesque Flight Feather w/18K Cross Metal
アラベスク模様が彫られた立体的デザインの先端に18Kのクロスメタルパーツがセットされています。両ブランドらしい重厚感が融合したアイテムです。

数量限定や独自デザインが多く、ファンの間で高い希少価値があります。特に18Kパーツを含むコラボモデルは、通常モデルより高額での買取実績があります。
鷲見太郎(TARO WASHIMI)を選ぶ理由とコーディネートのコツ
鷲見太郎のアイテムは、伝統技法と芸術的感性が融合した身につけるアートとして、多くのファンを魅了し続けています。ここでは、なぜ多くの人が彼のジュエリーを選ぶのか、その魅力とともに、日常に取り入れるコーディネートのコツをご紹介します。
鷲見太郎(TARO WASHIMI)が選ばれる理由
鷲見太郎のジュエリーは、単なる装飾品ではなく、身につける者の心に響く「物語」を持った作品です。徹底した職人技、自然との対話、独自の美意識と世界観。すべてが一つの作品に凝縮されているからこそ、多くの人々が心を惹かれ、手に取る理由があるのです。長く身につけるほどに味わいが深まる「一生モノ」のジュエリーとして、確かな価値を提供し続けています。
・独自の製作技法と職人技
鷲見太郎はロストワックスを使わず、銀の地金を直接叩いて彫る伝統的な技法を採用。手作業による繊細な彫刻が特徴で、付け心地にもこだわった精巧な仕上がりが魅力です。
・自然からのインスピレーション
趣味の登山やフリーダイビングを通して得た自然の造形や色彩をデザインに反映。例えば、冬空を表現したオパール使いなど、自然美とリンクした表現力が作品に深みを与えています。
・独学による技術習得と芸術的背景
画家の父と音楽家の母の影響を受け、芸術的な感性を磨いた鷲見氏は、彫金技術を独学で習得。既存の枠にとらわれない自由で美しい造形が、唯一無二のスタイルを確立しています。
・海外での高い評価と人気
台湾や中国など中華圏を中心に高い人気を誇り、国内外のバイヤーやファッション感度の高い層から支持を得ています。日本の技術とデザインを融合させた独特な世界観が国境を超えて評価されています。
・豊富なラインナップとコラボレーション
イーグルやフェザー、クロスなど多彩なモチーフに加え、過去にはTRAVIS WALKER(トラヴィスワーカー)とのコラボモデルも展開しました。シンプルなものから重厚感あるデザインまでアイテムの幅も広く、幅広い層のファンを惹きつけています。

鷲見太郎の作品は、一点一点が職人の魂を宿した芸術品です。希少性と完成度の高さから、中古市場でも高値で取引される人気ブランドです。手放す際も安心してご相談ください。
鷲見太郎コーディネート紹介

オールブラックコーデ
全身ブラックの引き締まったスタイルに、シルバーアクセの輝きが絶妙なアクセントに。無駄を削ぎ落としたミニマルな装いだからこそ、ジュエリーの存在感が際立ちます。

デニムシャツ×レザーベルト
デニムシャツとレザーのベルトに合わせは、ネイティブアメリカンの精神を感じさせるイーグルモチーフが、アメカジスタイルに深みを与えてくれます。

レザーライダース
タフなレザーライダースに合わせれば、男らしさだけじゃなく信念まで感じさせるスタイルに。大人の無骨コーデに仕上がります。

鷲見太郎のアイテムは、身につけたときの存在感が格別。人気・希少性ともに高く、状態が良ければ買取価格も安定しています。こうしたこだわりのコーデは、アイテムの価値をさらに引き立ててくれますね!
鷲見太郎(TARO WASHIMI)の購入について
鷲見太郎アイテムは、正規店や公式オンライストアにて購入が可能です。
鷲見太郎正規店

鷲見太郎の正規店は日本国内に5店舗あります。実際の商品を目で見て購入できるので、安心感があります。
店舗名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
伊勢丹新宿メンズ店 | 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 メンズ館1F | 03-3352-1111 |
阪急メンズ東京店 | 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急メンズ東京 B1階 アクセサリー | 03-6252-1381 |
阪急メンズ大阪店 | 大阪府大阪市北区角田町7番10号 阪急メンズ大阪 1F | 06-6361-1381 |
ルクアイーレ店 | 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ 8F イセタンメンズスタイル | 06-6485-7999 |
JR京都伊勢丹店 | 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR京都伊勢丹店 6F | 075-342-5785 |
鷲見太郎オンラインストア

鷲見太郎の公式サイトでは、最新のコレクションや限定モデルを購入できます。在庫状況や新作情報も随時更新されているため、定期的にチェックしてみてください。店舗が近くにない方や時間がない方にはオンラインストアでの購入がおすすめです。
まとめ
こちらの記事では、鷲見太郎(Taro Washimi)について、ブランドの歴史や魅力、おすすめアイテムを紹介しました。この記事を読めば鷲見太郎の魅力を理解できるはずなので、是非参考にしてみてください!
ブランド古着専門店LIFEでは、鷲見太郎のアイテムを取り扱っております。過去のモデルをお探しの方も、使用しなくなったアイテムを買い取って欲しいという方も、ぜひ当店をご利用くださいませ!ブランドの専門知識が豊富な専門アドバイザーが在籍しており、相場に合った最適な買取価格を算出します。また、鷲見太郎買取ページでは買取情報などを詳しくご案内していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
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