皆さんこんにちは。ライフスタッフの須田です。
東北地方は8月に入ってから各県で記録的な大雨が続いており、宮城も一週間と晴天が続かない状況。
長期天気予報を期待しても予定日が近づくにつれて雨予報に変わってしまうので事前予約が必要なキャンプ場などはやはり予約を躊躇してしまいます。多少のにわか雨程度ならと思うのですが、落雷を伴うのとやはり降水量が半端ないので8月中は半ば諦めかけてます(涙)
そんなこんなで8月に入ってまだ1度もキャンプに行けてない私ですが、また中古で幕体を購入してしまいました!
しかも2つも…
この2点はまだ実践投入しておりませんので、そのうちこちらのブログに感想等を書かせて頂くとして、今回のネタなんですがやはりキャンパーの皆さんが必ずこれはやるであろう焚火!
その焚火に欠かせない薪ストーブでSAVOTTA(サヴォッタ) のビッグバッドストーブに関して色々とお話をさせて頂きます。
SAVOTTA(サヴォッタ)について
SAVOTTA(サヴォッタ)は1955年に北欧のフィンランドで誕生したブランドです。
バックパックやネイチャーストーブ、サウナテント等を展開し、民間向けのみならず軍や警察、赤十字社等と提携し、特殊用途の高機能な製品を製造し
特にフィンランド国防軍とは、50年以上にわたって提携関係を結び、命に関わる現場での、品質に対する厳格な要求に答える製品開発を続けてきてます。
SAVOTTA(サヴォッタ)は日本だとバッグパックが一番知られているかなと言う印象で323や339はブッシュクラフト好きの方がYouTubeなんかで山奥に分け入っていく時等よく背負われてるのを目にします。
公式HPでは販売されていないラックサック LJK モジュラリやラックサック 50などの大型フレームサックは入手が困難で高額ですが欲しいモデルの一つです。
実は私も最初は大容量のバックパックが欲しくてSAVOTTA(サヴォッタ)の存在を知りました。
ただし大型のバックパックはいかせん高額で購入を断念、そもそも車での移動がメインのキャンプでバックパックは不要だと一旦は納得したのですが別のアイテムが気になりだしたのです。
なんとも可愛らしいデザインの小型薪ストーブでそれまで見ていたファイヤーボックスやブッシュクラフトエッセンシャルズのストーブとは一線を画しています。
それに数年前まではまだSAVOTTA(サヴォッタ)の薪ストーブはあまり市場で目にする事が無く、小型の薪ストーブが1台は欲しいと思っていたので巷に溢れ返っているファイヤーボックスではなくSAVOTTA(サヴォッタ)のハッピーストーブを購入した次第です。
さて数日後商品が自宅に届き、わくわくしながら箱を開けて純正のソフトケースから中身を広げてみます。
「ん?」
ハッピーストーブは名の通り正面からの面構えが笑っている人の様な表情なのですが届いたそれは明らかに怒っている表情…
「ビッグバッドじゃん!!」
そうなんです。販売元がハッピーストーブとビッグバッドストーブを間違って送ってきてしまったんです。
慌てて販売元にメールしますが申し訳ございませんと謝られつつ現在在庫無しで入荷までに数週間かかるとの事。
それで今回は若干サイズの大きいビッグバッドストーブの方が¥1000程高いですがハッピーストーブの価格分だけ頂きますがそれでよければ今回送ってしまったビッグバッドストーブで如何でしょうかと言う返事。
面構えで決めたので数週間後のハッピーストーブ再納品まで待とうかと思いましたが、商品が届いてしまうと今度は一刻も早く試してみたくてしょうがない。
結局は強面のビッグバッドストーブが私の手元に収まった訳です。
下の画像は数回使用して怒った顔から若干やさぐれ感の出たビッグバッドストーブです。
ビッグバッドストーブの良い点と悪い点
ビッグバッドストーブクラスの小型薪ストーブはコンパクトでパッキングの際も場所も取らないのがまずメリットとしてあげられます。
先に述べたファイヤーボックスやブッシュクラフトエッセンシャルズと同様に収納時は四角く厚みもさほど取らないのでソロストーブ社のライトやワイルドウッドストーブの様な丸いタイプより収納性は優れていると感じます。
次に実際に使用してみてですが、少ない小枝や松ぼっくり等でも良く燃焼します。コンビニ袋いっぱいくらいの小枝の量で夏場なら日が暮れてからの着火で22時位までは余裕で燃焼してくれます。
薪自体もキャンプの度に購入となるとかなりお財布に響きますので、落ちてる枝だけで火元を確保できるのは嬉しい点です。
また小型であっても調理には十分な大きさと安定感なので米を炊いたり、肉を焼いたり、小型のダッジオーブン位なら対応可能、火力も申し分ないのでしっかり焚火を楽しめます。
では残念な点はどういった所なのかですが…
ファイヤーボックスのFB-FS1やブッシュクラフトエッセンシャルズのBushbox LFの様にワンアクションでセッティングが出来ず本体を5枚のステンレススチールのパネルで組み立てなければならないので上記のモデルより設置に多少の時間が掛かります。
慣れればどうってことないですがものぐさな私はちょっと苦手な作業です。
それと薪を使用する場合ですがどこにでも売られている様な市販の薪の長さでは本体に全て収まりません。
小型薪ストーブ用の小薪を購入するかのこぎりでカットして使用、もしくは正面の口から薪を突っ込んで燃えてない部分を外にだしつつ調整していく感じです。
それと灰受けが無いので下に灰が溜まると燃焼効率が落ちます。
溜まった灰を上手くよけて再度の空気穴から上手く空気を内部に取り入れられる様に調整しければならないのが手間です。
構造が単純な分そういった点はファイヤーボックスやブッシュクラフトエッセンシャルズに分があるかなぁと感じてしまいます。
感想
販売価格がファイヤーボックスやブッシュクラフトエッセンシャルズに比べ半分位ですから機能面で多少劣るのは仕方ない事だと思っています。
ただここにきて注目され始めているのか、県内ですがとあるアウトドアショップにふらりと入ったら他メーカーの小型薪ストーブと並んでSAVOTTA(サヴォッタ)のストーブが置いてあったんです、しかもビッグバッド、ハッピーだけでなくグランピーまで!!
購入するに苦労したのに近所に3タイプ揃って置いてあったんでちょっとショックでしたがSAVOTTA(サヴォッタ)の認知度が低いのかあまり売れている様な気配は有りませんでした(笑)
私的には巷に溢れ過ぎる事の無いちょっとニッチな北欧のアウトドアブランド位の立ち位置でいてほしいなと思う次第で有ります。
あと現物を目にしましたがやっぱりビッグバッドストーブよりハッピーストーブの方が良かったなぁ…と思ってしまいました!!
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